岡崎静夏のホンダPCX160試乗インプレ【もはやオーバースペック!? カテゴリーを超えた車体】

 PCX160 ディテール徹底解説

【高出力と環境性能を両立した新エンジン】新設計エンジンは4バルブに。バルブ総面積を拡大し、混合気の吸気効率と燃焼ガスの排気効率を高め、高出力化を果たした。クランクまわりの高剛性化により騒音や振動も低減。

【安定性と軽快感を高次元で両立】単体で760g軽量化した完全新設計フレームは、フロントまわりのねじれ剛性に配慮することでスムーズな旋回性能を発揮。リヤまわりではサスペンションの固定方式をブラケットタイプに変更。サスペンションの作動性を高めている。

【スリップしやすい路面も安心】後輪のスリップを抑制し、安心感を高めてくれるホンダセレクタブルトルクコントロールを採用。前後輪の車輪速センサーにより後輪のスリップを検出するとエンジントルクを制御する。

【ブレーキ&サスペンション】[左]今モデルからリヤブレーキもフロントと同様にφ220mmのディスクになった。リヤアクスルストロークは従来モデル+10mm。路面の凹凸をしなやかに吸収してくれる。[右]コントローラブルで扱いやすいφ220mmのフロントディスクブレーキはABSを標準装備するので安心。ホイールのデザインも変更され、剛性バランスを最適化している。

【タイヤサイズ】前後とも従来モデルよりワイドなタイヤを装着。ハンドリングと乗り心地の両方を高めている。

【マフラー】内部の膨張室をつなぐパイプをストレート化し排気抵抗を低減。力強い走りを生み出す。

【LEDヘッドライト】ロービーム/ハイビームとも横1列に配置。ウインカーやポジションランプとの一体感も演出。

【LEDテールランプ】“X”字をイメージさせるデザインは踏襲しながら、今まで以上に立体感のある光り方だ。

【デジタルメーター】速度計/燃費計/燃料計などはデジタル表示。バッテリー電圧低下警告灯も装備された。

【ハンドルホルダー】ラバーマウント構造に変更し振動を低減。

【アイドリングストップ】スムーズかつ素早くエンジンが再始動されるので違和感ゼロ。スイッチでオフにもできる。

【ラゲッジスペース】フレームから見直してラゲッジスペースは従来モデルより2L拡大して30Lに。フルフェイスヘルメット1個は余裕だった。走りがよくなって収納力もアップ!

【フロントインナーボックス】500mlのペットボトルなどが収納できる、便利なフロントインナーボックス。USBソケットが装備されていて、スマホなどの充電も可能だ。しかも最先端(!?)のType-C。細部まで気を抜かないのがスゴイ!

【タンデム装備】形が変わってより握りやすくなったグラブレールや大型タンデムステップを装備。実際にタンデム走行しても操縦性に大きな変化がなく、走りやすい。

【フューエルリッド】メインスイッチ横のボタン操作で開閉できるフューエルリッド。給油中に燃料タンクキャップを置けるスペースが用意されている。

【スマートキー】スマートキーをポケットなどに入れて近付けば、あとはメインスイッチノブを回すだけ。簡単操作に慣れると手放せません。燃料リッドとシート開閉もスイッチ式です。

ホンダPCX160×岡崎静夏
ホンダPCX160×岡崎静夏

【SHIZU’sお気に入りポイント】「一応女子なので、キラキラ輝くメッキパーツには惹かれます。PCX160のメッキの光り方は安っぽくないので、気分をアゲてくれますね〜! 全体に質感が高くて、見応えがある1台です」 [写真タップで拡大]


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