3年ぶりの実施となる日本自動車輸入組合(JAIA/ジャイア)による『輸入二輪車試乗会・展示会』。’22年の各社の自慢のモデルを一気乗りしてきた。テスターはフリーライターの谷田貝洋暁で身長172cm、体重75kgだ。本記事では、トライアンフのタイガー900ラリープロを取り上げる。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●写真:真弓悟史 ●外部リンク:トライアンフ
トライアンフ タイガー900ラリープロ 試乗ショートインプレッション
大幅な軽量化&Tプレーンクランクシャフト化を行ったタイガー1200が登場したばかりだが、タイガー900シリーズは排気量改変時、一足先にTプレーンエンジンを採用。その最大の効用はトラクション性能の最適化。従来の120度間隔のクランクレイアウトでは、トルクがフラットすぎてダートセクションではトラクションが非常に掴みにくく、テールスライドを誘発しやすかった。実際に乗ってみると、Tプレーン化されたことで随分トラクションが掴みやすくなっている。
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