
●文:ヤングマシン編集部
ホンダは、全世界のホンダ二輪販売店サービススタッフを対象とした技能コンテスト「Honda Global Motorcycle Technician Contest(ホンダ グローバル モーターサイクル テクニシャン コンテスト)」の第1回大会を、ホンダテクニカルカレッジ関東(埼玉県ふじみ野市)で2023年10月8日(日)に開催する。
本大会は、世界中のユーザーの安心と安全を日々支えるサービススタッフのさらなる技術向上と相互交流を目的に開催されるもので、全世界で約8.9万人いるサービススタッフの中から、各国や地域の販売会社が開催する大会を勝ち抜いた23名が代表として選出された。
競技は、知識競技(機構、整備知識)、単品競技(分解・組立、計測、調整)、実車競技(車両の診断・修理・完成検査)の3種目で行い、サービススタッフとして必要な正しい知識・技術・工程による、二輪車の点検・診断・修理における確実性、速さを競う。
車両の排気量別に250cc未満と250cc以上の2部門にわかれ、3種目(知識競技、単品競技、実車競技)の総合得点により、Honda二輪整備士の頂点が決まる。
サービススタッフを対象にした技能コンテストの世界大会を開催するのは、今回が初めての試みであり、今後は4年ごとの開催を予定しているという。
本田技研工業株式会社 執行役常務 二輪・パワープロダクツ事業本部長 安部典明氏のコメント
「Hondaの二輪車は、世界累計生産台数4億台を達成し、年間約2千万人のお客様に移動と生活の新たな価値をご提供しています。二輪車を安心・安全・快適にお乗り続けていただくためには、販売店での点検・修理などのサービス活動は不可欠です。現在、世界中のHonda販売店には年間1億4千万回を超えるサービス来場があり、それを支えるサービススタッフの技術力向上は、今まで以上に重要となっています。この大会を通じ、これからも『お客様に喜んでもらいたい』というサービスの原点を共有することで、全世界のお客様満足のさらなる向上に取り組んでまいります」
大会開催概要
「Honda Global Motorcycle Technician Contest」大会ロゴマーク
- 大会名称:「Honda Global Motorcycle Technician Contest 2023」
- 主催者:本田技研工業株式会社 二輪・パワープロダクツ事業本部 二輪事業統括部
- 参加者:世界中のHonda二輪販売店サービススタッフの代表23名
- 参加法人:日本(ホンダモーターサイクルジャパン)はじめ13の国と地域の販売会社13社
- 開催日:2023年10月8日(日)
- 競技会場:ホンダテクニカルカレッジ関東(埼玉県ふじみ野市)
- 競技内容:知識競技、単品競技、実車競技
- 競技部門:250cc未満の部門と250cc以上の部門
- 競技車両:スーパーカブ110(250cc未満)、CB650R(250cc以上)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ホンダ [HONDA])
スロットルバイワイヤでさらに進化 オーバーリッタークラスのフラッグシップネイキッド「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D’OR」および各々のSP、すべてのラインナ[…]
2ストローク90ccの「CO-29」は、キーレスにポップアップスクリーン採用 1988年に劇場版「AKIRA」が公開された翌年、1989年8月にウェルカムプラザ青山で「MOVE HONDA MOTOR[…]
オーディナリーホワイトとアーティザンレッドの組み合わせ カブハウスのSNSでスーパーカブC125の新色が公開された。詳細は記されていないが、1958年以来の“Sシェイプ”デザインに新たなカラーデュオを[…]
CB1300シリーズに「ファイナルエディション」が登場! 1992年に生まれたCB1000 SUPER FOURから始まり、Honda「PROJECT BIG-1」を現代にまで継承してきた「CB130[…]
ABSタイプに上品なホワイトが登場 発売は、2018年4月20日。ABSの有無によって、2つのタイプが設定されていた。ABSタイプには、CBR250RRの先鋭的なフォルムが際立つニューカラー、パールグ[…]
最新の関連記事(ニュース&トピックス)
1位:ホンダ「CB1000ホーネット」試乗インプレッション エンジンが抜群に気持ちいい! ホンダが2025年1月23日に発売した新型モデル「CB1000ホーネット/SP」は、ダブルアールこと「CBR1[…]
スマホで各種申請書を作成、二次元バーコード経由でプリントアウト可能に 自動車検査登録手続きのデジタル化を推進する国土交通省は、関東運輸局にて2025年2月より「登録手続き申請書メーカー」を運用開始した[…]
カワサキモータースジャパンは、2025年3月に開催予定の「第41回大阪モーターサイクルショー2025」「第52回 東京モーターサイクルショー」、4月に開催予定の「第4回名古屋モーターサイクルショー 」[…]
高速も乗れるビベルトライクがさらに便利に ビベルトライクは、自宅のコンセントで充電可能な3人乗り電動モビリティ。道路交通法上「普通自動車」区分に該当するため、普通自動車免許で公道や高速道路の走行が可能[…]
1位:「モンキー125」で黄色いモンキー復活【欧州】 ホンダが欧州で、125ccモデル×3車種を発表。いずれも、日本で販売中のカラーリングを纏ったモンキー125、ダックス125、スーパーカブC125の[…]
人気記事ランキング(全体)
自分のミスではないアクシデントで運命を分ける空気圧! タイヤの空気圧は大事……わかっちゃいるけど、つい面倒でチェックが疎かになりがち。 しかし脅かすワケではないけれど、実は空気圧が適正に保たれていない[…]
1位:「モンキー125」で黄色いモンキー復活【欧州】 ホンダが欧州で、125ccモデル×3車種を発表。いずれも、日本で販売中のカラーリングを纏ったモンキー125、ダックス125、スーパーカブC125の[…]
1990年に撤廃された、国内販売車の排気量上限自主規制 大排気量ランキングの話を始める前に、少し歴史を遡ってみよう。日本では、1969年のホンダCB750Fourの登場を機に、当時の国産車の最大排気量[…]
整備部門に加えて塗装や磨き作業まで社内で行うエルオート。コンディションに応じた最善策で販売車両を製作できるのが最大の強み 数ある絶版車の中で頂点に君臨し続けているカワサキZシリーズ。人気車種ゆえ大物の[…]
オイルの匂いとコーヒーの香り。隠れ家へようこそ。 56designが4月12日に奈良県奈良市にオープンさせる「56design NARA」。以前から要望が多かったという、同社初となる関西圏の新店舗だ。[…]
最新の投稿記事(全体)
WMTCモード燃費は50km/L……航続可能距離600km! スズキは、2017年に初代モデル登場、2020年に現行デザインへとモデルチェンジを受けた「ジクサー(150)」の2025年モデルを発表した[…]
放置車両にやってくるエンジン始動不良 久しぶりにバイクに乗ろうと思ったら、エンジンが始動しない…! セルを回しっぱなしにしてもエンジンに火が入る気配はなく、ガソリンタンクの中身をチェックしてもちゃんと[…]
バニャイアの武器を早くも体得してしまったマルケス兄 恐るべし、マルク・マルケス……。’25MotoGP開幕戦・タイGPを見て、ワタシは唖然としてしまった。マルケスがここまで圧倒的な余裕を見せつけるとは[…]
スロットルバイワイヤでさらに進化 オーバーリッタークラスのフラッグシップネイキッド「CB1300 SUPER FOUR」「CB1300 SUPER BOL D’OR」および各々のSP、すべてのラインナ[…]
6段変速ミッション:スズキ T20(1965) 戦前はGPレーサーも4段変速までだったが、戦後の1952年にモトグッツィが5段変速を、1953年にドイツのNSUのレーサーが6段変速を採用した。そして国[…]
- 1
- 2