トライアンフモーターサイクルズは、新型「TIGER 1200」がオフィシャルプロトタイプテストの段階へ進んだことを発表した。タイガー900が採用していたTプレーンクランクをオーバーリッタークラスとして初めて搭載し、力強いトルクとトラクション、胸のすく高回転サウンドを得ているという。
ティーザー動画を公開! サウンドも聞ける
高回転までよく回る2気筒、あるいはV4エンジン的な……。トライアンフモーターサイクルズが公開したティーザー動画で激しい走りを見せる新型タイガー1200は、クランクを120度ずつオフセットする等間隔3気筒とは異なり、1番~2番~3番のクランクピンをそれぞれ90度ずつひねった構成の“Tプレーンクランク”の3気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデルだ。
気筒ごとの並び順を無視すれば、ヤマハYZF-R1のクロスプレーンから1気筒を除いたようなものともいえるが、それはともかく、クランクピン配置を横から見るとTの字になっているように見えることから、トライアンフはこれを「Tプレーン」と名付けている(詳細は関連記事参照)。
車両の詳細については言及されていないが、遅くとも11月のEICMA 2021で正式発表されることになりそうだ。
トライアンフによれば、新型T-Planeトリプルエンジンは、スムーズな走り、洗練性、優れたレスポンスとトラクタビリティを誇り、ダート走行、コーナリング、大陸横断、どれを取ってもパーフェクトに対応するとしている。激しいい走りのイメージから、ライバルはCRF1100LアフリカツインやKTM1290アドベンチャーシリーズを想定か?
待て続報!
※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
あなたにおすすめの関連記事
2011年モデルとして初登場し、順次改良が加えられながら熟成してきたのが先代タイガー800だ。2015年モデルと2018年モデルでそれぞれバリエーション展開や大幅な軽量化といった変更を受けてきた。 そ[…]
ミドルクラスのアドベンチャースポーツカテゴリーで新たなベンチマークになる! トライアンフモーターサイクルズが公開したティーザー動画と写真素材は、カモフラージュ柄に覆われたミドルクラス・アドベンチャーモ[…]
プレミアムなディテールと最高の装備が“トリプルパワー”を包む トライアンフモーターサイクルズジャパンは、先日よりティーザーを展開してきていた3気筒ハーフカウルスポーツの新型「スピードトリプル1200R[…]
史上最高のモトクロスライダー、リッキー・カーマイケル! トライアンフは、モトクロスとエンデューロに向けた新型競技用モーターサイクルシリーズの開発が進んでいると発表した。トライアンフのエンジニアリング技[…]
馴染みやすいトライデント660で、流行りに乗って行ってみた トライアンフの新しいトラッドスポーツ“トライデント660”で冒険に行きたい! そう思って、僕は1日で様々な冒険ができる街、九州の福岡へ飛んだ[…]
最新の記事
- 【150台限定】カワサキ「Z900RS SE」の50周年記念モデルが登場! 1975年のカワサキドイツ設立を記念した特別仕様
- スズキ「ハヤブサ」2025年モデルが北米に登場! 日本仕様とちょっと違うカラーバリエーション展開
- 【SCOOP!】ホンダ新原付の名称が判明?! 「カブ ライト」「ディオ ライト」と「プロ ライト」って何?
- 「メッチャうれしい」「胸熱だねぇ」RACERS(レーサーズ)最初期タイトル10冊が再販決定!
- アメリカ初導入はポリス仕様! ホンダ「NT1100 ポリス」北米仕様が登場、価格は約220万円
- 1
- 2