
リクルートが発行する旅行情報誌”じゃらん”が、全国各地の「1日遊べる」サービス/パーキングエリアについてアンケートを実施した。神経を使う高速走行時に立ち寄れるSA/PAは、ライダーにとってほとんど女神に等しい。気になる結果をランキング形式で紹介しよう。
●文:じゃらん 1日遊べるSA/PAランキング/ヤングマシン編集部
- 1 1日楽しめる! 遊べるSA/PAランキング トップ10【じゃらん調べ】
- 2 1位:愛知県 刈谷PA(上り/下り)〈伊勢湾岸自動車道〉
- 3 2位:岐阜県 川島PA(下り)〈東海北陸自動車道〉
- 4 3位:静岡県 EXPASA富士川(上り)〈東名高速道路〉
- 5 4位:兵庫県 淡路SA(上り/下り)〈神戸淡路鳴門自動車道〉
- 6 5位:栃木県 那須高原SA(上り)〈東北自動車道〉
- 7 6位:群馬県 藤岡PA(上り)〈上信越自動車道〉
- 8 7位:滋賀県 EXPASA多賀(下り)〈名神高速道路〉
- 9 8位:埼玉県 羽生PA(上り)〈東北自動車道〉
- 10 9位:佐賀県 金立SA(上り/下り)〈長崎自動車道〉
- 11 10位:徳島県 吉野川SA(上り/下り)〈徳島自動車道〉
1日楽しめる! 遊べるSA/PAランキング トップ10【じゃらん調べ】
ツーリング途中の休憩に欠かせないサービス/パーキングエリア。近年ではまるでショッピングモールやテーマパークのように進化し、旅の目的地としても注目を集めている。そこで、じゃらんは”1日遊べる”をテーマにアンケートを実施した。
1位に輝いたのは、愛知県の「刈谷パーキングエリア」。刈谷ハイウェイオアシスを併設し、食/遊び/癒やしが揃った複合テーマパークとして、地元からも愛される人気のスポットだ。
続く2位「川島パーキングエリア」は、岐阜県最大級の複合レジャー施設”オアシスパーク”に位置し、幅広い世代でゆっくり過ごせるのが特徴。3位の静岡県「EXPASA富士川」は、富士山ビューが自慢のスポットだ。
そのほかランクインしたスポットは、豊かな自然が満喫できたり、絶景自慢やハイウェイオアシスの充実、ミニ遊園地があるなど、便利でユニークな施設がズラリと並ぶ結果となった。次のツーリング計画を立てる際は、道中立ち寄るSA/PAについても考慮してみるのはどうだろうか。
1位:愛知県 刈谷PA(上り/下り)〈伊勢湾岸自動車道〉
高速道路からも一般道からも利用できるハイウェイオアシスを併設。東海の名物グルメはもちろん、観覧車、噴水、メリーゴーランドなどを備えた公園に温泉施設もあり、遠方からの観光客だけでなく地元の人にも人気のスポット。オープン当初から話題の「デラックストイレ」は2022年4月にエレガントな古代ヨーロッパスタイルにリニューアル。
2位:岐阜県 川島PA(下り)〈東海北陸自動車道〉
大きな観覧車が目印のオアシスパークがあり、水遊びができる広場やすべり台、ブランコなどの遊具、巨大迷路と充実。手ぶらBBQも楽しめる。岐阜の名産やグルメも充実し、季節の花々が咲く「木曽川水園」の散策はドライブ途中の気分転換にぴったり。
3位:静岡県 EXPASA富士川(上り)〈東名高速道路〉
名物の大観覧車から富士山、駿河湾のパノラマビューを堪能! 足元まで透明のシースルーゴンドラは、まるで空中に浮かんでいるような感覚に。夜の観覧車イルミネーションも見逃せない。「道の駅富士川楽座」を併設し、無料展望ラウンジからも富士山が眺められる。
4位:兵庫県 淡路SA(上り/下り)〈神戸淡路鳴門自動車道〉
淡路島のランドマークともいえるサービスエリア。特大観覧車は約15分の空中散歩で、明石海峡大橋などが一望できる絶景のビューポイント。隣接のハイウェイオアシスには、海の幸やご当地の名物が揃い、淡路の花畑をイメージした山裾に広がる花の谷など、あそび場が充実。
5位:栃木県 那須高原SA(上り)〈東北自動車道〉
リゾート感あふれる那須高原のサービスエリア。シンボルは”乗る/遊ぶ/食べる”を体感できるトロリーバス。木立に囲まれた遊歩道もあり、那須連山を眺めながら散策すれば森林浴ができる。豊かな自然に癒やされながら、優雅なリゾート気分でリフレッシュタイムを。
6位:群馬県 藤岡PA(上り)〈上信越自動車道〉
併設の「道の駅ららん藤岡」にはミニ遊園地「メルヘンプラザ」があり、可愛い観覧車やメリーゴーランド、コイン遊具がキッズに大人気。そのほか農産物の直売所など、多彩なグルメやショップを楽しめる。家族でゆっくり遊ぶことができる。
7位:滋賀県 EXPASA多賀(下り)〈名神高速道路〉
中央館/北館/南館からなる大型サービスエリア。ショッピングやグルメも充実し、コインシャワーやコインランドリーも備えている。併設のハイウェイホテルにある大浴場やサウナなどは、日帰り利用も可能。タオルのレンタルやアメニティもあるので、手ぶらでも利用できる。
8位:埼玉県 羽生PA(上り)〈東北自動車道〉
『鬼平犯科帳』の江戸の街並みを再現した、別名「鬼平江戸処」は、まるで江戸のテーマパーク! 柱の刀傷などでよりリアルに、館内も音と光のコラボで朝昼晩を表現し、街並みや店など世界観を忠実に再現しているほか、小説に登場するグルメを楽しむこともできる。
9位:佐賀県 金立SA(上り/下り)〈長崎自動車道〉
佐賀の銘菓を中心に豊富な商品が揃うサービスエリアにはドッグランも併設。徒歩で往来できる「金立公園」には豊かな自然がたっぷり。徐福伝説にちなんだ「徐福長寿館」には、約300種の薬草や薬木が植栽された「薬用植物園」があるほかコスモス園や遊具など充実している。
10位:徳島県 吉野川SA(上り/下り)〈徳島自動車道〉
隣接するハイウェイオアシスには「美濃田の湯」があり、露天風呂からは悠々と流れる清流吉野川をゆっくり眺めながらリフレッシュできる。四国のお土産やグルメが揃い、2022年4月にはテレワークオフィスがオープンするなど、新たな複合施設として注目されている。
【調査概要】
インターネット調査/調査時期:2023年1月24日(火)~2023年1月26日(木)
調査対象:47都道府県在住20代~50代
有効回答数:1,053名
複数回答(一日楽しめそうだと思うサービスエリア・パーキングエリアを3つまで選択)
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(ツーリング)
二見エリアはツーリングライダーを惹きつける場所の宝庫 二見の地に足を踏み入れれば、まず目に飛び込むのは、夫婦岩を模したユニークなJR二見浦駅舎だ。そこから二見興玉神社へと続く「夫婦岩表参道」、通称「旅[…]
夏の定番「カルピス」を蛇口から注いで飲んで、あま〜い思い出づくり 2007年にポンジュースを製造販売するえひめ飲料が「日本有数のみかん産地である愛媛県では蛇口からポンジュースが出る」という都市伝説を実[…]
主な舞台となった甲府市で「mono」の世界観をリアルに体感 『ゆるキャン△』でキャンプブームを盛り上げた、あfろ先生原作のTVアニメ『mono』。 写真部と映画研究部が合体した「シネフォト部」に所属す[…]
昭和レトロの世界が広がる神奈川県『中古タイヤ市場 相模原店』 昭和の夏休みって、どんなでしたっけ? 朝はラジオ体操に行って、午前10時頃からは仮面ライダーやウルトラマンの再放送。昼は学校や地域のプール[…]
長距離ツーリング休憩時の立ち寄り場所の参考に 本記事の作成にあたり、AIの補助を借りつつ、「東名高速道路 グルメ おすすめ」「サービスエリア ランキング」「各SA PA名 グルメ」といったキーワードで[…]
最新の関連記事(モトツーリング)
チェリーパークラインはピストン路 信州とは長野県のことである。古来より信濃国であった同地は、国を表す州の字を用い信州と呼ばれるようになった(他に甲州や武州などあり)。信州と言うと絶景道のビーナスライン[…]
まるで極楽浄土に迷い込んだような景色 例年は、9月ごろが見頃の埼玉県日高市の巾着田の曼珠沙華。2024年は暑さが長引いたせいか、10月前半が見頃とのことで、さっそく、日高市に向けてツーリングに出かけた[…]
市内の対象各店舗で割引やプレゼントが 魚沼市と福島県を結ぶ国道252号線・国道352号線は、風景の良さなどでライダーから好評価を集めている、国道だ。ほかにも、魚沼市には自然景観、グルメ、体験、温泉など[…]
2つのワイヤーシステムで足全体をホールド 足との一体感を構成し、足首まで保護してくれるハイカットシューズ。登山靴やレーシングブーツ、バスケットシューズなどに多いのも足首をしっかりホールドすることで靴の[…]
Screenshot バイクだからこそ行きやすい秘密の絶景を紹介! インバウンドが活況の中、日本の著名な絶景地はどこも混雑していて、せっかくリフレッシュしにツーリングに出かけたのに、人が多くて景色も見[…]
人気記事ランキング(全体)
扇風機+冷却ブレートの二重冷却 KLIFEのペルチェベストは、空調ファンと半導体ペルチェ素子を組み合わせた業界初の設計。背中の冷却ブレートが体感温度を瞬時に下げ、同時にファンが服内の空気を循環させるこ[…]
50ccクラスは16歳から取得可能な“原付免許”で運転できるほか、普通自動車免許でもOK バイクを運転するための免許は原付(~50cc)、小型限定普通二輪(~125cc)、普通二輪(~400cc)、大[…]
最先端技術「ペルチェ素子」がもたらす直接冷却 残暑といえどもまだまだ熱中症のリスクはある。夏の本当の敵は、肌表面の暑さより「深部体温」の上昇だ。そこで注目したいのが、体の“内側から”直接血液を冷やすと[…]
気負うことなくスポーツできる! 国内モデルの125ccスポーツは、新車だと安くても40万円前後。物価高が続く昨今、とくに若者にはなかなか手が出しにくい。そんな中、23万8千円という価格で登場したのが「[…]
デウスが街を狩る狼に託した「ストリート」の真髄 2000年代初頭からジャパニーズストリートカスタムに深くインスパイアされ、その独自の美学を世界へと発信してきたデウス・エクス・マキナ。無骨でタフ、それで[…]
最新の投稿記事(全体)
購入希望者は改めての発売案内を待つべし Ninja ZX-10RRのエンジンを搭載したビモータ製スーパーバイク「KB998 Rimini」が正式発表されたのは2025年5月。スーパーバイク世界選手権を[…]
燃料キット開発時は現物確認と現物採寸が大前提 キースターでは、原付からオーバー1000ccモデルまで、500車種以上のキャブレターに対応した燃調キットを開発してきました。現在でもコンスタントに新製品を[…]
471cc並列2気筒エンジン搭載、ロングストロークのサスペンションと大径フロントタイヤを採用 ホンダはスクランブラーモデル「CL500」の2025年型を発表。前19/後17インチホイール、アップマフラ[…]
サスペンションカバーやディープフェンダーなど、外装はほぼ専用品の“C” ホンダは、2024年秋にブランニューモデルとして発売した「GB350C」にニューカラーを設定し、一部仕様も変更した2025年モデ[…]
暑さ対策は生地選びから! 先進繊維を備えた「氷撃α」 そもそも、ライダーが感じる「快適さ」とは何だろうか。暑い/寒い/ジメジメ/サラサラといった感覚は、衣服内の「温度・湿度・気流」が大きく関係している[…]
- 1
- 2