
ホンダは、シティランに最適なデザインと扱いやすい出力特性でロングセラーを続ける原付一種スクーター「タクト」および「タクト・ベーシック」のカラーバリエーションを変更し、2021年11月25日に発売すると発表した。
●外部リンク: HONDA
41年の歴史を持つファミリーバイク
ホンダは原付一種スクーター「タクト」と「タクト・ベーシック」のカラーバリエーションを変更し、2021年11月25日に発売する。タクトには存在感のあるデジタルシルバーメタリックを新たに採用。タクト・ベーシックには精悍な精悍な「グラファイトブラック」、爽やかな「ロスホワイト」、都会的なイメージの「パールディープマッドグレー」、カジュアルな「アーベインデニムブルーメタリック」を新たに採用し、継続色の「ボルドーレッドメタリック」と合わせた全5色を設定したほか、ホイールとフロントフェンダーのカラーをブラックとすることで、より落ちついた印象としている。
1980年9月4日に発売された初代タクトは強制空冷2ストロークエンジンを搭載し、まだメットインスペースなどを持たなかったが、長年にわたってファミリーバイクとして支持され続けている。一時はラインナップから外れたものの、2015年に水冷4ストロークの「eSP」エンジンを搭載して復活した。
現行のタクトおよびタクト・ベーシックは、ヘルメットや小物を収納できるラゲッジボックス、少ない荷重で掛けられるように配慮したセンタースタンドなど、日常の使い勝手を考慮した装備を採用。そしてタクト・ベーシックは、タクトよりもシート高を15mm下げ、足つき性を向上したバリエーションモデルだ。
カラバリ変更にともない価格は従来よりも各1万1000円の値上げとなったが、依然として庶民の足にふさわしい価格帯であることに違いはない。
HONDA TACT / TACT BASIC[2022 model]
主要諸元■全長1675 全幅670 全高1035 軸距1180 シート高720[705](各mm) 車重79[78]kg■水冷4ストローク単気筒SOHC 4.5ps/8000rpm 0.42kg-m/6000rpm 無段変速 燃料タンク容量4.5L■タイヤサイズF/R=80/100-10 ●価格:19万2500円[17万9300円] ●色:銀[黒、白、灰、青、赤] ●発売日:2021年11月25日 ※[ ]内はタクト・ベーシック
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
ビーノと同系エンジンを搭載するスポーティスクーター ヤマハは、原付一種スクーター「JOG Deluxe(ジョグ・デラックス)」および「JOG(ジョグ)」のカラーリングを変更し、2021年モデルとして3[…]
‘16年10月に発表され、大きな話題を集めた「ホンダとヤマハの協業」というニュース。具体的には原付一種における協業の検討を開始……というものだったが、ついにその第一弾が登場された。ホンダ製となった「新[…]
※’20年7月上旬現在、国内で購入できる現行ラインナップかつ公道市販車のカタログ数値(公式HPに記載されているスペック)を比較。 世界中で愛されるカブが堂々の戴冠 燃料1Lあたりの走行距離を示す「燃費[…]
新色「サンディベージュ(PSE)」を採用したレッツと、価格改定で5500円値上げしたアドレスV50 スズキは50cc原付一種スクーター「レッツ」にニューカラーの「サンディベージュ (PSE)」を設定。[…]
2015年に発売されたヤマハのオシャレな電動スクーター「E-Vino」が、人気TV番組の影響もあってか、いま話題を呼んでいる。東京都が電動バイク購入の助成金を個人も対象にしたため、ほぼ半額で所有できる[…]
最新の記事
- 変化を一気見! カワサキ「Z900RS」歴代カラー大図鑑【2018~2025年モデル】
- 2025MotoGPヘルメット勢力図は5社がトップを分け合う戦国時代へ突入! 日本の3メーカーに躍進の予感!?
- 【SCOOP!】スズキ「GSX-8」系にネオクラが存在か!? 丸目のGS&クーリーレプリカ復活希望!!
- 「初の100ps超え!! 」全面改革で進化した第二世代のZ:カワサキZ1000J【あの素晴らしい名車をもう一度】
- 3色ラインナップ化! ホンダ「CT125ハンターカブ」歴代カラー大図鑑【2022年モデル】
- 1
- 2