タイでホンダのクラシック系125を専売するカブハウス(CUB HOUSE)は、「モンキー125」の2023年カラーを発表した。フレーム/スイングアーム/サスペンションを同色に統一し、チェック柄シートを採用しているのがポイントだ。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ホンダ
1967年型をオマージュしたチェック柄シート
ホンダはタイで、モンキー125の2023年ニューカラーを発表した。2022年9月に欧州で発表された3色を同じもののようで、タータンチェック柄のシートとメタリックカラーの燃料タンク、フレーム/スイングアーム/サスペンションに施されたカラーリングが個性を際立たせている。
従来のシンプルなツートーンカラーと異なり、旧世代モンキーの1967年モデルのZ50Mを参照して製作されたというニューカラー。イエローは黄色フレームに銀タンク、レッドは赤フレームに白タンク、ブラックは黒フレームに銀タンクがあしらわれるのが特徴だ。
モンキー125は、2021年にグロムをベースとしたロングストローク設定+5速トランスミッションの新型エンジンを搭載しつつ、それまでのモデルを大きくイメージを変えないままモデルチェンジして登場。前後12インチホイールにはダックス125よりもワンサイズ大径のブロックパターンタイヤを装着し、倒立フロントフォークなど足まわりも充実している。タイ仕様は非装備だが、欧州&国内仕様は前転防止のためIMUを採用したABSも標準装備される。
これらのニューカラーがそのまま日本仕様にも反映される可能性が高い。現在ホンダは国内におけるモンキー125のは受注を一時停止中だが、ヤンマシ調査では今春~初夏あたりに国内発表されそうだ。続報を待ちたい!
HONDA MONKEY 125[2023 Thai model]
車名 | MONKEY(タイ仕様) |
型式 | Z125MN 2TH |
全長×全幅×全高 | 1711×754×1028mm |
軸距 | 1143mm |
最低地上高 | 174mm |
シート高 | 775mm |
キャスター/トレール | 25°0′/82mm |
装備重量 | 103kg |
エンジン型式 | 空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ |
総排気量 | 123.94cc |
内径×行程 | 50.0×63.1mm |
圧縮比 | 10.0:1 |
最高出力 | ── |
最大トルク | ── |
変速機 | 常時噛合式5段リターン |
燃料タンク容量 | 5.6L |
WMTCモード燃費 | ── |
タイヤサイズ前 | 120/80-12 |
タイヤサイズ後 | 130/80-12 |
ブレーキ前 | 油圧式ディスク |
ブレーキ後 | 油圧式ディスク |
乗車定員 | 1名 |
価格 | ── |
発売日 | ── |
チェック柄シートはたびたび復刻されている
参考:モンキー125[欧州仕様 2023年モデル]
今回発表されたタイ仕様とほぼ同じ構成だが、こちらはABSを標準装備している。日本仕様もこれに準じた形になるはずだ。
主要諸元■全長1710 全幅755 全高1030 軸距1145 シート高775(各mm) 車重104kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 124cc 9.38ps/6750rpm 1.12kg-m/5500rpm 変速機5段 燃料タンク容量5.6L■タイヤサイズF=120/80-12 R=130/80-12 ※諸元は欧州仕様
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