気になるシールド内側の曇りを防止&世界初の画期的機能も!! ピンロック機構対応の防曇フィルムがミツバサンコーワから新登場

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ミツバサンコーワ ユールック|防曇フィルム

ドライブレコーダーやセキュリティ用品メーカーとしておなじみのミツバサンコーワが総代理店として発売する「ULOOK(ユールック)」は、ライディング時に目ざわりなシールド内側の曇りを防止するピンロックシステム対応型の防曇(ぼうどん)フィルム。曇り止め機能に加えて、ユーザーごとの好みに応じた付加価値のついたフィルムを選択できるのが特長です。

●文/写真:ウィズハーレー編集部(栗田晃) ●BRAND POST提供:ミツバサンコーワ

ドライブレコーダーでおなじみのミツバサンコーワがピンロック機構用シートを発売する理由とは?

フルフェイスやジェットタイプの標準シールドの内側に、もう1枚フィルムを追加するピンロック機構。当初はハイグレードモデル専用の装備でしたが、実用性の高さが認められ、今では多くのシールドに採用されています。

ピンロック機構付きシールドに装着するフィルムは「防曇(ぼうどん)フィルム」と呼ばれ、その名の通り目的は曇り止めです。シールドとフィルムの間に隙間を設けて断熱層として、シールド表面とヘルメット内部の温度差によって発生する結露や曇りを防止するというアイデアは、家庭用のガラスに採用されている二重窓と同様です。

ミツバサンコーワが総代理店として発売する「ULOOK(ユールック)」は、日本製のフィルム素材を使用し台湾で製造された製品です。ヘルメットと直接関係のないメーカーがピンロック機構用フィルムを取り扱うことに違和感を覚えるかもしれませんが、同社ではこれを”安全運転支援アイテム”と位置づけています。ミツバサンコーワを代表する人気製品であるドライブレコーダーが走行中の様子を録画する一方で、ULOOKがヘルメット内の曇りを防止しライダーの視界を確保し続けることで、安全なライディングを実現するというわけです。

シールドの内側にフィルムを装着することで、二重窓効果による曇り止め=防曇効果のあるピンロック機構。実用化された初期の頃は上位モデルにのみ採用されたが、現在では様々なメーカーのフルフェイス/ジェットタイプに広く普及している。国内メーカーのアライ/SHOEIなどだけではなく、HJC/LS2といった世界でのヘルメットシェア率が高いメーカーにも実装されている。

フィルム外周のシリコンシールがシールド内側に密着することで、シート戸の間に僅かな隙間が生まれて曇りを防止する。ULOOKはヘルメット内部側に吸湿発散性フィルムを使用することで、さらに強力な防曇性能を実現。ECE R22-05規格のテストでは、180秒曇らない高い防曇性能を記録している。

ヘルメット(シールド)に応じて開発された、目的に応じて選べる6種類のフィルムは高機能でリーズナブル

シールドの内側にセットする防曇フィルムは、ヘルメットメーカーが自社製シールド用に製造した専用タイプのピンロック機構用フィルムと、ピンロック機構を使用せず貼り付ける汎用タイプに二分されます。

ULOOKはヘルメットメーカー製でないにもかかわらず、ヘルメットメーカー純正シールドのピンロック機構に対応(現在はアライ/SHOEI製シールドに対応)しているのが特長です。

シールドの形状や曲率はヘルメットによって異なります。汎用品はあくまで汎用なので、あらゆるシールドにフィットするとは限りません。先述の通りシールドとシートには一定の隙間が必要です。そのためには装着後の形状を考慮した設計が重要。純正シールドのピンロック機構を使用するULOOKは、シールド内面形状に合わせた設計を行うことで、全面的にフィットして隙間やシワが寄ることはありません。

素材にもこだわりが詰まっています。耐久性に優れた強化樹脂を中心に挟み込んだ3層構造のフィルムは日本製で、ヘルメット内側に面するフィルムはそれ自体に湿気を吸収/放散する機能が備わっています。シールドとシートとの間の空気層に加えてフィルムも呼吸することで、高い防曇性能を実現しているのです。

安全運転支援の観点から、表面処理が異なる製品をラインナップしているのもULOOKの特徴です。オールマイティに使えるクリア、まぶしい日差しを遮るスモーク、路面のコントラストを強調するピンク、夜間走行時の視認性に優れるイエロー、日中の照り返しによるギラつきを抑える偏光タイプ、周囲の紫外線によって光線透過率が自動的に変化する調光タイプの全6種類が用意されています。

紫外線によって自動的にクリア~スモークに変化する、世界初の画期的調光シートが快適で安全なライディングを実現!!

6種類のバリエーションの中で画期的なのが、暗い場所ではクリア、明るい場所ではスモークに変化する調光フィルムです。ピンロック機構に装着できる防曇フィルムとしては世界初となります。日中から夜間にかけて走行するツーリングでは、クリアシールドかスモークシールドかの選択が難しいものです。その悩みを解消するのがインナーバイザー付きヘルメットですが、新たなメカニズムを組み込むことで帽体のコンパクトさや重量では若干のネガティブ面も存在します。

ULOOKの調光シートは、3層構造の表面側に紫外線に反応する素材を使用することで、フィルム自体がクリアからスモークまで無段階で変化するのが最大の特長です。紫外線で色が変わるフィルム自体は以前からありますが、トンネルに出たり入ったりする移動体には変色のレスポンスが追いつかないという弱点がありました。しかし、調光技術の進化によって変色時間がわずか数秒まで短縮されたことで、防曇フィルムへの実用化が実現したのです。

インナーバイザーのないヘルメットのシールドはクリアかスモークの二者択一で、予備シールドを持ち歩かない限り夜間か日中のどちらかは妥協せざるを得ませんでした。しかし調光フィルムなら周囲の環境に関わらず快適なライディングが可能です。もちろんシールド内側の曇りを防ぐ機能は他のシートと同様なので、ヘルメット内外の温度差が大きい冬期や湿度差が大きい雨天時にもクリアが視界が持続します。

既存の防曇フィルムの常識を覆し、ライディング時の安全性と快適性を両立するULOOKは、多くのライダーにとって役立つアイテムとなることは間違いないでしょう。

ULOOKの中で最も画期的な調光=カメレオンフォトクロミックシート。シールド自体が透明からスモークに調光するものはあったが、ピンロックシートの色が変わる製品はこれまでになく、調光機能としても圧倒的にリーズナブル。レスポンスの良い紫外線反応剤が実用化されたことで製品が実現化した。

SHOEI J-FORCE IVに調光タイプ(4950円)を装着した例。カメレオンフォトクロミックと呼ばれる調光シートは紫外線の変化に対してレスポンスが良いのが特長。高速道路で連続的にトンネルを通過する際など、光量が自動的に補正されるありがたさを実感できる。

室内で紫外線ランプを半面だけに当てると、数秒で均等なスモーク状態になった(写真右側)。切り替わりは単純なONかOFFではなく、紫外線の強さによって色の濃さが変化する。ツーリング時に重宝するのはもちろん、街乗りでも日が傾いて直射日光が射し込むような時の視界確保に有効だ。

左からクリア(2530円)/イエロー(3080円)/ピンク(3080円)/スモーク(3080円)/偏光タイプ(4950円)。これらはすべてSHOEI CJ-2/CJ-2SPシールド用。シールドによって形状やピンロックの位置がまちまちなので、ULOOKもヘルメットメーカーのシールドごとに専用品が用意されている。

ARAI RX-7Xにイエローを組み合わせた例。VAS-Vシールド専用デザインのためアイホールやブローシャッターのデザインに即したシート形状となっている。イエローカラーは、ライト類の眩しさを抑えながらコントラストが明確になるため、夜間の視認性向上に有効。

販売第1弾のラインナップ

アライ適合シールド(ヘルメット)

  • VAS-V(RX-7X/ASTRO-GX/XD)
  • VAS-Z(VZ-RAM)

SHOEI適合シールド(ヘルメット)

  • CWR-F(X-Fourteen)
  • CWR-1(GT-Air/GT-Air Ⅱ/Z-7/RYD/NEOTEC Ⅱ/QWEST/X-TWLVE/XR-1100/Z-6/NEOTEC)
  • CJ-2(J-FORCE IV/J-Cruise Ⅱ/J-Cruise)
  • CJ-2SP(J-Cruise Ⅱ/J-Cruise)※V-440バイザー装着用シールド

上記モデルの価格は共通で、クリア(2530円)/イエロー(3080円)/ピンク(3080円)/スモーク(3080円)/偏光タイプ(4950円)/調光タイプ(4950円)。

適合シールドはアライ/SHOEIのモデルはもちろん、他のヘルメットメーカーも含め順次拡大予定とのことです。

装着方法

ULOOKをシールドに装着するする際は、ピンロック間の幅を確保するためシールドを大きく広げる必要がある。押し広げる際に不安になるかも知れないが、ポリカーボネート製の純正シールドは転倒時の衝撃でも割れないよう設計されているので、心配は無用だ。

シート外周の切り欠きをシールドのピンに引っ掛けて、内側のシリコンシールをシールドに密着させながら反対側のピンに差し込むように取り付ける。シリコンシールが浮いていると防曇性能が発揮できないので、隙間ができないよう貼り付けることが重要。

株式会社ミツバサンコーワ開発部の上原聡太氏。ETC車載器/セキュリティ用品/ドライブレコーダーに加えて、ライダーの視認性を向上させるアイテムを提供することで、安全なライディングの一助になることを目的にULOOKの取り扱いを開始。「他メーカーのシールドに対応する製品も順次開発予定なので、ご期待ください」とのこと。


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