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もはや冬の定番アイテムになりつつあるグリップヒーター。総合開発メーカーのキジマからは、スイッチ別体式のGH08/一体式のGH07/スリムタイプのGH10などが発売されている。今回はスイッチ一体式のGH07の車種別キットにクロースアップした。
●文:ヤングマシン編集部(谷田貝洋暁) ●外部リンク:キジマ
スロットルパイプ付きでより作業が簡単に!
真冬でも指先を温めてくれるグリップヒーター。「欲しいけど取り付けるのが面倒そうで…」なんて導入に二の足を踏んでいるあなたにオススメなのが、キジマのグリップヒーターGH07車種専用キットだ。
汎用品購入時には、グリップの長さを気にすることはもちろん、スロットルパイプの差し替え作業、電源分岐のためのカプラーを別途購入する必要などなど、取り付けをお店に頼むならともかく、自分でやろうとすると慣れていないと戸惑うことも多い。
ところがGH07の車種専用キットなら、グリップ径や長さはもちろんのこと、エンドキャップの形状やハーネスの長さもいっさい気にしなくていいのだ。すごいのは車種それぞれに対応するアクセサリー電源用のカプラーや分岐配線キットが同梱されていること。これなら切ったりつなげたりの電気系の作業が苦手なライダーでも、ほぼカプラーオンだけで作業が終わるので取り付けが断然ラクというワケ。現在はレブルシリーズ/CBR250RR/ニンジャZX-25Rの3車種用がラインナップされている。
【キジマ グリップヒーターGH07】写真はNinja ZX-25R/SE用のGH07キット内容。スロットルグリップに加え、割り込みキットも同梱。これなら車体側への加工が最小限で済む。●価格:1万6500円~1万9800円
電源オン/オフや温度調整を行うスイッチ&インジケーターが左グリップに内臓されているGH07は、見た目もスタイリッシュ。ヒーターのレベルは青/緑/黄/橙/赤のLEDインジケーターで表示する。
レベル1~5のヒーターは発熱温度にして40~90度で、消費電力は7.4W(レベル1)~34.8W(レベル5)。バッテリー電圧が11.5V以下になると加熱を中止する電圧抑制機能も付いている。
車種用取付方法も説明書に記載
GH07の汎用品には、φ22.2mm用に長さ115mm/120mm/130mmの3タイプに加え、インチバー対応130mmの4種類がラインナップ(1万6500円~1万7600円)。一方、車種別キットはちょっと割高にはなるが、スロットルパイプに専用分岐配線キットが同梱されていると考えればかなりお買い得。
【ホンダ レブル250/S/500用】●品番:304-82001 ●対応モデル:’17以降(2BK-MC49/2BL-PC60) ●価格:1万9800円
【カワサキ ニンジャZX-25R用】●品番:304-81982 ●対応モデル:’20以降(2BK-ZX250E) ●価格:1万9250円
【ホンダCBR250RR用】●品番:304-81981 ●対応モデル:’17以降(2BK-MC51) ●価格:1万8040円
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