
4月に発売されたばかりのSHOEIのニューモデル『GT-Air3(ジーティーエアスリー)』にグラフィックモデル第4弾が登場する。マットなゴールドとブラックが織りなす妖しげな『GT-Air3 NILE(ナイル)』の発売予定は’24年9月だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
古代エジプト文明をモチーフとしたミステリアスなグラフィックが登場
9月の発売を控える『GT-Air3ナイル』は、エジプト文明をモチーフとしたグラフィックを特徴としている。つや消しの黒と金を使い、背景に古代エジプト文字や壁画をあしらった。さらにエジプトのシンボルである鷲やピラミッドを描き、神秘的なムードを演出した。
入り組んだグラフィクながらもつや消しの黒と金が織りなすカラースキームは、やはり黒のウエア、とくに革ジャンと相性が良さそうだ。
GT-Air3は、インナーバイザーを備えるフルフェイスヘルメットで、優れた空力抵抗と静粛性によって長距離走行時の疲労を軽減する快適性を備えている。
センターロック式シールドは、グローブ装着時でも操作しやすく、防曇効果の高い『ピンロックシールド』を標準装備。さらにシールド微開ポジション機能も備えているので、さらなる防曇効果が期待できるほか、真夏の熱気をヘルメット内部にこもらせない。
吸湿速乾性生地と起毛生地のハイブリッド内装は、もちろん着脱可能。チンカーテンは従来モデルよりも面積を拡大し、ヘルメット内部への走行風の巻き込みを大幅に軽減する。
進化したベンチレーションシステムは、従来モデルと比較してフレッシュエアの流入量は1.2倍、排出量は1.8倍に高められた。あご紐には新マイクロラチェット式を採用。緊急用ヘルメット取り外しシステム『E.Q.R.S.』も備え、万が一の迅速な救命活動を支える。
コミュニケーションツール(インカム)を内蔵できる『SHOEI COMLINK』によって、インカム装着時もスマートな外観を確保。対応するインカムはセナ製SRL3、サインハウス製B+COM SX1の2機種だ。
長距離ツーリングから、日々の通学・通勤まで幅広いシチュエーションで優れた安全性と快適性、利便性を発揮するGT-Air3は、SHOEIならではの性能と質感を存分に体感できるフルフェイスヘルメットだ。
SHOEI GT-Air 3 NILE
●価格:8万300円 ●サイズ:S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:つや消し黒×つや消し金(TC-9) ●規格:JIS ●構造:AIM+(Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) ●付属品:布袋、ブレスガードK、チンカーテンR、シリコンオイル、サービスツール、防曇シート、防曇シート用ピン、SHOEIロゴステッカー ●発売予定:2024年9月
SHOEI GT-Air 3 NILE[TC-9 (GOLD/BLACK)]※マットカラー
SHOEI GT-Air 3 NILE[TC-9 (GOLD/BLACK)]※マットカラー
SHOEI GT-Air 3 NILE[TC-9 (GOLD/BLACK)]※マットカラー
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ヘルメット)
疲れない、頭痛知らずのフィッティング技術! SHOEIの「Personal Fitting System(以下P.F.S.)」は、十人十色で異なるライダーの頭部形状に合わせたフィッティングを行う同社の[…]
7月中旬発売:Arai「ASTRO-GX BEYOND」 アライヘルメットの街乗りからツーリング、サーキット走行まで幅広くカバーするオールラウンドフルフェイスヘルメット「ASTRO-GX(アストロGX[…]
お手頃価格のネオクラヘルメットが目白押し! コミネ フルフェイスヘルメット HK-190:-34%~ コミネの「HK-190 ジェットヘルメット」は、軽量なABS帽体と高密度Epsライナーが特徴のヘル[…]
カブト最高峰フルフェイスに新しいグラフィックモデルが登場 このたびF-17に加わるグラフィックモデル『ZESTAL』は、モノトーンのベースカラーに直線的なアクセントラインを組み合わせることで躍動感を表[…]
美しい孔雀の羽根の色味が変わる特殊ペイントで仕上げた新グラフィック 『エクシード-2』は、カブトがラインナップするオープンフェイスの上級モデルで、赤外線(IR)と紫外線(UV)を大幅にカットしつつ、空[…]
最新の関連記事(SHOEI)
疲れない、頭痛知らずのフィッティング技術! SHOEIの「Personal Fitting System(以下P.F.S.)」は、十人十色で異なるライダーの頭部形状に合わせたフィッティングを行う同社の[…]
アウトローなムードが人気を呼んだフルフェイスがついに復活! 6月3日付けでお伝えしたSHOEIの新製品『WYVERN(ワイバーン)』の詳細と発売日が正式に発表された。 1997年に登場したワイバーンは[…]
東洋の文化を西洋風にアレンジした“オリガミ”のグラフィック第2弾登場 このたびZ-8に加わるグラフィックモデル『ORIGAMI 2』は、2023年1月に発売された『ORIGAMI』の第2世代だ。前作同[…]
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
人気記事ランキング(全体)
“次”が存在するのは確実! それが何かが問題だ 2018年に発売されたモンキー125以来、スーパーカブC125、CT125ハンターカブ、そしてダックス125と、立て続けにスマッシュヒットを飛ばしている[…]
カバーじゃない! 鉄製12Lタンクを搭載 おぉっ! モンキー125をベースにした「ゴリラ125」って多くのユーザーが欲しがってたヤツじゃん! タイの特派員より送られてきた画像には、まごうことなきゴリラ[…]
疲れない、頭痛知らずのフィッティング技術! SHOEIの「Personal Fitting System(以下P.F.S.)」は、十人十色で異なるライダーの頭部形状に合わせたフィッティングを行う同社の[…]
セニアカー技術をベースとしながら、誰もが楽しめる乗り物へ スズキがジャパンモビリティショー2023(JMS2023)で出品したのが、16歳の高校生からセニアカーに抵抗のある高齢者まで、誰でも簡単に楽に[…]
40年の歴史を誇るナナハン・スーパースポーツと、兄弟車のR600 1985年当時、ナナハンと呼ばれていた750ccクラスに油冷エンジン搭載のGSX-R750でレーサーレプリカの概念を持ち込んだのがスズ[…]
最新の投稿記事(全体)
ヤマハNMAX155試乗レビュー この記事では、ヤマハの原付二種スクーターから、NMAX ABS(125)の2018年モデルについて紹介するぞ。 ※以下、2018年7月公開時の内容に基づく 【NMAX[…]
6/30:スズキの謎ティーザー、正体判明! スズキが公開した謎のティーザー、その正体が遂に判明したことを報じたのは6月30日のこと。ビリヤードの8番玉を写した予告画像は、やはりヤングマシンが以前からス[…]
「バイクを文化に」を共有する 日本自動車工業会(自工会)と日本二輪車普及安全協会(日本二普協)は、共催で「8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY 2025」イベントを開催する。このイベ[…]
初の対米輸出車にして初の4ストビッグバイク 1966年から発売が始まったW1シリーズは、近年ではカワサキの歴史を語るうえで欠かせない名車と言われている。それはたしかにそうなのだが、W1シリーズの開発経[…]
白バイ警察官になるためのファーストステップ、必要なのは執拗なアピールや根回し!? 警察官になっても、すぐに白バイ警察官になれる訳ではありません。白バイ警察官になるには、まず「白バイ隊員になりたい」と希[…]
- 1
- 2