本特集において、’20ストリートモデルの馬力/トルク/排気量ランキングをお届けしたが、本記事はその番外編として、バイク史に名を刻んだ古今東西のモンスターマシンを召喚! クルマのV8やらヘリ用タービンやら常識外れのヤツらを集めた。
ダッジ トマホーク[8300cc/507ps/72.6kg-m]オブジェじゃない! 公道も走れるV10野郎
アメ車を代表するダッジ・バイパーの8300ccV10を近未来オブジェ風の車体に搭載した異形マシン。’03年のショーでコンセプト車として発表され、実際に限定10台が市販化された。実はタイヤが4本あり自立可能。ステアリングもクルマと同様で、バイクと呼べるかビミョーだが、とにかく衝撃的なスペックとカタチだ。
MTT 402RR[426ps/76kg-m]大気を切り裂くガスタービンEG!
MTTは航空機用ガスタービンエンジンを搭載したボートなどを製造する米国のメーカーで、バイクもリリース。最新の402RRは、ロールスロイス製のヘリ用ガスタービンを搭載し、5万2000rpmの超絶高回転で425.8psを発生する。米国ではナンバーを取得できるが、日本では公道走行NGだ。
ボスホス ビッグブロック2スピード[8200cc/502ps/78.2kg-m]巨体でライダーが見えません!
アメ車のエンジンを積んだ怪物バイクで知られる、米国のボスホス。’00年に登場した旗艦「ビッグブロック」は、8200ccを誇るシボレー製V8のZZ502エンジンにより、ロケット3R×3台分の78.2kg-mを叩き出す。この数字は歴代の怪物の中でも最強クラス! 車重は599kgだ。
カノン ビッグカノン[8200cc/502ps]フルオートマのメガバズーカ!
米国メーカーが放った巨艦で、オリジナルの車体にボスホスと同様のシボレー製8200cc水冷V8を搭載。オートマ2速のボスホスに対し、自社特許のフルオートマ仕様となる。’00年代に少数が生産され、日本法人も存在した。他にもフォード製5000cc/5800cc仕様などもアリ。
カワサキ ニンジャH2R[326ps]公道NGながら、今買える伝説!
当記事の怪物軍団は、他の乗り物からエンジンを流用するが、H2Rは2輪専用ユニットを搭載し、現在でも新車で買えるのがミソ。ハイカムや圧縮比変更などでH2の潜在能力を解き放ち、326psを絞り出す。クローズドコース専用車。
車両別シリーズアーカイブ:カワサキ Ninja H2シリーズ
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