
GPX JAPANは、近未来的なカフェレーサースタイルで人気を呼んだジェントルマンレーサー200(Gentleman RACER 200)の後継機として、ブランニューモデル「GTM250R」の姿をSNS上で初公開した。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:GPX JAPAN
空冷シングル、ロケットカウル、バーエンドミラー、ダブルディスク!
クラシカルなレーサースタイルの象徴ともいえるロケットカウルを採用し、初登場時には39万6000円という衝撃的な価格(のちに42万9000円になった)で人気を博したネオクラシックモデル「ジェントルマンレーサー200(Gentleman RACER 200)」に、正統後継モデルが登場した。
GPX JAPANがSNSで姿を初公開したのは「GPX GTM250R」だ。価格や発売時期、スペックといった詳細は後日発表予定とのことだが、ロケットカウルにバーエンドミラーといったスタイリングはジェントルマンレーサー200からほぼそのまま継承しているようで、倒立フロントフォーク+ラジアルマウントキャリパーやワイヤースポークホイールといった足まわりも大きな変更はなさそう。
参考【GPX Gentleman RACER 200】主要諸元■全長2020 全幅790 全高1160 軸距1400 最低地上高200 シート高800(各mm) 車重160kg■空冷4ストローク単気筒 197cc 出力未発表■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:42万9000円(販売終了) ●色:赤、黒
参考【GPX Gentleman RACER 200】主要諸元■全長2020 全幅790 全高1160 軸距1400 最低地上高200 シート高800(各mm) 車重160kg■空冷4ストローク単気筒 197cc 出力未発表■タイヤサイズF=110/70-17 R=140/70-17 ●価格:42万9000円(販売終了) ●色:赤、黒
最大の変更ポイントはエンジンで、車名からもわかるように200ccクラス(197cc)→250ccクラス(詳細未発表)へと排気量アップした新作エンジンになり、混合器は負圧キャブレターからFIに変更されたのが見て取れる。最新の排出ガス規制に適合しながら、常用域のトルクやピークパワーはともに増しているはずだ。
サイレンサー形状は大きく変わっていないようだが、エキゾーストパイプは太くなり、中間の触媒部分がけっこう目立つようになった。
また、新旧を写真で見比べる限りではフロントブレーキのラジアルマウントキャリパーも新作になっているようで、ブレーキホースの取り回しも異なっている。ABSの追加もトピックだろう。このほか、燃料タンクパッドがメッキ仕上げになっていたり、タイヤがややブロックの強調されたパターンになっていたりと細かい違いもあるようだ。
遠くない時期に正式発表になりそうとのことなので、続報を楽しみに待ちたい。
GPX GTM250R
GPX GTM250R
GPX GTM250R
GPX GTM250R
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