
3年ぶりの開催となった”ヤマハモーターサイクルデー”。会場のスキー場「ふじてんリゾート」の駐車場はバイクで埋まり、総来場者はなんと5000人! 前回(‘19年)の3360人を大きく上回り、ヤマハファンで大いに盛り上がった。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:ヤマハ発動機販売/編集部
メーカーだからできる、ヤマハだから見せてくれる
またがり車両が置かれ、用品やパーツメーカーのブースがあり、ケータリングの屋台が並ぶ。このへんは数多あるバイクイベントと変わりないのだが「さすがメーカー主催のイベント!」と感じさせられたのが“ヤマハの手”というブース。ヤマハ車のホイール/シリンダーヘッド/コンロッドなどをずらっと並べ、そのこだわりをヤマハの生産技術部門の技術者みずからが来場者に伝える、という出展だ。
かなりマニアックだと思うのだが、これが1時間以上の待ち時間が発生するほどの大盛況。さらに初出となるプロトタイプ車が2台お目見えしたのもメーカー直結のイベントならではで、こちらも常時、多くの来場者に囲まれていた。
会場の山梨県南都留郡は富士山を望む関東有数のツーリングスポット。そんな好立地もあってか、今回の総来場者は約5000人、バイクだけでも3200台を集め、3年前を大きく上回る大盛況となった。
「ヤマハの手」では開発者の濃い話が聞き放題!
アルミタンクやスピンフォージドホイール、チタンコンロッドやマグネシウム製シートレールなど、ヤマハ自慢のパーツ類の解説が聞ける出展もあった。持ち比べて軽さを体感したり、生産や開発の苦労を聞いたり。開発者と直に話せる機会はメーカー主催のイベントならではだ!
注目のレーサーR7や、またがりOKのヤマハ車両も
【YZF-R7に上級版SP追加!?】オーリンズの前後サスペンション/アクラポヴィッチのマフラーなどで武装したR7。中須賀克行選手による走行動画も流されており、これは上級仕様の予告編!? オリジナルカラーの外装は「発売されたら欲しい?」とアンケートが取られており、なんだか色々裏がありそう…。
【キムタクもビックリの3輪TW!】実験部有志が製作したという3輪のTW200。ヤマハ自慢の前2輪機構 LMWの能力を悪路走破性に全振りした実験車で、前輪にモーターを仕込んだハイブリッドの3輪駆動という点もポイント。車名のTMWは「Tough&Multiporpose Wheeler」の略。
ヤマハの旗艦YZF-R1をはじめ、またがり車両も大量投入。イベントなら気軽にポジションを確認できる。
メーカー&用品系ブースも多数出店。ヤマハ車の最新カスタム事情がわかる!
スキー場のゲレンデを利用し、ヤマハのスポーツ電動自転車「YPJ」の試乗会も開催。
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