大阪モーターサイクルショー取材班がXSR900GPの実車を撮影し、跨りインプレも敢行するなか、XSR900GPの発売時期や価格について具体的な情報が入ってきた。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:川島秀俊 ●外部リンク:ヤマハ
2024年夏以降とされていた発売時期が早まる?
ヤマハは、2023年のジャパンモビリティショー2023開幕に合わせてXSR900のカウル付きモデル「XSR900GP」を発表。実車も世界初公開した。翌月のEICMA 2023でも実車が展示され、おじさんたちの熱い視線を浴びつつ若い人にもけっこう注目されていた。
その後、ヤマハが2024年夏以降に国内発売すると宣言し、我々ヤンマシ編集部では海外の価格から150万円切りもあり得るのではと予想していた。
もちろん大阪・東京・名古屋モーターサイクルショーにもXSR900GPの出展は決まっており、大阪の開幕に先立って実車を撮影させていただいた。すでに記事を公開したワイズギアの外装キット(仮)もおっさんホイホイとして注目されること間違いなし。
そんなXSR900GPについて、発売時期と価格に関する具体的な情報が入ってきた。2024年夏以降とされていた発売時期については、その中で最も早いタイミングになり、さらに価格は140万円切りになりそうだというのだ。140万円切り、つまり130万円台となれば、ネイキッド仕様であるXSR900の現行モデル・125万4000円からの増額は最小限ということになる。これは嬉しいサプライズといえよう。
ちなみに大阪モーターサイクルショーでは欧州発表済みだったXSR900のマルボロっぽいカラー(2024年モデル)も登場しており、こちらの導入時期も気になるところ。
というわけで、XSR900GPの予想発売時期は2024年6月、予想価格は139万円としたい。また、XSR900の2024年モデルについてはGPと同時期発表、価格は据え置きまたは最小限の上昇にとどまると予想する。
ヤマハさん、正式発表お待ちしてまーす!
YAMAHA XSR900GP[2024 model]
ライディングポジションとディテール
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(XSR900GP)
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
”聖地巡礼“のようだった頃の鈴鹿8耐を思い出させる ヤマハのXSR900 GPの受注が好調とのこと。 初めて見たときのファーストインプレッションは「なんだこれ?」だったけど、なるほど往年のGPレーサー[…]
1987年にランディ・マモラが3勝を挙げたYZR500 ヤマハが欧州で展開するカスタムプロジェクト「ヤードビルト(YARD BUILT)」の最新作品が登場した。元々がWGPファクトリーマシン・YZR5[…]
大型二輪免許は18歳から取得可能! バイクの免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大型二輪(排気量無制限)があり、原付以外には“AT限定”免許も存在する[…]
最新の関連記事(ヤマハ [YAMAHA])
各国の手本となるマザー工場・磐田ファクトリー 2024年10月現在、ヤマハ発動機は世界各国に2輪の生産拠点を有しており、その多くが需要伸長の著しい東南アジアに集中している。2023年、ヤマハが全世界で[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは、欧州および北米で正式発表されたYZF-R9を日本国内にも2025年春以降に導入すると明らかにした。価格や諸元については国内未発表だが、欧州仕様の[…]
CYBER LEATHER グローブシリーズの特徴 ライダーの基本的な要求である、「怪我から身を守ること」「清潔感を保持すること」「ストレスフリーで快適に走行できること」に基づいて作られたスタンダード[…]
最小クラスのRシリーズも元気いっぱい! 欧州では新型モデルの「R9」「R3」と同時に2025年型の「R125(日本名:YZF-R125)」、そして北米では「YZF-R7」が発表された。これらはニューカ[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
ヤマハの3気筒スーパースポーツがついに登場! ヤマハは欧州でR9、北米でYZF-R9を発表した。車名は仕向け地によって『YZF』を省略しているようだが、基本的には(細かな違いはあるとしても)同じマシン[…]
ライダーを魅了してやまない「ハイパーVTEC」 CB400SF(スーパーフォア)に採用されていることでも有名な、バルブ制御システム「ハイパーVTEC(HYPER VTEC)」。この口コミを検索してみる[…]
燃料タンクも新作! サスペンションカバーやディープフェンダーも特徴 ホンダは、昨年11月に車両の姿を公開し、後日国内で発売予定としていた新型モデル「GB350C」をついに正式発表、2024年10月10[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
最新の投稿記事(全体)
各国の手本となるマザー工場・磐田ファクトリー 2024年10月現在、ヤマハ発動機は世界各国に2輪の生産拠点を有しており、その多くが需要伸長の著しい東南アジアに集中している。2023年、ヤマハが全世界で[…]
全国から70名を超えるベネリスタがバイカーズパラダイスに集結 1911年に生まれた、イタリア伝統のメーカーであるベネリ。現在はボルボ、ロータスなどを傘下に収めるGEELYの資本参加を受け、「新生ベネリ[…]
唱えてますか?「ネンオシャチエブクトウバシメ」 突然ですが、愛車の点検していますか? 「車検パスしてるから問題なし」「普通にエンジンかかって走っているから大丈夫」・・・と思っている、そんな貴方にこそぜ[…]
元世界チャンピオンが全日本トライアルに参戦、先行して参戦しているヤマハに挑む ホンダが開発中の電動トライアルバイク「RTLエレクトリック」で、藤波貴久さんが全日本トライアル選手権に参戦する。そんなニュ[…]
水冷GVシリーズのGV125S/GV300Sに加え、250モデル×3機種を追加 ヒョースンモータージャパンは、新型水冷250cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV250」シリーズ3機[…]
- 1
- 2