雑ネタ|モーサイ

スズキ油冷エンジンを愛して24年のライダーが、新生油冷マシン・ジクサー250に乗るとどう感じるのか?


●編集:モーサイ編集部(上野茂岐) ●レポート:小川恭範 ●写真:岡 拓/小川恭範

【97馬力】油冷1156cc並列4気筒DOHC4バルブ vs 【26馬力】油冷249cc単気筒OHC4バルブ

私の名は小川恭範(おがわ・やすのり)。2019年10月までモーターサイクリスト編集部に在籍し、現在は主夫業と東洋医学関連の学業とを両立中。1996年に新発売されたスズキGSF1200Sにひと目ぼれしてニコニコ現金払いで購入。以来、健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも(中略)、カスタムや修理費に大枚をはたきながら、14万6400km余りを共に駆け抜けてきた。身長178cm、体重はようやく3桁から2桁になったばかり。

そんな私の経歴に目をつけた(?)「モーサイweb」の編集長様からジキジキに、「油冷歴24年の“脂の乗ったライダー”は、新しい油冷マシンをどう思うのか語ってください」という依頼を受け少々困惑した。

忘れもしない1996年2月29日が発売日であるスズキGSF1200S。よりによって4年に1度しかない日を選ばなくてもいいだろう……。当時、モーターサイクリスト編集部で事前ニュースリリースを見て苦笑しつつも、実はその日が自分の誕生日でもあるため“運命”すら感じてしまったのは本当だ。

職権を乱用し!?、ヤマハXJR1200Rとの比較ページ(タイトルはカウル付きマシンの企画ということで「フーボーですよ!」)まで作成して試乗を重ねた末に購入を決意。気がつけば24年間も所有し続けている。


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