
●文/写真: ライドハイ(伊藤康司)
元々はレーシングマシンの装備
多くのバイクの右ハンドルに装備されている“赤いスイッチ”。正式にはエンジンストップスイッチだが、「キルスイッチ」と言った方がピンとくるだろう。
近年はエンジンを始動するセルボタンと共用している車種も多いが“右回転に✕印のマーク”の方に押せば、エンジンを停止させられる世界共通の機能だ。……とはいえバイクにはイグニッションキー(メインキー)があるし、キーをOFFにすれば当然ながらエンジンは止まる。それなのに、なぜ全車キルスイッチを装備しているのだろう?
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