
カワサキモーターインドネシアは、2022年モデルとしてニューカラーの「W800」および「W800 CAFE」を発表した。W800はキャンディ系の赤を新グラフィックに組み合わせたもの。W800カフェはスポーティなストライブが入った黒×金になっている。
カワサキの2022年モデルラッシュが止まらない!
この6月上旬から、カワサキは北米における「ニンジャZX-14R」や「Z900RS/カフェ」、「Zシリーズ」といった2022年モデルを一挙に発表。数日後にはインドネシアで「ニンジャZX-25R」のニューカラーを発表しており、話題に事欠かない状態だ。
そしてさらに今回、インドネシアで「W800」および「W800カフェ」のニューカラーを発表したのである。
特に事前予告があったわけではなく、ZX-25Rから少し時間を置いての発表。大々的ではないとはいえ、インドネシアで発表されたカラーリングは直近で言えば2019年から2021年モデルに至るまで、のちに日本でも発売されているだけに、これは注目せざるを得ない。
今回のニューカラーはモダンな感じが強まっていて、メグロK3が登場したからこそトラディショナルとの棲み分けが進んだ印象だ。W800は伝統的な雰囲気の中にややシャープさを増したグラフィックになっており、これに明るめのキャンディレッドを組み合わせている。サイドカバーはタンク同色だった2020年モデル&2021年モデルに対し、黒にすることでやや引き締まったイメージになった。
もう一方のW800カフェは、攻めた色使いだった2021年モデルの緑シートから2019年モデルと同様にブラウン系シートに戻し、シャープなグラフィックのタンクストライプなどを組み合わせている。北米で先行して登場したZ900RSカフェのスポーティなストライプにも共通点を感じるような、スクエアなデザインが好まれた1980年代を彷彿とさせるデザインだ。
いずれも色変更がメインで、特にメカニカルな部分での変更は言及されていない。日本への導入時期は……続報をお待ちください!
KAWASAKI W800[2022 Indonesia model]
【KAWASAKI W800[2022 Indonesia model]】主要諸元■全長2190 全幅790 全高1075 軸距1465 シート高790(各mm) 車重226kg(装備)■空冷4ストローク並列2気筒SOHC2バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.4kg-m/4800rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-19 R=130/80-18 ※諸元はインドネシア仕様
KAWASAKI W800 CAFE[2022 Indonesia model]
【KAWASAKI W800 CAFE[2022 Indonesia model]】主要諸元■全長2135 全幅825 全高1135 軸距1465 シート高790(各mm) 車重223kg(装備)■空冷4ストローク並列2気筒SOHC2バルブ 773cc 52ps/6500rpm 6.4kg-m/4800rpm 変速機5段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=100/90-18 R=130/80-18 ※諸元はインドネシア仕様
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