
4月20日(日)、千葉県の袖ケ浦フォレストレースウェイにて、株式会社WITH MEが主催する『CBファンミーティング2025』が開催された。“CBファンによるCBファンのためのCBミーティング”を謳うこのイベント、自らが熱狂的なCBファンであるWITH ME代表・丸山浩さんの気持ちが込められたイベントだ。
●文と写真:ヤングマシン編集部(マツ) ●外部リンク:CBファンミーティング2025
丸山さんのCB好きをホンダも公認!
ヤングマシン読者ならおなじみのプロライダー・丸山浩さん。1990年代前半にはCB1000スーパーフォアでテイストオブフリーランス(現テイストオブツクバ)を沸かせ、CB900Fを長年の愛車とするなど、ご本人も“CB愛”を公言しているほどホンダCBとは関わりが深い。
丸山 浩さん
そんな丸山さんが率いるWITH MEが2022年から開催しているのがCBミーティング。これはホンダが主催していた『CBオーナーズミーティング』が2020年で中断してしまったのを受け、“ホンダがやらないなら俺がやる!”と、丸山さんが発起人となり立ち上げた経緯を持つ。
“CBファンによるCBファンのためのCBミーティング”というテーマのとおり、CBファン同士の情報交換や交流がその目的で、現CBオーナーはもちろん、とにかくホンダCBが好きなら誰でも参加OK。“とにかくCBを盛り上げたい”という丸山さんの気持ちが込もったイベントだ。
そんな功績が認められ、丸山さんは今年からホンダ公認の“CBアンバサダー”に就任。そんなコネクションをフル活用(?!)し、イベント会場には先の東西MCショーで世界初公開されたばかりの「CB1000Fコンセプト」が持ち込まれ、新旧CBファンから熱い視線を浴びていた。
CBなら何でもOK、誰でもOK!!
イベントとしてはホンダによる車両展示や物販、さらに用品メーカーの出展ブースなどを展開。CB1000Fコンセプトの開発を統括したホンダの坂本順一さんが来場し、丸山さんとトークショーを行ったほか、メンバーのひとりがCBR400Fに乗っている…という縁で、アイドルグループのミニライブも開催された。
その中で、イベントの目玉となったのが袖ケ浦フォレストレースウェイのコースを周回するパレードラン。当日、会場には500台近いCBが集結したが、その中の約400台が参加し、1周約2.4kmのコースは文字通りCBに埋め尽くされた。
会場はCB1000/1300のビッグ1系を筆頭に、空冷のCB1100や、CB400SFやヨンフォアなどの中型系、OHCのCB750フォア、さらに6気筒のCBXなど、さまざまなホンダCBが来場。中でも体感的に多く感じられたのが、空冷DOHCのCB750/900/1100F系で、ノーマルからカスタムまでいろいろな仕様が楽しめた。
2026年の当イベントにはこれら歴代CBに加えて、車名からコンセプトが外れ、市販されたCB1000Fが参加してくれることになるはずだ。CBミーティングが盛り上がるのはまだまだこれから?!
パレードランは大迫力
約400台が参加し、途切れなくCBが袖ケ浦FRWを埋め尽くしたパレードランは大迫力! 先導は丸山さんに加え、ヤングマシン本誌でおなじみの全日本ライダー・岡崎静夏さんが務めた。
バイク女子に愛車撮影会
メンバーの糸川ひなさん(紫色の衣装)がCBR400Fに乗るバイク女子…ということで、アイドルグループ「このアイドルはフィクションです。」のミニライブも開催。CB繋がりなら何でもアリ!!
他にも愛車がCBという”CB女子”が大集結。後列左から梅本まどかさん(タレント)/Mitoさん(インフルエンサー)/糸川ひなさん(アイドル)/本川まあささん(タレント)/小鳥遊レイラさん(丸山さんのYouTubeチャンネル『モーターステーションTV』などで活躍)/采女華さん(タレント)/岡崎静夏さん(全日本ライダー)。前列右端は司会を務めた木村亜美さん(やはりCB乗り)。
バイク雑誌『ヘリテイジ&レジェンズ』による来場者&愛車の撮影会『ザ・グッドルッキンバイク撮影会』も開催。撮影はプロのカメラマンで、参加は無料&CB以外でもOK。撮影した写真は全員が誌面に掲載されるというからウレシイ。
ホンダの開発者も来場
ホンダで大型ファンモデルの開発を統括している坂本順一さん(左)は、学生時代に桜井ホンダからNK4に参戦していた経験も持つ”乗れる”開発者。当日はCB1000Fコンセプトについて丸山さんとトークショーを行い、丸山さんのゴリ押し?!に負けてサプライズまで演出!(内容は来場者だけのヒミツです)
ホンダもブースを展開し、2台のCB1000Fコンセプトを展示したほか、CB1300SF/SBのファイナルエディションを展示。こちらも来場者の注目を集めていた。
ホンダブース内ではCB1300ファイナル用の純正オプションパーツも展示。TSRの「フルエキゾースト FInal Editon(32万4500円)は、サイレンサーや触媒部にファイナルエディションのロゴを刻んだ特別仕様。サイレンサーはチタン(シルバー色。31万3500円)と、焼色を入れたファイヤーポリッシュ(32万4500円)の2種を設定する。
CB1300ファイナルのTSRパーツには「Final Edition」とロゴが刻まれたラジエターコアガードも。奥の「PROJECT BIG1」バージョンと同価格で、シルバーが2万2000円、ブラックが2万5300円。
こちらは同じくCB1300ファイナル用のモリワキ製パーツ。「Final Edition ZERO GOLOスリップオンマフラー」は10万4500円。他にバックステップ(7万3700円)やフレームホールプラグ(7150円)なども。
参考出品されていた「PROJECT BIG1」のロゴ入りチェーン。RKのXREがベースで、純正装着品に対しインナープレートもメッキされる上級仕様。カラーは黒と金だが、反応によっては他の色も検討するとのこと。CB1300ファイナル用オプションは他にもいくつか準備中らしい?!
サイン・ハウスもブースを展開。インカムのB+COMに加え、洗車に超便利な”スパイサー”ブランドのポケッタブル高圧洗浄機やジェットファンなどを展示した。
こちらはシュアラスターのブース。定番商品のガラスコーティング剤「ゼロフィニッシュ」のほか各種製品を展示即売。最近販売を開始したスタンド付きのチェーンメンテナンスセットなどが人気の模様。
出版社であるモーターマガジン社もブースを展開。展示されていたCB750FBはミスターバイクBG誌で連載中の采女華さんの愛車で、美麗な仕上がりに多くが足を止めていた。
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