テント、シュラフ、タープなど、ワークマンの主力キャンプギアが本日2月22日12時からいよいよWEB限定で販売される。昨年からすでに店頭のアウトドアコーナーに並んでいるアイテムもあり、これでキャンプに必要な品揃えが完成したことに。果たして実力はどれほどのものなのか、ワークマンで買えるギアだけでキャンプツーリングしてみたぞ!
●文/写真: 大屋雄一(OYA Yuichi) ●取材協力: ワークマン ●外部リンク: ワークマン キャンプギア オンラインストア
ヤングマシン推薦! ライダー向けスターティングキットはこの5点だ
キャンプツーリングをしてみたい。でも用品が多すぎて何から揃えれば……、と悩んでいる人は多いことだろう。一般的に「キャンプ三種の神器」と言われているのがテント、シュラフ(寝袋)、マットの3種類で、これにチェアとテーブルを加えた5点をひとまず揃えることをお薦めする。ワークマンではそれぞれ数種類ずつラインナップしており、バイクに積みやすい収納サイズであること、また今回は2月という季節を考慮してライダー向けのソロキャン・スターティングキットを選んでみた。
注目は、完全にライダーをターゲットとしたその名も「ミシックツーリングテントAG」だ。ワークマンのソロ用テント4種類のうち、収納サイズの全長が42cmと最も短い(他は50cmをオーバー)のでバイクに積載しやすく、しかもフロア面積がJIS基準で2名用と表記できるほど広いのが特徴だ。シュラフは全3種類の中から使用可能温度が最も低い「フュージョンダウンシュラフ」を選択。マットについては、その上位版とも言える「BASICアルミローコット」をチョイスした。これはシンプルに寝心地が良いというのもあるが、ラインナップにあるマット2種類よりも収納サイズの全長が48cmと圧倒的に短いことも選択した理由の一つだ。
これぞライダー向け! ミシックツーリングテントAGは実力高し
FieldCoreのミシックツーリングテントAGは、ワークマンのソロ用テント3種類の中で最もフロア面積が広く、それでいて収納サイズの全長が一番短いのが特徴だ。耐水圧はフライシートが2000mm、フロアシートが3000mmで、フライシートには高撥水&防汚加工のディアマジックダイレクトが施されている。インナーの出入り口はメッシュにもなるD型2ウェイゲートで、このメッシュは虫が寄りつきにくいディアガード仕様となっている。
フライシートの出入り口は、市販のポールを組み合わせることでキャノピーに早変わり。さらにランタンを吊すためのフックやメッシュポケットも設けられており、このスペックで1万円を切るのは驚きしかない。なお、カラーはブルーのほかにブラックを用意する。
テント以外のギアもコストパフォーマンスの高いものばかり
今回はワンランク上の快適性を得られるタープも使ってみた
ソロキャンプなら不要との意見もあるタープだが、日差しを遮るものが全くないキャンプサイトで、特に暑い日にくつろぐにはほぼ必須と言えるギアだ。また、突然雨が降ってきても濡れずに過ごせたり、フリーサイトでスペースを広く確保できるのもメリットであり、キャンプ泊に慣れてきたあとワンランク上の快適性を目指すなら、タープの導入を検討してみてはいかがだろうか。
ワークマンでは全3種類のタープをラインナップ。今回使ってみたのはペンタゴン(五角形)タイプのタープで、2本のポールの長さは230cmと180cmだ。これによって生まれる日陰はソロには十分以上の広さであり、テントのレイアウトを工夫すればバイクを中に置くことも可能。また、生地にはワークマン独自の防融加工ディアフレイムテクトが施されており、テストでは二束分の薪を一晩で燃やしきったが、穴開きは見られなかった。
焚き火に必要なギアが充実、調理も固形燃料と炭があれば問題なし!
価格以上の性能と満足度、主力ギアは4か月で増産可能なので待つべし!
4900円(!)というFieldCoreのBASICドームテントをテストした時点で薄々感じていたが、「この価格でよくぞここまで」という印象は今回のテストでさらにパワーアップした。そう言い切れるのは、同価格帯の他社製品をさんざん試してきたからで、特にスターティングキットとして紹介した5点は、今後も使い続けたいと思うほど気に入ってしまった。キャンツーに興味はあるけれど予算が……、という方。ワークマンを選択肢の一つに入れてみてはいかがだろうか。
販売方法については、テントやタープ、シュラフなどのWEB限定アイテムはネットで注文したあとに店舗で購入するスタイルとなり、ワークマンでは社運をかけてこの無在庫販売方式を強化していくという。なお、ショッピングモールのワークマンプラス店と全国の#ワークマン女子店では店頭での購入が可能だ。人気アイテムは即完売になる可能性が高いものの、主力商品については4か月で増産、再入荷するとのことで、転売ヤー対策として一定の効果が期待できるだろう。そのほか、店舗のみで販売されるアイテムもあり、詳しくはワークマンのオンラインストアの個別商品ページで確認してほしい。
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
テントはSG基準に準拠、ウエアで培った加工技術を惜しみなく盛り込む ライダーの間では、特にレインスーツや防寒ウエアの評価が高いワークマン。最近では作業服よりもアウトドアウエアメーカーとしての認知度が高[…]
テントはSG基準に準拠し、キャノピーポールまで付属する 設営手順は非常に簡単、使用前は取扱説明書に目を通そう 設営手順はダブルウォールのドーム型としては一般的なもので、組み立てた経験のある人なら説明書[…]
キャンプツーリング向けの焚き火台はこの2モデルだ! 【焚き火台】MONTAGNA フォールディングメッシュファイアースタンド[2400円] 【焚き火台】MONTAGNA 折りたたみ式BBQグリル[39[…]
万能調理器具のメスティンがほぼ市場最安値で手に入る! メスティンとの相性抜群なポケットストーブは何と299円! カトラリーも充実、スプーンを忘れたらワークマンへ駆け込め! 食材や飲料を冷たいまま運ぶた[…]
イージス 防水レザーグローブ:シンプル路線で防寒性と操作性を追求 '19年の春夏シーズンに初めて硬質プロテクター付きのバイク用グローブを発売したワークマン。以来、シーズンごとに新作を投入しており、今季[…]
最新の記事
- スズキ「Vストローム250SX」と「Vストローム250」は何が違う? 身近な兄弟車を比較!
- 【2024年11月版】150~250cc軽二輪スクーター 国内メーカーおすすめ7選! 125ccの双子モデルからフルサイズまで
- SHOEIがシステムヘルメットのド定番モデル「ネオテック3」に新グラフィック「ANTHEM」を発表!
- SHOEIが「Z-8 YAGYO」を発表! 百鬼夜行をイメージしたバイクパーツ妖怪が目印だ!!
- 【SCOOP!】ついに「GB500」登場へ?! ホンダが海外で商標を出願!
- 1
- 2