
SHOEIは、モダンクラシックなフルフェイスヘルメット『Glamster(グラムスター)』に、ダブルネームモデル『Glamster HEIWA MOTORCYCLE(ヘイワモーターサイクル)』を発売する。受注期間限定モデルとして、2024年5月から販売開始予定だ。
●文:ヤングマシン編集部(山下剛) ●外部リンク:SHOEI
ホットロッドショーに展示された平和モーターサイクルモデルが登場
『Glamster HEIWA MOTORCYCLE』は、’23年12月に開催されたカスタムバイク展示会『ヨコハマホットロッドカスタムショー2023』のSHOEIブースで初公開されたモデルで、SHOEIと平和モーターサイクルのダブルネームモデルだ。
平和モーターサイクルは広島を拠点とするカスタムショップで、英国車や国産旧車を中心に独創性あふれるバイクを作っている。ホットロッドショーでは、’16年と’17年にベスト・オブ・ショーを受賞して実力を証明し、今や国内外で高い評価を受けている。
『Glamster HEIWA MOTORCYCLE』は、ダークグリーンをベースカラーとして、ブラック、グレー、ホワイトでグラフィックや平和モーターサイクルのロゴマークをあしらっており、額部の旧タイプSHOEIロゴはゴールドで描かれる。
頭頂部を横断するグラフィックは、ただのパターンではない。じっくりと観察すれば……その意味が浮き上がってくるはずだ。
このアングルが見やすいはず。解読できるだろうか?
グラムスターは、SHOEIが’20年9月に発売したネオクラシックシリーズのオンロード向けフルフェイスモデルだ。エアダクトなどの装備品のないシンプルな形状の帽体に、ダックテールシェイプ、ロアインテークを備えることで、70年代風のデザインとしている。
シールドは、フラットでクリアな視界を確保しているだけでなく、偏心起動を描いて開閉するため操作がしやすい。また、シールドはビスで固定(硬貨で回せる)しているが、装着したまま微調整できる便利な機構も備えている。防曇効果の高いピンロックシールドにも対応している。
クラシカルシリーズではあるが、旧車やネオクラシック、カスタムマシンだけでなく、現代的なネイキッドやストリートファイターなど、ストリート系バイク全般にマッチするデザインは、もはや永遠の定番の域に達したヘルメットだ。
SHOEI Glamster HEIWA MOTORCYCLE
●価格:6万6000円 ●サイズ: S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm) ●色:緑×灰(TC-4) ●規格:JIS ●構造:AIM(Advanced Integrated Matrix) ●付属品:布袋、ステッカー、防曇シート、ステッカー、防曇シート、チンカーテン、シリコンオイル、防曇シート用ピン ●受注販売開始予定:2024年5月
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(SHOEI)
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
バイクファッションの幅を広げるミリタリーテイストなグリーンが登場 新たに加わるモスグリーンは、ミリタリーグリーンともいうべき、深い緑のマットカラーだ。そのためミリタリー系ウエアとの相性は抜群で、バイク[…]
ファーストガンダムのアナザーストーリーをSHOEIプレミアムヘルメットで体感せよ! 『Z-8 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』シリーズは、地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツを模した全6種が期間[…]
海を感じさせる夏にぴったりなブルーが加わり、ソリッドカラーは全7色展開になった 新色として追加されるマットラグナブルーは、深い海をイメージさせる青で、艶を抑えたマットカラーがその印象をさらに強調する色[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
【受注期間限定】SHOEI「EX-ZERO」新色モスグリーン 「EX-ZERO」は、クラシカルな帽体デザインにインナーバイザーを装備し利便性に優れる一方で、着脱式内装システムや、万一の際にヘルメットを[…]
SHOEIは、2025年5月9日に東本昌平のイラストをSNSで公開。このとき「WYVERN(ワイバーン)」を被っているライダーが唐突に現れたことから、もしや復活ではとの噂が立ったが、2025年6月2日[…]
ビヨンド・ザ・タイム(時を超えて) 「かわす性能」でライダーの頭を護り続けるアライヘルメットが、オールラウンドフルフェイス「アストロGX」の新グラフィックモデル「アストロGXビヨンド」を発売する。 ア[…]
高品質な『ラメ感』を演出する特殊塗装を用いたデラックス仕様 『CLASSIC AIR』は、フェイスガードを持たないオープンフェイスヘルメットで、帽体部にベンチレーションホールやスポイラーをいっさい装備[…]
イギリスやヨーロッパのレースファンが待望するIOMTT 2025年モデルが登場 アライヘルメットはマン島TT(IOMTT)を40年にわたってスポンサードしており、ライダーの安全を守り続けてきた。そのた[…]
人気記事ランキング(全体)
Z1、GPz900R、Ninja ZX-9Rから連なる“マジックナイン”の最新進化系 カワサキは、948cc並列4気筒エンジンを搭載したスーパーネイキッド「Z900」および上級モデル「Z900 SE」[…]
涼しさの心臓部。それは「素材」と「構造」の魔法的組み合わせ うだるような暑さと、じっとりと肌にまとわりつく湿気。毎年繰り返されるこの季節に、多くの人が少しでも快適に過ごせる服を探し求めている。そんな中[…]
『Wheels and Wavesフェスティバル』にカスタムマシン×11車を展示 6年目を迎えたHondacustoms(ホンダカスタムズ)、過去にはCB1000Rやレブル、CL250/CL500、モ[…]
左右2本出しマフラーやベルトドライブ、6速ミッションも採用 ヒョースンモータージャパンは、水冷124.7cc・V型2気筒エンジンを搭載したクルーザーモデル「GV125Xロードスター」を発売する。 挟み[…]
アメリカは”英国車マニア”多し! この1956年製MGAはご覧の通り左ハンドルで、最初から北米仕様だったもの。そもそも、アメリカは英国車マニアが数多く存在しており、1950年代どころか1930/194[…]
最新の投稿記事(全体)
機能性を損なうことなく利便性を高めた、期待の新製品 おたふく手袋は、長年、多くのプロフェッショナルから信頼され続けている老舗軍手メーカー。同社が展開する「BODY TOUGHNESS(ボディタフネス)[…]
「究極のエネルギー」太陽光のみで活動が可能 HelioX「AGAO(アガオ)」は、電源コンセントや充電コードに頼らず、太陽光のみで充電&走行が可能なマイクロモビリティ。 2023年7月1日施行の改正道[…]
擦らず拭くだけでOK。デリケートな素材も傷つけることなく赤サビを除去できる バイクや自動車の部品はもちろん、橋梁/建築物/工具/アウトドア用品の材料として当たり前のように使われている鉄素材。豊富な埋蔵[…]
1980年代、バイクに情熱を注ぐ若者たちを魅了し、今なお語り継がれる伝説のバイク漫画『バリバリ伝説』がグラフィックトートバッグとして蘇る。 主人公・巨摩 郡(こま ぐん)の熱い走りと仲間たちとの絆、そ[…]
2025年10月末をもって現行50ccバイクの継続生産ができなくなることを受け、各バイクメーカーは50cc原付から110~125ccを出力4kW以下に制御した新基準原付、いわゆる新原付の導入に向かうこ[…]
- 1
- 2