
カワサキモータースジャパンは、大人気の400ccクルーザー「エリミネーター」の2025年モデルに車体色“パールロボティックホワイト”を追加発売すると発表した。このカラーリングは、2023年4月に発売された初期モデルにラインナップされていたもので、2025年モデルとしては北米のエリミネーター500などにも採用されている。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:カワサキモータースジャパン
スタンダードモデルがブラック/ホワイトの2色ラインナップに
カワサキモータースジャパンは、前18/後16インチホイールを履くロー&ロングフォルムなミドルクラスクルーザー「エリミネーター」に追加色を発表。当初は1色のみのラインナップだったスタンダードが2色展開になった。主要諸元に変更はなく、価格も81万4000円で現行のメタリックフラットスパークブラックと変わりない。48psを発揮する並列2気筒エンジンや、カワサキ同クラス唯一のETC2.0標準装備などもそのままだ。
また、上記ETC2.0車載器のほか、ヘッドライトカウル、ツートーンのシートレザー、フロントフォークブーツといった外装パーツを追加装備し、ミツバサンコーワ製のGPS対応型前後ドライブレコーダー、USB Type-C電源ソケットを標準採用するエリミネーターSEは、スタンダードのブラックと同様に2024年3月発売モデルがそのまま継続。
スタンダードとSEの中間的な装備で昨年登場したプラザエディション(PLAZA EDITION)も、専用カラーのパールサンドカーキ、パールストームグレーに変更なし。スタイリングはSTDを基調としながら、SEと同じミツバサンコーワ製GPS対応型前後ドライブレコーダーとUSB Type-C電源ソケットを追加装備している。その名が示す通りカワサキプラザでの専売モデルだ。
シート高735mmとフレンドリーな車体で、乗り味はクルーザーというよりもゆったりとしたネイキッドといえるエリミネーターは、2024年の販売台数ランキングで251~400ccクラスにおいて1位に入った人気モデル。今年もその勢いは止まりそうにない。
KAWASAKI ELIMINATOR / SE / PLAZA EDITION[2025 model]のカラーバリエーションとスペック
KAWASAKI ELIMINATOR[2025 model]パールロボティックホワイト(WT1)
KAWASAKI ELIMINATOR[2025 model]メタリックフラットスパークブラック (BK1)
KAWASAKI ELIMINATOR SE[2025 model]メタリックフラットスパークブラック×メタリックマットダークグリーン
KAWASAKI ELIMINATOR SE[2025 model]ファントムブルー×エボニー
KAWASAKI ELIMINATOR PLAZA EDITION[2025 model]パールサンドカーキ
KAWASAKI ELIMINATOR PLAZA EDITION[2025 model]パールストームグレー
| 車名 | ELIMINATOR【SE】〈PLAZA EDITION〉 |
| 型式 | 8BL-EL400A |
| 全長×全幅×全高 | 2250×785×1100mm【2250×785×1140mm】〈2250×785×1140mm〉 |
| 軸距 | 1520mm |
| 最低地上高 | 150mm |
| シート高 | 735mm |
| キャスター/トレール | 30°/121mm |
| 装備重量 | 176kg【178kg】〈177kg〉 |
| エンジン型式 | 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ |
| 総排気量 | 398cc |
| 内径×行程 | 70.0×51.8mm |
| 圧縮比 | 11.5:1 |
| 最高出力 | 48ps/10000rpm |
| 最大トルク | 3.8kg-m/8000rpm |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン |
| 燃料タンク容量 | 12L |
| WMTCモード燃費 | 25.7km/L(クラス3-2、1名乗車時) |
| タイヤサイズ前 | 130/70-18 |
| タイヤサイズ後 | 150/80-16 |
| ブレーキ前 | φ310mmディスク+2ポットキャリパー |
| ブレーキ後 | φ240mmディスク+2ポットキャリパー |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | 81万4000円【91万3000円】〈86万9000円〉 |
| 車体色 | 白(新規追加)、黒【黒×濃緑、青×黒】〈カーキ、灰〉 |
| 発売日 | 白=2025年4月19日(それ以外は2024年3月23日) |
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(新型バイク(日本車/国産車) | 新型クルーザー)
北米レブル300にEクラッチ仕様が登場 ホンダEクラッチが世界戦略進行中だ。欧州で人気のグローバル車・CBR650R/CB650Rを皮切りに、日本では軽二輪クラスのベストセラーであるレブル250に搭載[…]
ニューカラー採用、ビキニカウルの“カフェ”も新色に カワサキは北米で、アーバンクルーザー「バルカンS」および「バルカンSカフェ」の2026年モデルを発表した。流麗なスタイリングはそのままに、標準モデル[…]
基本構成は日本仕様のエリミネーター/SEと変わらないが、排気量は異なる カワサキは北米でエリミネーター/SEの2026年モデルを発表した。すでに日本仕様でもホワイトおよびブラックのSEとレッドのプラザ[…]
10/1発売:カワサキ「Ninja ZX-25R SE/RR」 250ccクラスで孤高の存在感を放つ4気筒モデル、「Ninja ZX-25R」の2026年モデルが早くも登場する。今回のモデルチェンジで[…]
ツーリングの楽しさを気軽に、疲れ知らずで ウェット路面に翻弄され、全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラス今季初戦は、決勝9位という不本意な結果に…。その悔しさを癒してもらおうと、新型のRebel […]
最新の関連記事(新型小型二輪 [251〜400cc] | 新型クルーザー)
10/1発売:カワサキ「Ninja ZX-25R SE/RR」 250ccクラスで孤高の存在感を放つ4気筒モデル、「Ninja ZX-25R」の2026年モデルが早くも登場する。今回のモデルチェンジで[…]
ニューカラーをまとった2026年最新トラをチェック プレミアム志向の輸入ブランドとしても、国内でも地位を確立した感のあるトライアンフ。その2026年モデルが、ニューカラーをまとって出そろった。 話題の[…]
7月上旬発売:ヒョースン「GV125Xロードスター」 ヒョースンモーター・ジャパンから、原付二種クラスに新型クルーザー「GV125Xロードスター」が投入される。発売は2025年7月上旬から日本国内向け[…]
水冷Vツイン・ベルトドライブの385ccクルーザー! 自社製エンジンを製造し、ベネリなどのブランドを傘下に収める中国のバイクメーカー・QJMOTOR。その輸入元であるQJMOTORジャパンが、新種のオ[…]
2023年モデル:400クラス唯一のクルーザーとして復活 発売は2023年4月25日。先代となるエリミネーター400から実に15年ぶりの登場で、エリミネーター/SEの2グレード展開だった。 ニンジャ4[…]
人気記事ランキング(全体)
11/1発売:カワサキ Z250 カワサキ「Z250」はニンジャ250と骨格を共有するこの軽二輪スーパーネイキッドは、アグレッシブな「Sugomi」デザインを継承。軽さと力強さを併せ持つ本格的スーパー[…]
薄くても温かい、保温性に優れる設計 GK-847は、ポリエステル素材をベースとしたサーマル構造を採用しており、薄手ながらも高い保温性を実現している。厚手のウインターグローブの下に装着しても動きが妨げら[…]
厳冬期ツーリングで感じる“インナーの限界” 真冬のツーリングでは、防寒ジャケットやグローブを重ねても、冷えは完全には防ぎきれない。風を受け続ける上半身は体温が下がりやすく、体幹が冷えることで集中力や操[…]
長距離や寒冷地ツーリングで感じる“防寒装備の限界” 真冬のツーリングでは、重ね着をしても上半身の冷えは避けにくい。特に風を受ける胸や腹部は冷えやすく、体幹が冷えることで集中力や操作精度が低下する。グリ[…]
より高度な電子制御でいつでもどこでも快適な走りを!! 【動画】2026 CB1000GT | Honda Motorcycles ホンダがEICMA 2025にて発表した「CB1000GT」は、「Hi[…]
最新の投稿記事(全体)
世界初公開! 3タイプのEVバイクが未来の二輪車シーンを牽引する!? 10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトにて開催されている「ジャパンモビリティショー2025」。ヤマハのブースで[…]
革新メカERC装備の本格アドベンチャー EICMA2024、そして今春の東京モーターサイクルショーでも展示された「Concept F450GS」が、EICMA2025で正式モデル「F450GS」として[…]
風のように静かで、1000㏄並みにトルクフル! ホンダは昨年のEICMA2024で「EV Fun Concept」を出展したが、今回のEICMA2025では「WN7」を発表。基本スタイルは踏襲するもの[…]
今回は、BMCの最新モデル「防風ジーンズ・ボア」2025年モデルがターゲットだ!! 先日、弊誌が「週刊○○」のようにBLUE MONSTER CLOTHING(以下:BMC)のローリー青野氏を追尾して[…]
点火トラブルって多いよね 昔から「良い混合気」「良い圧縮」「良い火花」の三大要素が調子の良いエンジンの条件として言われておりますが、それはそのまま調子が悪くなったバイクのチェック項目でもあります。その[…]
- 1
- 2
























































