
アライヘルメットは、オープンフェイスヘルメット『CLASSIC AIR(クラシックエアー)』の質感をさらに高めた『CLASSIC AIR DX』を発売する。販売開始予定は2025年6月中旬だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:アライヘルメット
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様
『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備しない、シンプルなシルエットを特徴としている。また、帽体形状がコンパクトな『スモールジェット』であることもこのモデルの魅力となっている。
このたび発売される『CLASSIC AIR DX』は、とくに旧車に合うこのモデルの質感をさらに高めたもので、特殊ラメフレーク塗料を使うことで通常のカラーでは実現できない『ラメ感』を作り出すことに成功。さらにダークカラーと合わせることで、ラメが持つきらびやかさを前面に押し出すことなく、上品な質感を演出している。
カラーバリエーションは、ブルー(濃青)、グリーン(深緑)、レッド(紅)、ブラウン(茶)の3色がラインアップされる。いずれも個性的かつ落ち着いた色合いで、ウエアのコーディネートに悩むことなく着用できるカラーだ。
また、アライヘルメットが1970年代前半に採用していたデザインを復刻したフロントマークを使っているのもDXならではのディテールだ。
『CLASSIC AIR DX』は、帽体表面にエアダクトを持たないが、『エアフローライナ・ベンチレーション』と『エアースルー』によって帽体内側に通気経路を確保。外気を取り入れてヘルメット内部の熱気や湿気を排出する機構を持っている。
内装システムは着脱可能で、消臭・抗菌効果を持つ素材を採用。いつでも清潔な状態をキープできる。
シールド装着用のドットボタンを備えているので、アライ純正オプションの『ニューコンペシールド』(クリアー:6380円、スモーク:7040円)を装着すると快適性が大幅に向上する。また、『ピーコックヒサシ』(白:850円、黒:935円)は朝夕の陽射しが眩しいときの安全性を高められるし、林道走行の際は木の枝や葉から顔面を保護する役割も果たす。
もちろんゴーグルとの相性も抜群で、好みのゴーグルと合わせてバイクファッションを楽しむことができるのも美点だ。
旧車とのコーディネートが良好なのはもちろんだが、気軽に着用できるためスクーターでの街乗りのほか、スクランブラーやオフロードバイクにも似合うし、このヘルメットの機能性を存分に生かすことができる。
Arai CLASSIC AIR DX
●価格:4万6200円 ●サイズ:55-56、57-58、59-60、61-62(cm) ●色:ブルー、グリーン、レッド、ブラウン ●規格: JIS ●帽体:cLc ●内装:抗菌・消臭内装 ●2025年6月中旬発売予定
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
上旬発売:アライ アストロGXオルロイ アライヘルメットからは、ツーリングユースに特化したフルフェイス「アストロGX」のニューグラフィック「ORLOJ(オルロイ)」が12月上旬に登場する。この独特なネ[…]
アイルトン・セナ 1992年 ショウエイX-4 1992年のベルギーGPでアイルトン・セナがレースで着用した本物。お値段は驚愕の1億4360万円で落札されています。ヘルメット自体はショウエイX-4レー[…]
バイクは、心と身体をひとつにするスポーツ。心の健康法そのものです。 アメリカは情報革命の最先端を行く国です。そのアメリカの製薬業界が今、開発にもっとも力を入れてるのは心の病=うつ病の薬と聞きます。 医[…]
KADOYAとAraiのコラボモデルがTX-STRADAに登場! 東京・浅草を拠点とする、日本の革ジャンの老舗『KADOYA(カドヤ)』と、アライヘルメットのコラボレーションモデルが登場する。 MGグ[…]
ノスタルジーとラグジュアリーを共存させたカドヤとのコラボモデル 創業90周年を迎えた日本のレザージャケットの雄、カドヤのスペシャルグラフィックをあしらった『RAPIDE-NEO KADOYA』は、格子[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
瞬時に色が変化! 防曇シートに調光機能を加えた「e:DRYLENS」 SHOEIが、ライディング中のクリアな視界を実現するための新たなアイテムをリリースする。その名も「e:DRYLENS」は、ベースと[…]
上旬発売:アライ アストロGXオルロイ アライヘルメットからは、ツーリングユースに特化したフルフェイス「アストロGX」のニューグラフィック「ORLOJ(オルロイ)」が12月上旬に登場する。この独特なネ[…]
アイルトン・セナ 1992年 ショウエイX-4 1992年のベルギーGPでアイルトン・セナがレースで着用した本物。お値段は驚愕の1億4360万円で落札されています。ヘルメット自体はショウエイX-4レー[…]
KADOYAとAraiのコラボモデルがTX-STRADAに登場! 東京・浅草を拠点とする、日本の革ジャンの老舗『KADOYA(カドヤ)』と、アライヘルメットのコラボレーションモデルが登場する。 MGグ[…]
ノスタルジーとラグジュアリーを共存させたカドヤとのコラボモデル 創業90周年を迎えた日本のレザージャケットの雄、カドヤのスペシャルグラフィックをあしらった『RAPIDE-NEO KADOYA』は、格子[…]
人気記事ランキング(全体)
インカムが使えない状況は突然やって来る!ハンドサインは現代でも有効 走行中は基本的に1人きりになるバイク。たとえ複数人でのマスツーリングだとしても、運転中は他のライダーと会話ができないため、何か伝えた[…]
寒暖差が大きくても着替えずに対応できる! ワークマンのヒーターウエア『WindCore(ウインドコア)』シリーズは、電熱ヒーターを内蔵する防寒アイテム。別売りのバッテリー(4900円)は必要だが、もの[…]
お待たせしました経過報告です 前回のラバゲイン記事、おかげさまで大反響をいただきました。ありがとうございます! そして同時に、「続編が知りたい!」「その後どうなったの?」「どれぐらい持つの?」「いつま[…]
昔ながらの構成で爆発的な人気を獲得 ゼファーはレーサーレプリカ時代に終止符を打ち、以後のネイキッドの基盤を構築したモデルで、近年のネオクラシックブームの原点と言えなくもない存在。改めて振り返ると、’8[…]
BLESS CREATIONのカーボン外装をまとう カーボン外装メーカー・ブレスクリエイションの高い質感と造形の美しさのX350専用外装に惚れ、編集部号にも装着することにした。フロントフェンダー/ラジ[…]
最新の投稿記事(全体)
バニャイアにとって「新しいモノはいいモノ」じゃなかった MotoGPマシンがあまりにも速くなりすぎたこともあって、再来年にはレギュレーションが大きく改定されることになった。 エンジンは850ccに、空[…]
戦闘力を高めるヘッドギア「ダインギア ヘッドアーマー」 クロスカブ110の個性をさらに際立たせ、カスタムの方向性を決定づけるほどの高いデザイン性を持つパーツが登場した。それがダイバディプロダクションが[…]
粘り強い100mmボアビッグシングルと23Lタンク KLR650の心臓部は、水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒エンジンだ。排気量は652ccで、ボア径はなんと100mmにも達する超ビッグシングルと[…]
きっかけは編集部内でのたわいのない会話から 「ところで、バイクってパーキングメーターに停めていいの?」 「バイクが停まっているところは見たことがないなぁ。ってことはダメなんじゃない?」 私用はもちろん[…]
ワールド経験者と全日本ホープが加入! FIM世界耐久選手権(EWC)を戦っているTeam Étoile(チーム・エトワール)が2026年のライダーラインナップを12月12日(金)に発表しました。 2[…]
- 1
- 2











































