●レポート: 中村友彦(1992年型〜2009年型)/飯田康博(2014年型〜2021年型)/上野茂岐 ●写真: ホンダ/岡 拓 ●編集: モーサイ編集部(上野茂岐)
「BIG-1」はSC30、SC40、SC54と大きく3世代に分けられる
今やホンダを代表するビッグバイクであり、ロングセラーバイクとして不動の人気を獲得しているCB1300シリーズ。
最新の2021年型では電子制御スロットル、ライディングモード、ホンダ・セレクタブル・トルク・コントロール(トラクションコントロール)、クルーズコントロールなど現代的な電子制御機能を採用するなど、たゆまぬ進化を続けている。
そんな最新のCB1300シリーズにも続くコンセプトとしてホンダが語る「PROJECT BIG-1」という言葉。
これは1991年第29回東京モーターショーに登場したコンセプトモデルの名であり、「新しい時代にふさわしいホンダのロードスポーツモデルはどうあるべきか」という思想でもあり、CB1000SF(スーパーフォア)からCB1300シリーズまでの愛称にもなっている。
なお、コンセプトモデル「PROJECT BIG-1」発表の翌年(1992年)、ほぼそのままの形で市販化されたCB1000スーパーフォアから最新のCB1300シリーズまでは次の3世代に分けられる。
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