なんとツインショックと思いきや……!

【ドレミコレクション Z900RSカフェ】4本出しマフラー+レトロフェイクパーツでZ1スタイルを極める

2019春のモーターサイクルショーに登場した最新カスタムパーツをご紹介! ドレミコレクションからは、Z900RS CAFEで往年のZ1スタイルを再現するべく、遊びゴコロ満点のパーツがリリースされた。ツインショック&ダブルクレードル風でスタイル激変だ!

チューニングではなく、スタイルの追求

Z900RSのデビュー当初より、Zらしいイメージをさらに追求したユニークなカスタムを提案し続けるドレミコレクション。もっとオリジナルのZに近付けたいという飽くなきユーザーの要望に応えて、今春発表した新カスタムは、着せ替え方式でZ1やZ2など丸タンク風にもZ1RやFX系など角タンク風にもできるインナータンクシステムの試作品や、要望の中でも大きかったリヤ2本サススタイルを驚くほど安価に実現してくれるフェイクマフラーステーが目を惹いた。

また、ダブルクレードル風に見せるアンダーパイプも要注目。こちらは形状記憶の可塑素材を用いている。ノーマルで完成している設計の良さは変えずに、スタイルを変化させるのは、今後のトレンドかも。

【主要装着パーツリスト】■スリムインナータンク:開発中■フェイクツインショックステー:8640円(2本セット発売予定価格)■アンダーパイプ:2万1600円(2本セット)■Z1スタイル・ブラック4本マフラーForストリート4:31万8600円■モーリス・18インチマグホイールセット:32万4000円■メッキフロントフェンダー:1万6200円■Z1スタイルポイントカバーセット:2万1060円■Z1スタイルテールカウル(無塗装):1万9440円■Z1スタイルサイドカバー(ブラック):1万6200円■サイドカバー・フロントセクション(片側)8640円 etc… (※すべて8%税込価格

タンクカバーを自由に着せ替え

オリジナルZ1にもっとタンク形状を近づけたいという要望に応えて開発を進めているインナータンクは、上に被せるタンクカバー次第で丸Zも角Zも、果てはKR風までもスタイル自由自在。インナータンクの容量は約9Lといったところだが、試作品の現段階ではまだ板材を溶接でボックス形状にしたのみ。製品段階では容量に無駄のないプレス成形にしてもっと増やしたい考えだ。

インナータンクがあるので、本当に上からかぶせて固定するだけ。
これがインナータンクの試作品。板材ベースのボックス形状なので、容量はまだまだ稼げそうだ。
丸タンクを再現するカバー。これは無塗装のFRPなので、ここから好きなカラーリングに仕上げていきたい。
角タンクで、いわゆる角Zに仕立てることができる。ネイキッドはやはりタンクで大きく表情が変わる。

傑作のツインショック風マフラーステー

リヤ2本サスだと思って誰もが衝撃を受けたが、実はマフラーステーで無可動。ノーマルサスの良さはそのままにスタイルを変更できるという好例だ。しかも、素材は原付のものをベースとすることで驚異的な価格も実現。

これがマフラーステーとは……。たしかに、よく見ればZ900RSの車格に対しては明らかに細く小さい。
トリプルショックに見えないよう、ノーマルサスを隠すカバーも用意していた。
オーリンズ版もショー用に特別制作していた。

旧車風アンダーパイプも装飾パーツだ

ノーマルのダイヤモンドフレームをダブルクレードル風に見せるダミーのアンダーパイプ。フレームの剛性バランスを崩し兼ねない金属パイプではなく、可塑性があり自在に曲げられるパイプ素材を使っているのが特徴だ。

一見するとダブルクレードルのアンダーパイプにしか見えない。

関連する記事/リンク

関連記事

2019春のモーターサイクルショーに登場した最新カスタムパーツをご紹介! 新型カタナに注目が集まったヨシムラブースでは、Z900RSの新型マフラーも展示されていた。ステージ1カムやクイックシフターも見[…]

関連記事

国内外でのレースで活躍し、現在でもテイスト・オブ・ツクバに参戦する新辰朗氏率いるカスタムブランド「STRIKER(ストライカー)」から、独自のZ900RSカスタム=SZ-019が’19東京モーターサイ[…]