![[バイク駐車問題] 予約制2輪車駐車場が3年間で倍増!【新型コロナ禍以降の需要も後押し。このムーブメントを広げよう】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/ym2401-096-01-parking-issue.jpg?v=1704940420)
予約制時間貸し駐車場の増加は、バイク駐車問題の改善につながる道筋のひとつとして期待されている。この3年間で倍増している予約制駐車場について、一般社団法人日本二輪車普及安全協会のデータとともに、予約制駐車場大手のakippa(アキッパ)株式会社広報担当の森村優香さんに、こうした動きや市況について尋ねた。
●文:ヤングマシン編集部(田中淳磨)
予約制時間貸し駐車場の増加は、バイク駐車問題の改善につながる道筋のひとつとして期待されている。この3年間で倍増している予約制駐車場について、一般社団法人日本二輪車普及安全協会のデータとともに、予約制駐車場大手のakippa(アキッパ)株式会社広報担当の森村優香さんに、こうした動きや市況について尋ねた。
予約制の2輪車駐車場はほぼすべての都道府県で増加し、2023年9月30日時点で2万1千か所を越えている。
【予約制2輪車駐車場の県別推移】2020年9月30日時点と2023年9月30日時点の予約制2輪車駐車場の県別件数。石川県以外の都道府県で増加した。冒頭の写真は予約制時間貸し駐車場のイメージ。個人宅の軒先も多いので、マナーも大切。※データ提供:一般社団法人日本二輪車普及安全協会
――倍増の要因をどう考えますか?
森村:アキッパの例を挙げると、バイク用の駐車場はクルマ用の駐車場と比較して、小さいスペースで作ることができます。そのため、都市部の限られたスペースでもバイク用駐車場として活用できることも要因の一つと
考えられます。また、2020年10月と2023年10月について、アキッパのバイクユーザーの予約数を比較してみると、2023年ではバイク用駐車場の利用数が1.7倍に増加していることからも、駐車場ニーズの高まりが窺えます。この背景には、コロナ禍における“密を避ける移動手段”として、バイクの利用が見直されたことが影響していると推測できます。
――予約制駐車場市場はどのような状況でしょうか?
森村:新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、旅行やイベントなどお出かけ時の駐車場の需要が回復しています。それに伴い、駐車場シェア自体の認知も上向いているように感じています。シェアリングエコノミー協会が発表している『シェアリングエコノミー市場調査2022年版』では、シェアリングエコノミーの市場規模は過去最高の2兆6158億円を記録しています。また、アキッパでは、通勤通学やお出かけ時の駐車場不足解消に加え、バイクが駐車できるスペースはあまりないものの、最近では音楽フェスや花火大会など大規模イベントでの交通渋滞解消ツールとしての新たな活用が増えているなど、今後も駐車場シェアの市場拡大が期待できます。
予約制駐車場事業者の新規参入は2016年頃から増えてきています。新規参入が増えることで市場が大きくなり、世間の予約制駐車場への理解や認知も広がるため、アキッパとしてはポジティブに捉えています。
――今後3〜5年、予約制2輪車駐車場の状況をどう展望されますか? また、そこにはどのような課題があ
りますか?
森村:今後もバイク利用の増加に伴い、駐車場需要も増加すると考えています。その一方で、アキッパでもバイク用駐車場が増えているものの、弊社が2021年より実施しているバイクユーザー向けアンケートでは、「バイクを利用できる駐車場がない」という声が多く挙げられています。アキッパを含む多くの事業者が、バイクを駐められる駐車場をさらに増やしていく必要があると考えています。
今後も予約制2輪車駐車場は増加見込みだが、自治体や商工会などへの情報発信を含め、このムーブメントを広げていくべきだろう。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事([連載] 2輪車利用環境改善部会)
1. 【背景と現状】“原付”モビリティの現状について かつては50ccガソリンエンジン車しかなかった“原付”も現在では多様化している。今回の排ガス規制により50ccガソリン原付は生産を終了し[…]
1. 【背景】50ccガソリン原付は排ガス規制をクリアできず 50ccガソリン原付はなぜ生産終了となるのか。それは地球環境保護という理念のなか世界的に年々厳しくなる排ガス規制値をクリアできないとわかっ[…]
原動機研究部が原付通学環境整備のため講習会を開催 2025年7月13日(日)、静岡県伊豆市修善寺虹の郷において、地域クラブ「原動機研究部」(略称:原研)主催による「高校生対象 原付バイク安全運転講習会[…]
1.生徒にアンケート調査!<免許取得と車両の購入> 坂本先生は、本年7月に北杜高校の生徒を対象に安全意識に関するアンケート調査を行った。対象は原付免許を持つ2.3年生の生徒100名と、小学校時に自転車[…]
1. 山梨県の三ない運動と坂本先生の革新的な安全教育 山梨県は公共交通が不便だったこともあり全県的な三ない運動は実施されず、多くの高校でバイク通学が行われ、各校ごとに“乗せて教える”教育が施[…]
人気記事ランキング(全体)
直感的に操作可能な、高性能デバイスが登場 バラエティ豊かなカーグッズ、バイク用品を多数リリースするMAXWINから、新たなデバイスが登場した。id-MOTO-K1は、ユーザーが求める機能をしっかりと盛[…]
スタイリッシュでコンパクトなボディで、最長9時間記録可能 今回紹介するモデルは、バイク用品やカー用品を幅広くラインナップするMAXWINブランドの、オールラウンド小型ドライブレコーダー「id-C5Pr[…]
マルケスですらマシン差をひっくり返せない時代 ヤマハが2026年型YZR-M1を発表しました。直線的なフロントウイングの形状など、ドゥカティ・デスモセディチにやや寄せてきた感がありますね(笑)。一方、[…]
航空宇宙技術がてんこ盛りのアメリカンスーパーカー アメフェスなどのアメ車系イベントで、ヴェクターを目にしたことがある方は少なくないでしょう。ウェッジシェイプの車高短、巨大なリヤウイング、しかもV8ツイ[…]
2023年に41年ぶりの欧州復帰を果たしたレジャーバイク ホンダは欧州で2026年モデルの「ST125 DAX(ST125ダックス)」を発表。従来色のパールシャイニングブラックに加え、新色としてパール[…]
最新の投稿記事(全体)
戦前から続く名門 陸王というバイクをご存知だろうか。戦前から戦後にかけて製造販売され、軍や官公庁でも広く使われた。 1960(昭和35)年に歴史の幕を下ろし、いまやファンの間で伝説となっているが、第1[…]
徹底した“わかりやすさ” バイクって、どうなっているのか? その仕組みを理解したい人にとって、長年定番として支持され続けている一冊が『図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み』だ。 バイクの骨格と[…]
スポーティな赤、シンプルな黒と銀 ホンダが昨秋の重慶モーターサイクルショーで発表した、新型4気筒エンジン搭載のフルカウルスポーツ「CBR500R FOUR」。既報の通り商標が出願されていた車名での登場[…]
実は相当ハードなスポーツなのだ 間もなくマレーシア・セパンサーキットにMotoGPマシンの咆哮が響き渡る。1月29日〜31日にはテストライダーやルーキーたちが参加するシェイクダウンテストが行われ、2月[…]
ベースエンジンは35年間も継続生産されたロングラン単気筒! スズキは1997年、400cc空冷SOHC4バルブ単気筒のトラディショナル・スポーツバイク、TEMPTER(テンプター)をリリースした。 こ[…]
- 1
- 2

![予約制2輪車駐車場の県別推移|[バイク駐車問題] 予約制2輪車駐車場が3年間で倍増!【新型コロナ禍以降の需要も後押し。このムーブメントを広げよう】](https://young-machine.com/main/wp-content/uploads/2024/01/ym2401-096-02-parking-issue-768x784.jpg?v=1704940504)



























