国内を代表するヘルメットメーカーのアライ。新作のツアークロスVを大阪MCショーで初披露するなど、これからの動きに注目が集まる。本記事では、モト2で活躍する小椋藍レプリカなど多数お目見えした新グラフィック等を含め、MCショーで目撃したアライのニューモデルの数々を改めて紹介する。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:アライヘルメット
3パターンに変化する新クロスオーバー!〈ツアークロスV〉
バイザーを外してオンロード仕様にも、ゴーグルを着けて本格オフ仕様にもなるアドベンチャーモデルのツアークロス3が「V」に進化した。前作から11年ぶりのフルチェンジで、シールド位置を下げて衝撃を“かわす”性能をアップした新帽体に刷新。アイポートは一段とワイドになり、視認性も向上している。またバイザーは空力性能に優れた新形状に。従来、着脱はネジ式で別売ホルダーも必要だったが、ワンタッチでOKだ。
グラフィック系は今後さらに増殖か?
ツアークラスVには、グラフィックモデルの「ディスカバリー」を設定。右写真の青のほか、赤、白の3色設定となる。東西MCショーでは、多数の参考出品グラフィックを展示しており、カモ柄、赤、黄、ツヤ消しグレーなども発売されたら面白そうだ。
レプリカでは待望の小椋藍カラーが登場〈RX-7Xオグラ/マーベリックGP5〉
’22年のモト2で年間2位を獲得し、今季もフル参戦している小椋藍選手のレプリカ仕様が、ついに発売。イニシャルである「A」をモチーフとしたグラフィックのほか、背部に#79をあしらう。青い部分は「藍」にちなんだ藍染模様とし、ラメもキラめく。6月中旬発売予定。
アプリリアからモトGPに参戦中のマーベリック・ビニャーレス。彼の名は、父親が映画『トップガン』のファンだったことから命名したものだ。最新レプリカでは映画を思わせるマークがチンガードに配置される。ベースは同社最高峰のレース対応モデルだ。
美麗なる「和」を大胆にあしらう!〈RX-7X ツバサ〉
桜に日の丸、そして後頭部には翼を広げた鶴をあしらった、美しき新作グラフィックモデル。蒔絵を思わせる金色の和柄やススキの絵も素晴らしい。絵を邪魔しないようセンターダクトはクリア仕様としている。近日発売予定。
「マン島TT」の公認モデル〈RX-7X〉
1907年から行われる世界最古の公道バイクレース「マン島TT」の公認モデル。2年ぶりに復活した’22年モデルに続く新作は、TTの文字とチェッカーフラッグを大きく採用する。マン島のシンボル「三脚巴」は右側に大きく配置。
幅広い車種に似合うカーボン柄!〈アストロGX スパイン〉
大人に似合うロングツアラーのアストロGXに第3弾カラーモデルのスパインが追加。カーボン柄グラフィックに、センターストライプとシールドを縁取るラインが印象的だ。強さと高級感を両立しつつ、スポーツバイクからクラシック系のバイクにまで似合う。4月発売開始。
思わず楽しくなるポップ仕様〈アストロGX ロック〉
アストロGXにはカラフルでスピーディなグラフィックモデルも登場。岩石をマルチに組み合わせた楽しげなイメージで、’80年代レースシーンのイメージも漂う。蛍光カラーがド派手なマルチ、白ベースにオレンジ×青のブルーを用意する。
レーシー&スピーディに速く走れそう!?〈RX-7X ラディカル〉
最高峰のRX-7Xに追加されるグラフィックモデル。往年の中野真矢レプリカを彷彿とさせるスピード感溢れるデザインが特徴で、スポーツモデルによく似合う。4カラーを展開し、メーカーを問わずマッチするハズだ。近日発売予定。
東単はアライ製品の独自色を展開
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(アライヘルメット)
ダニ・ペドロサのレプリカモデルが最高峰オープンフェイスで登場 中上貴晶選手に続く、VZ-RAMのGPライダーレプリカは、ダニ・ペドロサだ。このグラフィックは’24年7月に発売されたRX-7X PEDR[…]
アライ初の坂田レプリカを現代に蘇らせた復刻版フルフェイス 若手ライダーの育成やMotoGPのレース解説などで、日本のロードレース振興に励んでいる坂田和人氏は、日本のバイク史を語るうえで欠かせない名ライ[…]
原田選手のレプリカモデルで“クールデビル”になりきろう! 現在はバイク雑誌やサーキット走行会のインストラクターなどで活躍中の原田哲也氏は、1993年のロードレース世界選手権GP250初参戦で勝利をつか[…]
伝説のライダーが初着用。以来マン島に欠かせない存在に 1984年、アライとしての初参戦時に同社のヘルメットを被ったのはジョイ・ダンロップとブライアン・リードの2名。誰もが知るTTライダーが選んで以来、[…]
アグレッシブなスタイリングのV-クロス4にカラフルをプラス プロライダーからもアグレッシブなスタイリングと良好な視界から支持を集めている、本格的オフロードモデル、V-クロス4。すべる事で衝撃を分散させ[…]
最新の関連記事(ヘルメット)
リアル巨摩郡レプリカの「X-Fifteen グン」 SHOEIから2024年7月19日に発売された“バリ伝レプリカ”の2種類は、いずれも2024年9月30日までの受注期間限定。迷っていた方はお近くの正[…]
アメリカ国旗をモチーフとする本格オフロード用フルフェイス モトクロスやエンデューロといったオフロードレース参戦に最適で、林道ツーリングでも重宝する本格派オフロードフルフェイスのグラフィックモデル『VF[…]
ジャンアントニオ選手のレプリカ第2弾がX-Fifteenに新登場 X-Fifteenに追加されるレプリカモデルは、ファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手が今シーズンに着用している最新グラフィックだ。ブラ[…]
ダニ・ペドロサのレプリカモデルが最高峰オープンフェイスで登場 中上貴晶選手に続く、VZ-RAMのGPライダーレプリカは、ダニ・ペドロサだ。このグラフィックは’24年7月に発売されたRX-7X PEDR[…]
グレー系が4色展開となり、さらに増えたカラーバリエーション J-Cruise 3はSHOEIオープンフェイスシリーズのツーリングモデルで、第3世代となる最新モデルだ。空力性能を高めて快適性と疲労軽減効[…]
人気記事ランキング(全体)
日本で登場したときの想定価格は60万円台か カワサキはタイに続き北米でも「W230}を発表。空冷233cc単気筒エンジンはKLX230のものをベースとしているが、レトロモデルにふさわしいパワー特性と外[…]
1441cc、自然吸気のモンスターは北米で健在! かつてZZ-R1100とCBR1100XXの対決を軸に発展し、ハヤブサやニンジャZX-12Rの登場からのちにメガスポーツと呼ばれたカテゴリーがある。現[…]
通勤エクスプレスには低価格も重要項目! 日常ユースに最適で、通勤/通学やちょっとした買い物、なんならツーリングも使えるのが原付二種(51~125cc)スクーター。AT小型限定普通二輪免許で運転できる気[…]
車検のある機種は熊本製作所で作る? 新開発の400cc4気筒エンジンを搭載し、CB400スーパーフォアの後継機として、開発中のホンダ新型CB400。WEBヤングマシンでの注目度もとても高く、2025年[…]
国内導入予定はないけれど……のZ125プロ カワサキは北米で2025年モデルを続けざまに発表している。ここで紹介するZ125プロは、金色に輝く倒立フロントフォークに加えて2025年モデルの濃緑にはゴー[…]
最新の投稿記事(全体)
違いますよね、分かってます。でも比べてみたんです。 原付二種・異種格闘技戦勃発?! 今回は人気の125ccの中から趣味性の高いマニュアルトランスミッションモデル、いわゆる“ギヤ付き”のヤマハXSR12[…]
エンジンもシャーシも一気に時代が進む 第1回の記事では、新型CB400がトータルバランス路線を取り、77psを発揮するカワサキZX-4Rのような高性能路線には踏み込まない…という情報に対し、プロは「バ[…]
2024 MotoGP日本グランプリが開幕(10/4) FIM(国際モーターサイクリズム連盟)が主催する世界最高峰の二輪レース「2024 MotoGP™ 世界選手権シリーズ」の第16戦・日本グランプリ[…]
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
10/12(土)、鎌倉由比ヶ浜海岸に集合! 「地引き網」とは、大きな網で沿岸近くの魚群を囲み込み、網を引き寄せて魚を獲る昔ながらの漁法です。 江戸時代から続き、一時途絶えていた鎌倉の地引き網漁を復活さ[…]
- 1
- 2