
バイクの積載量を増やしてくれる、ツーリングのお供として優秀なアイテム「サイドバッグ」。今シーズンはどの製品がよく売れているのでしょうか? 「ライコランドTOKYO BAY東雲(以下、ライコランド東雲店)」に赴き、売れ筋TOP3とその人気のポイントについて尋ねました(2024年10月時点の情報)。
●文:ピーコックブルー(ヤングマシン編集部) ●外部リンク:ライコランド
第1位:MFK-187 マルチフィットサイドバッグL[TANAX]
売れ筋1位の通り人気の商品で、すぐに店頭在庫がなくなってしまうのだとか。
第1位にランクインしたのは、TANAX「MFK-187 マルチフィットサイドバッグL」。片側19〜28Lのサイドバッグで、容量可変機能が備わっている機能性に優れた商品です。
第2位:MFK-281 サイドバッグGT2[TAMAX]
内側が凹んでおり、どんな車両にもフィットしやすい点が魅力だという
そして第2位は、同じくTANAXの「MFK-281 サイドバッグGT2」。人気の理由について、本山さんは「こちらの製品は他より内側が凹んでおり、車両の形に合わせやすい点が人気のポイントです」と話します。
最近は角張っていたり、デコボコしていたりといった形状の車種が多いため、内側が凹んでいないつるりとしたシートバッグを装着した場合、収まりが悪くなりがちです。
その点で、この製品は車体側に立体裁断を採用しており、一体感のある取り付けが可能とのこと。ちなみに前述の第1位の製品も、立体裁断は採用していないものの、張り出したシートカウルにもフィットしやすい”マルチフィット3D機能”が備わっています。
これらをふまえると、「車両を選ばずに安定してフィットする」シートバッグの需要が高いことがわかります。
第3位:MFK-278 ツアーシェルケース シングル[TANAX]
そして、第3位もTANAXの「MFK-278 ツアーシェルケース シングル」でした。シートバッグは左右ペアで販売されているものが多いですが、この商品は片側のみのタイプで左右どちらにもつけることができるのが特徴です。
片側のみに装着するタイプのサイドバッグの需要も、かなり高いようだ。
本山さん曰く、「キャンプはしたいけどそれほど容量はいらない」「別に両方にシートバッグをつける必要はない」といったユーザーからの需要が高いようです。また、アップマフラーしているバイクに乗っている場合、マフラーと逆の位置に取り付けることができる点も、人気の理由だといいます。
いま売れ筋のサイドバッグ:まとめ
そのほかにも、デグナー製のレザー系サイドバッグ等もラインナップしており、こちらは「アメリカンバイクならレザーだろう」というこだわりがあるユーザーに売れているとのこと。
車両によっては取り付けの際に専用のサポートが必要になる製品もあるなかで、とくに汎用性が高い前述の3商品が人気を集めているようでした。
ツーリングの際の心強い味方となるサイドバッグ。デザインも機能も多種多様なので、一度用品店へ足を運んで自分の目で確認してみるのもよいかもしれません。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。
最新の関連記事(バッグ)
なぜ大型シートバッグが必要なのか? バイクには様々な種類のバッグを取り付けることができるが、大型シートバッグには、他のバッグにはない魅力がある。 高い積載能力 大型シートバッグは、その名の通り、非常に[…]
第1位:MFK-293 ミニフィールドシートバッグEX [TANAX] 本山さん曰く「シートバッグは小/中/大/特大の4つのサイズに分けられますが、中でも容量19〜27Lの小サイズが人気」とのこと。そ[…]
使用目的に合わせて作られた、大小さまざまな容量別のシートバッグ〈PLOT〉 ハーレーダビッドソンX350『WITH HARLEY』号担当のミヤシは、キャンプツーリングが大好きだ。愛車のスポーツスターや[…]
STRICT-G KUSHITANI『機動戦士ガンダム』アーカナトラックジャケット 肉厚な綿タッチの素材採用と特徴的な立体カッティングで仕立てた、パテッドトラックジャケットです。従来のデザインに対し、[…]
完全受注生産!「2WAY LEG BAG EXALITO LEATHER MODEL」が登場! KUSHITANI LIMITED EDITION(クシタニリミテッドエディション)とは、プレミアムモデ[…]
人気記事ランキング(全体)
カワサキの新世代モビリティが大阪万博で公開 2025年日本国際博覧会、通称「大阪万博」のカワサキブースで、未来のオフロードビークル「CORLEO(コルレオ)」が注目を集めている。バイクのように乗車する[…]
「その時、スペンサーになれた気がした」 MVX250Fの上位モデルとして400版の発売が検討されていたが、250の販売不振を受け計画はストップ。この心臓部を受け継ぎ、NS250Rの技術を融合したモデル[…]
日本でもっとも人気の高いジャンル=ネオクラシック プロポーションの枷を覆す【カワサキ Z900RS】 まず、現代のバイクと昔のバイクではプロポーションがまったく違うんです。昔のバイクはフロントタイヤが[…]
バイクキャビン:小型エアコンを装備すれば抜群の環境に! 難しく考えることなく、手っ取り早く購入できるガレージとして高い人気を得ているのが、デイトナが取り扱う各種シリーズ製品だ。 全モデルに共通している[…]
〈WEBIKE FESTIVAL〉2024.10.19 SAT. ロングウッドステーション(千葉県長柄町) 【X500 ヒデヨリさん】「見た目など、あえてハーレーらしさを捨てたチャレンジ精神の塊のよう[…]
最新の投稿記事(全体)
2ストエンジンの新時代を切り開いた名車 1980年代中頃、スズキのガンマ、ホンダのNSと、高性能レプリカが矢継ぎ早に出揃い、大ヒットを記録していた。 この潮流をみたヤマハはRZ250Rにカウルを装着し[…]
かつての人気モデル「キャンパー」のDNAと手巻きムーブメントの融合 「MK1ハンドワインド」のルーツは、1980年代に登場し、シンプルかつ実用的なデザインで人気を博したキャンパーモデルに遡る。そのデザ[…]
都市型イベント「My Yamaha Motorcycle Exhibition」開催へ ヤマハは、2025年9月20日に桜木町駅前(神奈川県横浜市)にて「My Yamaha Motorcycle Ex[…]
走行回数の多さと模擬レースのセットでコストパフォーマンスの高さは折り紙付き 絶版車やクラシックマシンでサーキットを走行してみたいが、レースに参戦するほどではない。あるいはクラシックレースにエントリーし[…]
エアインパクトレンチ:手のひらに収まるサイズで500Nmを発揮。狭い場所で活躍する力自慢 ガレージにエアコンプレッサーを導入したら、まず揃えておきたいのがエアブローガンとエアゲージ、そしてインパクトレ[…]
- 1
- 2