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ヤマハは、欧州/北米で先行発表していたYZF-R1M/R1の2022年モデルを発表した。全てニューカラーに刷新され、レギュラーカラーは1月28日発売。このうちYZF-R1についてはロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary」も設定され、受注期間限定モデルとして2月28日に発売される。
●外部リンク:YAMAHA
R1Mはカーボンカラーに! R1は新色の青、黒に加えて60周年記念カラーが登場だ!
ヤマハ発動機は、欧州と北米でYZF-R7やYZF-R3などと一緒に先行発表していた「YZF-R1M」および「YZF-R1」について2022年モデルとしてニューカラーを設定し、2022年1月28日及び2月28日に発売すると発表した。
カーボン素材の外装などを採用する上級モデルのYZF-R1M ABSは、カーボンとアルミの組み合わせによる高い質感をアップデートし、ブルーの面積を増やすことでレーシングスピリットをさらに強調。YZF-R1 ABSには、色域の異なるブルーのコンビネーションで新世代のヤマハレーシングブルーを表現した“ブルー”と、造形美を際立たせるダークトーンのローコントラストが特徴的な“ブラック”の2色を設定した。
そしてお待ちかねの「YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary」は、1980年のYZR500をモチーフとしたヤマハレーシング伝統のカラーリングのほか、WGP(ロードレース世界選手権)参戦60周年記念エンブレム、ゴールドカラーのホイール、ブラック仕上げとしたブレーキ/クラッチレバーを採用している。
なお、本モデルは、YSPおよびアドバンスディーラーのみで販売する「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」だ。
参考:1980年にYZR500として初めてアルミフレームを採用した0W48は、前後サスペンションにも新技術を投入。フロントブレーキにアルミ製キャリパーを装備し、YPVSの改良による全回転域のパワーアップと、冷却系見直しによる信頼性向上を果たした。ケニー・ロバーツの3年連続GP500チャンピオンを支えたマシンの1台だ。詳細は関連記事にて。
YAMAHA YZF-R1M ABS[2022 model]
主要諸元■全長2055 全幅690 全高1165 軸距1405 シート高860(各mm) 車重202kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 997cc 200ps/13500rpm 11.5kg-m/11500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=200/55ZR17 ●価格:319万円 ●色:カーボン ●発売日:2022年1月28日
YAMAHA YZF-R1 ABS[2022 model]
主要諸元■全長2055 全幅690 全高1165 軸距1405 シート高855(各mm) 車重201kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 997cc 200ps/13500rpm 11.5kg-m/11500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:236万5000円 ●色:青、白 ●発売日:2022年1月28日
YAMAHA YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary[2022 model]
主要諸元■全長2055 全幅690 全高1165 軸距1405 シート高855(各mm) 車重201kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 997cc 200ps/13500rpm 11.5kg-m/11500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=190/55ZR17 ●価格:217万5000円 ●色:白 ●発売日:2022年2月28日(受注期間限定:2021年10月8日~2021年11月8日)
YAMAHA YZF-R1 ABS WGP 60th Anniversary[2022 model]タンク天面のWGP参戦60周年記念エンブレム
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