タイと欧州で発表!

ホンダ、2023年はグレー推し? 「CRF300L/ラリー」の新年度モデルはナックルガード標準装備【海外】

ホンダはタイと欧州で、立て続けに「CRF300L」「CRF300ラリー」の2023年モデルを発表した。ヘッドライトなど装備の違いはあるが、新たにナックルガードを標準装備し、新色のグレーをラインナップする。日本仕様CRF250L/ラリーの登場にも期待!


●文:ヤングマシン編集部(ヨ)

欧州では2012年に250が登場、2020年に300化!

日本国内ではCRF250L/CRF250ラリーが販売されているが、令和2年排出ガス規制への切り替えにともない従来型は今夏に受注一時停止となっている。その次の姿が占えそうな海外モデルが発表された。

タイ仕様はヘッドライトのデザインがシャープ。

ホンダがタイと欧州で発表したのは、2020年に登場しているCRF300L/CRF300ラリーの2023年モデル。基本的なメカニズムは変わっておらず、新色のスウィフトグレーを採用したことと、ボディ同色のナックルガード標準装備(従来はオプション)がポイントとなっている。

CRF-Lシリーズは、欧州では2012年にCRF250L/ラリーが登場。2020年モデルでは286ccに排気量アップした新エンジンとともにアシスト&スリッパークラッチなどを採用してフルモデルチェンジした。この時には車体も刷新され、4kgの軽量化とともにスリムなライディングポジションや新型LCDメーターもゲットしている。

国内仕様は2020年末に同様のフルモデルチェンジを受けたCRF250L/ラリーが登場し、Lはよりシャープなヘッドライトまわりのデザインなどで欧州仕様とも差別化。タイ仕様はこれに準じたデザインで300となる。

ホンダは2023年モデル群でグレー系を多用しており、CRF300Lに新設定されたグレーもクールに街に溶け込みそう。日本仕様もタイ仕様のデザインに準じた250版が登場すると期待してよさそうだ。その際にはローダウン版がスタンダードモデルになるか。待て、続報!

HONDA CRF300L / RALLY[2023 EU model]

HONDA CRF300L[2023 EU model]Swift Gray with orange detailing and black knuckle guards

HONDA CRF300L[2023 EU model]Extreme Red with red knuckle guards

HONDA CRF300L / RALLY[2023 EU model]Extreme Red with black knuckle guards

車名CRF300L / CRF300 RALLY
全長×全幅×全高2230×820×1200mm
軸距1455mm
最低地上高285mm
シート高880mm
キャスター/トレール27.5°/109mm
装備重量142kg
エンジン型式水冷4ストローク単気筒DOHC4バルブ
総排気量286cc
内径×行程76.0×63.0mm
圧縮比10.7:1
最高出力27.34ps/8500rpm
最大トルク2.71kg-m/6500rpm
変速機6段リターン
燃料タンク容量7.8L
WMTCモード燃費32.3km/L
タイヤサイズ前80/100-21M/C 51P
タイヤサイズ後120/80-18M/C 62P
乗車定員
価格
発売日
※諸元は欧州仕様 2023年モデル CRF300L

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