GSX-8Sをベースにネイキッド版とビキニカウル版!

【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!

スズキ|GSX-8|予想CG

素性のよさから早くも“名作”の評価を得つつあるスズキGSX-8シリーズに、ネオクラシック版が登場するかもしれないことがわかった。現代に甦ったGS1000Sクーリーレプリカが欲しい!


●文:ヤングマシン編集部 ●イメージCG:SRD

王道ネイキッドは相変わらず人気! スズキにも参入を熱望したい

共通の775cc並列2気筒を用い、ストリートファイターのGSX-8S、フルカウルのGSX-8R、アドベンチャーのVストローム800系を展開してきたスズキ。これに続く第4弾こそオーソドックスなジャパニーズネイキッドスタイル、とヤングマシンスクープ班はブチ上げたい。

丸目ヘッドライトに砲弾型メーター、ティアドロップタンクを備え、エンジンを強調したジャパニーズネイキッドは高い人気を誇る。その象徴であるカワサキのZ900RSは2024年もベストセラーに輝き、登場以来7年連続でトップのセールスを記録中だ。

トルクフルでとても素性のいいエンジン。これを生かさない手はない!

その一方、スズキの現行ラインナップには懐古的なジャパニーズネイキッドが存在しないのが現状。多機種展開できるGSX-8系のプラットフォームを擁しながら、この機会をみすみず見逃す手はないのだ。

カワサキのZ、ホンダのCBといったように、ジャパニーズネイキッドにはモチーフとなる名車が欠かせないが、スズキにも元ネタは豊富にある。中でも同社初のリッターバイクで第1回 鈴鹿8耐を制したGS1000はその筆頭だろう。1980年代に端を発し、1990年代に復活したインパルス系もモチーフに相応しい。

ヤングマシンスクープ班としては今秋のミラノショー(EICMA 2025)で発表され、2026年モデルとして登場することを夢見たい。ホンダのCB1000も今春登場の機運が高まりつつあるので、Z、CB、GSのジャパニーズネイキッド三つ巴ウォーズが開幕するかも!?

新世代並列2気筒シリーズの4作目となるか?!

スズキでは珍しいビッグバイク向けの並列2気筒を新開発し、2023年からデビューしたパラツイン兄弟。量産バイク初の2軸1次「スズキクロスバランサー」が特徴で、不快な振動を打ち消す上に、軽量コンパクト化を実現できる。走行モードやクイックシフターなど電脳も充実。

【GSX-8のベースモデルと想定】GSX-8S ■水冷4 ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 775cc 80ps/8500rpm 7.7kg-m/6800rpm■車重202kg シート高810mm 14L■タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格:106万7000円

GSX-8R ●価格:114万4000円

V-Strom 800/DE ●価格:123万2000円/132万円

GS系&GSX系まで欲しいモチーフは沢山ある!

スズキを代表するジャパニーズネイキッドの名車と言えば、まずはGS1000。同社初のリッターバイクで997㏄空冷直4を搭載。ポップ吉村をして「過剰品質」と言わしめ、1978年のAMAデイトナや第1回鈴鹿8耐で勝利を飾った。

1979~1980年にはビキニカウルのSも登場。ウェス・クーリーが駆ったマシンをオマージュしたカラーリングから、クーリーレプリカと呼ばれた。

GS1000[1978]

GS1000S[1979]

そしてインパルス系もモチーフのひとつ。1981年に登場したGSX400Fは400ccで初めて1気筒4バルブを実現。翌年のインパルスはヨシムラと共同開発した集合マフラーやシングル風シートで人気を博し。1994年、NKブームを背景に復活。タイプSはGS1000Sがモチーフだ。

GSX400 IMPULSE[1994]

GSX400 IMPULSE Type S[1994]

ライバルはZ650RSか

ミドルクラスの並列2気筒ネオクラシックと言えば649ccのZ650RS。往年の名車Z650がモチーフで、Z900RSの弟分として支持される。

Z650RS ●価格:107万8000円

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