スタジオタッククリエイティブより6月10日発売

バイクで死んではいけない! 危険を知るためのノウハウが詰まった本、「命を守るバイク術」発売

他社ながら、気になる書籍が出版されるのでお伝えしたい。バイクは楽しさ、面白さ、そして人生を素敵なものにする魅力があふれた乗り物だが、一歩間違えれば死ぬこともある。そんな悲しい事故をひとつでも減らそうという「命を守るバイク術」が2023年6月10日、スタジオタッククリエイティブより発売される。


●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク:スタジオタッククリエイティブ

初心者ははじめの一歩に、ベテランはもう一度振り返るために

バイクは楽しくて、面白くて、時には天候やトラブルでツライこともあって、でも他にはない喜びをくれる乗り物だ。ただし、万が一の事故の際には身体ひとつで放り出されることもある。クルマのように守ってはくれない。

道路にはさまざまな危険が潜んでいる。それを教えてくれるのが、スタジオタッククリエイティブが発売する「命を守るバイク術」だ。教習所では知ることができない、実際の交通の流れや暗黙のマナー、さらにはよくあるトラップなどについて注意すべきポイントや、危険を避けるための具体的なノウハウがまとめられている。

全178ページ。第1章~第5章まであり、メンテナンスや任意保険についても触れられている。

一部抜粋──「ちょっとしたタイミングで、右直事故は避けられる」

バイクと四輪車の右直事故は、とても多いのが実情です。バイク側がある程度気をつけておくことで、事故を避けられるはずです。

前項で“直進優先”と記しました。しかし必ずしもそれが守られるとは限りません。直進だからと言って「決して安心はできない」ということを肝に銘じておきましょう。右折待ちしている四輪ドライバーにとって小さなバイクの存在は、まだ遠くに居るかと距離を見誤りやすいのです。ライダー側としては早くに右折車の存在と挙動を把握しておき、相手にも自分の存在を知らせることが大切。車の影に隠れるような走りは控えましょう。

事故の相手がクルマだった場合、仮に100%相手が悪かったとしても、ぶつかって怪我をする、または死んでしまうのは大概バイクのほうだ。そんなとき、相手のせいにしたところで命を失ってしまったら何もかも手遅れ。だからこそ、初心者にはまず最初に読んでほしい。

また、バイク歴ウン10年のベテランなら、仲間や友人を失った経験もあるかもしれない。そんな死につながる危険から目を背けず、もう一度初心に帰るために読んでみてほしい一冊だ。

事故やトラブルを避けるための知識と技術 命を守るバイク術 ●価格:1800円 ●発売日:2023年6月10日 ●出版:スタジオタッククリエイティブ

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。