カワサキは、ニンジャ誕生40周年の記念車となる「ニンジャ1000SX 40thアニバーサリーエディション」を11月8日13時から発売開始した。2023年11月にイタリアで開催されたEICMA(ミラノショー)にて発表された車両で、映画『トップガン』に登場したGPZ900Rのレプリカと言えるカラーが特徴だ。
●文:ヤングマシン編集部
1985年型GPZ900Rからインスピレーション
スポーティーなライディングフィールと快適性を併せ持つスポーツツアラー・カワサキ ニンジャ1000SXに、ニンジャ誕生40周年の記念カラー車が登場した。11月7日にイタリアで開幕したミラノショー(EICMA)で発表されたばかりの車両だ。
その特徴は以前の記事でも記したとおり、1985年型GPZ900Rに採用されたファイアクラッカーレッドとエボニーを用い、シルバーのストライプやアウトライン入りの「Kawasaki」タンクロゴを実装。900Rのものを再現した「Ninja」の車名ロゴや、カウルサイドに配された「Liquid Cooled」のロゴなども当時を再現したものとされている。
明言こそされていないものの、1985年型のGPZ900Rは映画『トップガン』でトム・クルーズが駆った車両と近い配色のため、この劇中車を意識しているのは確実。価格は162万8000円で、通常カラーのニンジャ1000SXの3万3000円高となる。ちなみにEICMAで同時発表された「ニンジャ650 40thアニバーサリーエディション」の国内導入は、現状ではないとの情報だ。
ニンジャ1000SX 40thアニバーサリーエディションの変更点
- GPZを象徴する「ファイアクラッカーレッド」とカワサキ独自のディープブラックである「エボニー」を組み合わせたレジェンダリーツートーンカラー
- フューエルタンク上部にセットされた、チャンピオンステッカーデザインのNinja40周年記念マーク
- 1985年モデル同様にシルバーで縁取られた「Kawasaki」ロゴマーク
- オリジナルのアウトラインデザインで再現された「Ninja」マーク
- 空冷エンジンから水冷エンジンの移行期を象徴した「Liquid-Cooled」マーク
- 切削加工ホイールの質感を表現した、シルバーのホイールリムテープ
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