90か国以上で販売されているイギリスのアクセサリーブランド・オックスフォードからリリースされているスマートフォンマウント「クリッカ OX850」を試してみた。アダプターを付属の両面テープでアダプターを貼り付けるタイプで、どんな電子デバイスにも装着可能だ。
[◯] シンプルかつ確実固定。外した状態もスマート
イギリス生まれのスマホマウント「クリッカ OX850」を試してみた。ハンドル径が22.2mmのいわゆるミリバーに対応する製品で、ご覧の通りマウントとアダプターだけのシンプルな構成だ。取り付けたい電子機器にアダプターを貼り付け、それをマウントにカチッと押し込めば固定完了。リリースはサイドのロックレバーを押すだけと、非常に分かりやすいシステムだ。
似たようなスマホマウントで、機器を90度回してロックする製品があるのだが、これだとハンドル周辺に90度回せるだけのスペースが必要になる。対してオックスフォードは装着したい向きのまま押し込むだけなので、その点は有利と言えよう。
ハンドルバーの取り付けには4mmの六角棒レンチを使用する。クランプ部分の幅は約20mmなので、ハンドルバーにそれ以上の直線部分があれば取り付け可能だ。理想的なのはハンドルのセンターで、ここなら見やシンプルかつ固定確実外した状態もスマートすい角度に調整しやすいだろう。
フェイルセーフシステムによって機器の落下を防ぐなど、シンプルながら実によく考えられている。候補のひとつに加えてはいかがだろう。
[△] 可動範囲が狭いだけに取り付け場所を選ぶ
ハンドルバーに対して周方向にしか向きを変えられないので、取り付け場所と見やすい角度への調整が限られやすい。なお、アダプターは両面テープ込みで約4mmと薄く、スマホに貼ってもほぼ気にならない。
[こんな人におすすめ] マウント選びはまさに”沼”だ。慎重に選択を!
これまでに何種類ものスマホマウントをテストし、自分でもいくつか購入して試してきたが、”帯に短したすきに長し”でしっくりくるものに出合えていない。オックスフォードもそのひとつだが、このデザインと質感は実に魅力的だ。
●まとめ:大屋雄一 ●写真:長谷川徹 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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