ユーザーが自慢の車両を持ち寄って出展するイベント「モンキーミーティング」が3年ぶりに開催された。モンキーほか、約300台のホンダファンバイクが並ぶ様子は壮観だ! 会場の様子をレポートしていこう。
●文:ヤングマシン編集部(東俊英) ●外部リンク:モンキーミーティング運営事務局
モンキーほか約300台が大集結! 3年ぶりに自慢の車両が一堂に会す
東京都あきるの市の東京サマーランドで例年開催されていた「モンキーミーティング」が、3年ぶりに復活を遂げた。同型車種が一挙に集まるこのイベントは、オーナー同士で交流を図る場にもなっていた。
当日は生憎の天候となったが、会場にはモンキー以外にもカブ系エンジンを搭載したホンダバイクが集合し、その数は約300台にも上った。そのすべてがひとかたならぬ愛情を注がれた愛娘、もとい愛車である。整然と並ぶ光景はまさしく壮観だ。午後からは参加者による人気投票も行われ、車両とともに檀上に上がったオーナーはそのこだわりをアツく語り、観衆は大いに盛り上がった。
会場では、カブ系エンジン最新作となる新型ダックスの展示とともに、初代ダックスのデザインを手がけた森岡實さんが登壇。特別に用意した旧型ダックスを前に、故・本田宗一郎さんとの関係やダックス開発秘話など、当時のホンダを振り返って語り下ろした。
現行のモンキー/グロム、モデルチェンジを行ったスーパーカブ/クロスカブなど、ホンダ最新原付モデルの試乗会も行われ、一日を通してホンダの過去と現在の双方を体験できるイベントとなった。来年の開催も楽しみだ。
参加者人気投票も! 優勝車はCB750カスタム
イベントでは、会場に集まった全参加車両を対象に参加者による人気投票が行われた。栄えある第1位に輝いたのは、CB750そっくりにカスタムされたモンキー。そのほか順位賞以外にも協賛メーカー賞や最年少賞、レディース賞などが発表され、多くの参加者が壇上で賞品を受け取り、顔をほころばせた。全車両を紹介することは残念ながらできないが、その一部をここに公開したい。
投票1位のCB750風カスタムモンキー
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他にもたくさんいたぞ! 個性的カスタム
蘇るダックス! 開発者・森岡實さんトークショー
’22年最注目の車両といえば、近々発売となるダックス125。モンキーと同じ原付二種区分であるということもあり、今年のモンキーミーティングでは初代ダックスのデザインを行った森岡實さんが登壇、司会進行役の下河原リサさんを相手に開発当時を振り返った。タンク/サスペンション/エンジンといったバイクらしさを隠した森岡さんのスケッチが故・本田宗一郎さんの目に止まり、採用が決まったのだという。
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