
ホンダは、モーターサイクルショーに市販予定車として出品していた、新型エンジン搭載のスーパーカブ110を正式発表した。前後にキャストホイールを採用し、チューブレスタイヤを装着。フロントブレーキはディスク化+ABSを採用した。
●外部リンク:ホンダ
原付二種ビジネスバイクのド定番がモデルチェンジ! もちろん趣味のバイクとしても魅力あふれる
ホンダは、新型の空冷単気筒エンジンを搭載する「スーパーカブ110」を正式発表した。2017年のモデルチェンジで丸型LEDヘッドライトを採用し、生産拠点は中国→日本へと変更されていた昭和の薫り漂うスーパーカブ110は、令和の時代になってもそのシルエットを変えることなく存続する。
横型シリンダーを採用するエンジンは、ボア×ストロークを従来型の50.0×55.6mmから47.0×63.1mmへとロングストローク化したもの。最新のホンダ原付二種の横型エンジン、つまりモンキー125やスーパーカブC125、ダックス125などが採用する63.1mmのストロークをベースに、47.0mmへとボアダウンした仕様ともいえる最新版だ。平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、最高出力は従来通りながら最大トルクは0.87→0.90kg-mへとアップしている。
足まわりは前後ホイールをキャストタイプに変更し、チューブレスタイヤを装着。フロントブレーキをディスク化するとともに、フロントのみ働くシングルチャンネルABSを採用した。また、メーター内にはギヤポジションインジケーターと時計を表示する機能も追加された。
価格は従来比2万2000円アップの30万2500円、発売日は2022年4月14日だ。
HONDA SUPERCUB 110[2022 model]
主要諸元■全長1860 全幅705 全高1040 軸距1205 シート高738(各mm) 車重101kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.90kg-m/5500rpm 変速機4段 燃料タンク容量4.1L■タイヤサイズF=70/90-17 R=80/90-17 ●価格:30万2500円 ●色:青、黄、ベージュ、緑、白 ●発売日:2022年4月14日
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