
2023年6月24日、25日にスポーツランドSUGOで「2023 FIM アジアロードレース選手権第3戦 日本ラウンド」が開催される。MotoGPや鈴鹿8耐に比べればメジャーではないかもしれないが、ここから未来のMotoGPライダーが羽ばたくこともある。日本人ライダーにはない、ガツガツした熱気は一見の価値あり!
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:スポーツランドSUGO
アジアのトップライダーたちが宮城県に集う!
日本のバイクメーカーの需要の70%を支えると言われるアジア市場では、モータースポーツ熱が爆上がり中。アジアロードレース選手権(ARRC)からロードレース世界選手権のMoto2クラスなどにライダーを輩出するなど、全日本ロードレース以上の盛り上がりを見せている。
そんな彼らに交じって日本人選手も活躍中だ。そして日本メーカーのお膝元である日本のサーキットでは、アジアンライダーたちによる戦いはさらに熱を帯びる。
世界選手権が欧州メーカーらの政治力に席捲されるなか、アジアが主導権を握るレースの活性化は必須。ここに協力を申し出たのが、宮城県にあるスポーツランドSUGOだ。地元の村田町へのインバウンド貢献も見込む。
とはいえ、格式の高まりに反してまだまだ日本ではマイナーなレースであることも確か。そこでSUGOはモータースポーツを日本で育てるという野望を礎に、この大会をアジアロードレース組織委員会の主催、村田町を共催とすることで、今年からモータースポーツとして初のスポーツ振興くじ助成事業に指定を受けた。
日本のモータースポーツが斜陽だと嘆くそこのあなた、観戦に行くことが活性化の第一歩になるかもしれませんよ! 詳しくは下記リンクへ!
2023 FIM アジアロードレース選手権第3戦 日本ラウンド
・2023年06月24日(土):全クラス公式予選・全クラスレース1決勝
・2023年06月25日(日):全クラスレース2決勝
会場:スポーツランドSUGO インターナショナル レーシングコース
〒989-1301 宮城県柴田郡村田町菅生6-1
ASB1000に参加するカスマ選手とSS600に参加する南本選手。
ASB1000のチャンピオン候補、埜口選手。
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