
ハーレーダビッドソンは、2021年7月13日の10時(日本時間では同日24時)に、全く新しい“レボリューションマックス”エンジンを搭載したスポーツバイクを発表すると予告。ティーザーはすでに始まっており、その姿やキーワードはスポーツスターの刷新を予感させる。
●写真: ハーレーダビッドソンジャパン
7月18日にはバイカーズパラダイス南箱根で実車がお目見え!
ハーレーダビッドソンは、“FROM EVOLUTION TO REVOLUTION”(進化から革命へ)と銘打ったオンライン発表イベントを2021年7月13日午前10時(日本時間・同日24時)に行うと発表し、ティーザー映像および画像で水冷1250ccの“レボリューションマックス”エンジンを搭載したニューマシンの一部を公開。すでに試乗会も行われ、高い評価を得ているパンアメリカと同系エンジンのストリートスポーツと思われ、その姿はスポーツスターシリーズの文脈を踏襲しているようにも思えるものだった。
“FROM EVOLUTION TO REVOLUTION”のキーワードから読み取れるのは、ハーレーダビッドソンの現行モデルでエボリューションと呼ばれる世代の45度Vツインエンジンを搭載するのはスポーツスターシリーズのみで、これが新エンジンを搭載した後継モデルになるのだろう、ということだ。スポーツスターがエボリューションエンジンを採用したのは1986年までさかのぼり、それから35年の歳月を経ての大刷新となる。
すでに数年前からスポーツスター系はラインナップから外れるとの噂があり、空冷の後継モデルによって存続するのか、それともまったく違ったシリーズが登場するのか、ファンをやきもきさせていたが、どうやらこれがハーレーの答えになりそうだ。
なお、ハーレーは2021年7月1日~31日の日程で同社初の常設型ライダーイベント「Harley Month」を開催。会場となるバイカーズパラダイス南箱根では平日に試乗イベント、休日にはスペシャルイベントを企画している。そして7月18日は「Revolution Day」と名付けられ、ここで7月13日深夜に発表された新モデルの登場をファンとともに祝うスペシャルコンテンツが催される。その際には、なんと実車も登場するというから見逃せない!
また、7月14日には新モデル初披露となる映像のパブリックビューイングも行われるほか、7月17日にはパンアメリカのデビュー記念イベントも。密を避けたツーリング先として、バイカーズパラダイス南箱根を候補に入れてみてはいかがだろうか?
コチラは現行スポーツスター1200・フォーティエイト。空冷エンジンが織りなすスタイリングは、なくすには惜しいと思えるが……。
2018年夏に水冷新型エンジン搭載モデルのプロトタイプ「カスタム」として公開されたもの。サイドビューは今回のティーザー映像に酷似している。当初は2021年に正式リリースとされており、スケジュール通りの登場といえそうだ。
Harley Month(ハーレー・マンス)……イベント概要
キービジュアル
期間:7月1日(木)~31日(土)※開催中
場所:バイカーズパラダイス南箱根(静岡県田方郡函南町桑原1348-2)
時間:施設に準ずる(平日9:00~17:00 土日祝7:00~17:00)
料金(Gate Cost): 平日はアンケートに回答すると無料(通常2輪/3輪は500円)
※緊急事態宣言や天候不良等により、予定されているイベントの中止、内容変更の可能性がございます。
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