ホンダは欧州で、PCX125など6機種に新色を設定し、2023年モデルとして発表した。ここでは既報のCB125Rを除く5機種を紹介したい。
●文:ヤングマシン編集部(ヨ)
累計14万台の125ccスクーターが新鮮なカラーリングを採用
欧州では2010年に発売され、累計で14万台が販売されてきたPCX125(日本名:PCX)に2023年のニューカラーが設定された。初代モデルは欧州に初めてアイドリングストップ機構を持ち込んだ二輪車であり、2012年にはeSPエンジンを搭載。2016年にユーロ4適合エンジンを搭載し、2018年には大掛かりな車体&デザイン変更を受けた。
現行モデルに切り替わった2021年モデルは新エンジン+新フレームで生まれ変わっており、2023年モデルもこれを踏襲。WMTCモード燃費47.6km/L、ホンダセレクタブルトルクコントロール、USBタイプCソケット、スマートキー、フルLED灯火類などを装備する。
新色は“パールジュピターグレー”と“マットスーツブルーメタリック”の2色。パールジャスミンホワイトとマットギャラクシーブラックメタリックは継続される。
HONDA PCX125[2023 EU model]
主要諸元■全長1935 全幅740 全高1105 軸距1315 最低地上高135 シート高764(各mm) 車重130kg(装備)■水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 125cc 12.5ps/8750rpm 1.20kg-m/6500rpm 無断変速 燃料タンク容量8.1L■タイヤサイズF=110/70-14 R=130/70-13 ※諸元は欧州仕様
このほか、国内でいうディオ110に相当するヴィジョン110(ホイールなど細部が異なる)や日本に導入されていないモデルのSHシリーズ(125/150/350)にもニューカラーが登場しているのでざっくり紹介したい。
HONDA Vision 110[2023 EU model]
「ヴィジョン110」はPCX125と同じ色名の新色×2と、同じく継続色×2をラインナップする。
HONDA SH125i / SH150i[2023 EU model]
エンジンのみ異なる「SH125i」と「SH150i」は、グレー、ホワイト、ブルー、レッド、ブラック(ロゴをあしらった仕様)を新色として用意。通常のブラックは継続色だ。写真は全てSH125i。
HONDA SH350i[2023 EU model]
SHシリーズ最大のモデルが「SH350i」。新色としてクレセントブルーメタリック、マットツーセントシルバーメタリック、マットコールブラックメタリックを採用する。マットルテニウムシルバーメタリック、マールクールホワイト、ブラックは継続色。
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