高い機能性で快適なツーリングを約束するオフロードヘルメットEXPLORER F(エクスプローラーF)の実力を体感!

  • 2022/03/21 10:00
  • BRAND POST[PR]: LS2 HELMETS
EXPLORER Fのメインカット

2022年2月に新登場したLS2 HELMETSの「EXPLORER F(エクスプローラーF)」は、オフロードだけでなくオンロードでも有効な機能を満載した多機能さが特徴。トレールモデルはもちろんのこと、ビッグオフからアドベンチャーモデルまで最適なマッチングを見せます。そんな注目のニューモデル「エクスプローラーF」をバイク関連の雑誌やWEBで活躍するフリーライター谷田貝洋暁氏に実際に使用していただき、そのレビューを伺いしました。

●文:谷田貝洋暁 ●写真:関野 温 ●BRAND POST提供:LS2 HELMETS

オンロードからオフロードまでエクスプローラーFを実走テスト

EXPLORER Fの画像

EXPLORER F:MATT BLACK WHITE

歪みの少ないクリアな視界を実感!

シールド付きのオフロードヘルメットは構造的にシールドを見やすく作るのが難しい。というのも運動量の多いオフロードで使うヘルメットは呼吸のしやすさを求めてチンガードを前方に大きく尖らせているからだ。

これがオフロードヘルメット独特の雰囲気を醸し出すのだが、そこにシールドを付けると極端に歪んでしまい視界を妨げてしまうのである。

そのためシールド付きオフロードヘルメットは、多かれ少なかれチンガードの張り出しを最小限にして歪みの少ない視界を確保するのが一般的だ。

しかし、「エクスプローラーF」を見てみると、しっかりチンガードを飛び出させたオフロードテイストの高いデザインを採用している。

「シールドが大きく湾曲して視界は結構歪むんだろうな…」なんて邪推しながらかぶってみたのだが……思ったよりも遥かに視界の歪みが少ないのだ。

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シールドの湾曲を抑えた「エクスプローラーF」はオフロード走行がしやすい。

高速道路でも挙動は良好!使い勝手もいい

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バイザー付きだが、常識的な速度で走る分にはブレや振られもない。

続いて高速道路を走行してみる。この手のシールド付きオフロードヘルメットで気になるのは、バイザーによる風の抵抗の受け具合と、左右への振られ具合だ。

「エクスプローラーF」は時速100㎞/hレベルでの走行では、妙なフレを起こすこともなく、風切り音にしてもバイザー付きオフロードヘルメットとしては普通なレベル。

手動3段階で調整が可能なバイザーも走行風で動いてしまうなんてこともない。

EXPLORER Fの画像
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ピークバイザーは先端を持って上げ下げするだけで、3段階に高さを調整できる。

またユーティリティ面も非常に考えられている。テストは真冬の2月に行ったが、ヘルメット下部からの巻き込みを防ぐ“チンカーテン”のおかげで、ベンチレーションを閉じれば気密性が高くなり寒さを感じにくい。

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チンガード部分下部(赤点線で囲った部分)にあるのが“チンカーテン”で、呼吸しやすさを優先したい場合は取り外すことも可能。

非常に使い勝手が良かったのは、アゴ紐のラチェットバックルだ。差し込むだけでワンタッチで装着できるのはもちろん、脱ぐ場合にもマグネット留めされているタブを引っ張ればワンタッチでアゴ紐が外れる。

しかも、ラチェットシステムとは別に、Dリングも装備しており、ヘルメットホルダーが使えるようになっているのも心憎い。

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ラチェットタイプのバックルはタブを引くだけで簡単にリリース。

EXPLORER Fの画像
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インテークは顎部と頭部の2ヶ所。アウトレットは後頭部に排気ポートを装備。シールドも装備し、ベンチレーションシステムをしっかり閉めれば冬でも寒くない。

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シールドのリリースボタンは前方中央にあり、右手でも左手でも操作しやすい。

インナーシールドの使い勝手がいい「エクスプローラーF」

「エクスプローラーF」には、スモークタイプのインナーバイザーが装備されている。ヘルメット左側には、このインナーバイザーを操作するためのレバーがあるが、グローブのままでも操作しやすく、レバーのタッチも軽い。

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インナーバイザーは左側のレバーで開閉。走行中でも操作しやすい工夫がされている。

インナーバイザーは、シールド同様、UVカット仕様なうえに、スモークが強めでしっかりと太陽光を遮断してくれる。ツーリング時の眼精疲労軽減にとても効果があるだろう。

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雨の日や冬季の曇り止めに効果的なピンロックシートが付属している。

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メガネのツルがさしやすいグラッシーズフィッティング内装で、インカムのためのスピーカーホールも浅めだが装備している。

オフロード走行でも使い勝手の良さが光る

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通常のヘルメットとは全く異なる性能が求められるオフロードセクション。「エクスプローラーF」の実力はどうなのか? まず気に入ったのは呼吸のしやすさだ。デザイン的に大きな特徴であるチンガードの張り出しだが、息の上がるオフロード走行ではこの部分のエアボリューム確保が非常に重要となる。

チンガードが大きく張り出した「エクスプローラーF」は、そんな状況でも息苦しくない。シールド付きのツーリングモデルのオフロードヘルメットでここまで呼吸がしやすいモデルもなかなか珍しい。ピンロックシートも標準装備なので、視界が曇らないのも快適だ。

また、さらに運動量が増えると息苦しくなって走行中にシールドを上げたくなるのだが、そんな場合はインナーバイザーが大活躍する。というのも、オフロード走行では枝や虫など走行中の眼球ヒットが非常に怖い。

目を守るにはゴーグルが最適なのだが…、ゴーグルを持ち運ぶのは意外と面倒なもの。そんな場面ではインナーバイザーを下ろせば、最低限目を守ることができる。もちろんダストを防ぐ機能はないので本格的なコース走行には向かないが、林道ツーリングレベルでは十分。これはなかなか便利な機能だ。

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大量の発汗を伴うオフロード走行で便利なのが、洗える着脱式の内装システム。

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第三者によるチークパッドの摘出が可能で、ヘルメットが脱がしやすくなるエマージェンシーシステムも搭載。

コストパフォーマンスが高い「エクスプローラーF」

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ツーリング用のシールド付きオフロードヘルメットとして、非常に高い性能を有している「エクスプローラーF」だが、驚くのはその価格。なんと税込3万4980円という低価格を実現しているのだ。

しかも、他のLS2 HELMETSの製品同様、ヘルメットバッグ、ヘルメットポーチ、ピンロックシート、ヘルメットサポートなど豊富な付属品を標準装備しているのも好印象。

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メッシュタイプのヘルメットバッグ(左)、ピンロックシート(右上)、ヘルメットサポート(右下)

サイズは、S、M、L、XL、XXLの5サイズで、帽体は3シェル(S/M-L/XL-XXL)で、重さは1685±50g~1815±50gと、この種のヘルメットとしてはかなり軽めなのもいい。

この「EXPLORER F」がひとつあれば、高速走行を含めたロングツーリングや日常使いはもちろん、割と本格的な林道走行まで行えて非常に便利だろう。

テスター

テスター谷田貝

タンデムスタイル、レディスバイクなどの二輪雑誌の編集長を務めた後、フリーランスに。雑誌/ウェブ媒体へ寄稿した試乗記事は1000稿超。

LS2 HELMETS EXPLORER F

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価格 :3万4980円(税込)
サイズ:S、M、L、XL、XXL
カラー:MATT BLACK ORANGE、MATT BLACK WHITE、CAMO TITANIUM GREEN
付属品:ヘルメットバッグ、ヘルメットポーチ、ピンロックシート、ヘルメットサポート


※本記事は株式会社セイデンが提供したもので、一部プロモーション要素を含みます。※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。