
ライダーの使用条件に特化したものから、デイリーユースにも着回せるものまで幅広くウエア製品を取り揃えるワークマン。’21-’22秋冬ラインナップの中から、バイク用グローブ/シューズ/大容量バッグを紹介する。
●文:ヤングマシン編集部(大屋雄一) ●写真:山内潤也 真弓悟史 小見哲彦 ●外部リンク:ワークマン
イージス 防水レザーグローブ:シンプル路線で防寒性と操作性を追求
’19年の春夏シーズンに初めて硬質プロテクター付きのバイク用グローブを発売したワークマン。以来、シーズンごとに新作を投入しており、今季はなんとシンプル路線の防水レザーグローブを投入した。3900円というプライスは、これまでの流れからすると高価ではあるのだが、新品時から手に馴染むオール山羊革の表地と十分な防寒性により、むしろ安いとすら感じてしまった。なお、防水性についてはタイミング的に雨に恵まれず未チェックだが、過去の例からして期待できるだろう。
ガレラス 防寒ミッドカット:操作性良好。悪路でも平気だ
タウンユースを想定して誕生したガレラスの「防寒ミッドカット」。バイクに使えそうだということで試してみることに。縫製を極力減らしたアッパーの裏側は全面ボアとなっており、寒風が直に当たるつま先の冷えに対して有効だと感じた。見た目はカジュアルながらシフト操作時のアッパーやアウトソールの変形量は少なく、及第点が与えられる。ブロックソールは荒れた舗装路やダートでも食い付きが良く、マシンを支える際の安心感は大きい。これで1900円なら買って損はないだろう。
ライザクト 防寒ミドルカットセーフティシューズ:ダイレクトな踏み心地
上で紹介したG282がカジュアルシューズなのに対して、こちらはつま先に鋼製の先芯を内蔵したセーフティシューズ。アッパーの高さがそれなりにあるのでシフトペダルのつま先の入れ替えに戸惑うと思いきや、これはすぐに慣れてしまった。ユニークなのは柔軟なアウトソールで、そのダイレクトな踏み心地はステップバーの形状が足裏に伝わるほどだ。なお、防寒性については、内側にあるウレタンパッドのおかげかG282と同等レベル。ほどけにくいコーティング済みシューレースも好印象だった。

【ライザクト 防寒ミドルカットセーフティシューズ 506】●機能:保温 ●サイズ:25~28cm (0.5cm刻み、27.5cmを除く) ●色:ストーンブラック アーミーグリーン ●価格:2900円 [写真タップで拡大]
ジョイントバックパックハイカーズエディション:ツーリングにも対応する大容量バッグ
ワークマンから2種類の本格的なバックパックが新登場。このハイカーズエディションは容量約41Lの大きな方で、ヘルメットをもうひとつバイクで運ぶ機会の多い私にとって手放せない存在となっている。背中のフィット感は価格なりではあるものの、アナトミックなカーブを描くショルダーベルトや幅の広いウエストベルトがそれをサポート。メイン室は大きく開くので中身の整理がしやすく、また内外ともポケットが多いので小物の分別収納がしやすい。表地に耐久撥水加工が施されているので汚れにくいのもポイントだ。

【ジョイントバックパックハイカーズエディション JB001】●機能:耐久撥水 ●サイズ:縦約53×横約32×幅約21cm ●容量:約41L ●色:カーキ ブラウン ●価格:4900円 ※写真色はカーキ [写真タップで拡大]
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