YM実測0→100km/h加速ベストテン【たった3つ数えるだけで3ケタの爆発力】
ゼロ発進から100km/hまでの到達タイムは、ゼロヨンより短距離の発進加速性能を比較できる。速いほど公道でのいわゆる“信号ダッシュ”も有利だ(制限速度は当然守りましょう)。1位は意外にも’17年型CBR1000RR。他は概ねゼロヨンと同じ結果だが、スズキ GSX-R1000R、カワサキ ZX-14R、カワサキ ZX-10RRらが順位を上げた。
第1位[3.154秒]ホンダ CBR1000RR SP(’17)
ホンダ CBR1000RR-Rを上回ったが、これは計測時における路面温度の違いが大きいと思われる。とはいえ、195kgの軽い車体と192psのパワーを有し、3秒切りに迫る実力は本物だ(※国内仕様リミッターカット車)。
車両ブランドアーカイブ:ホンダ
第2位[3.245秒]ヤマハ YZF-R1M(’17)
車両別アーカイブ:ヤマハ YZF-R1M
第3位[3.276秒]スズキ GSX-R1000R(’17)
※国内仕様リミッターカット車
車両別アーカイブ:スズキ GSX-R1000R
第4位[3.297秒]カワサキ ニンジャZX-14R(’15):スーパースポーツ勢に分け入る
200psを発生する1441cc直4を積んだメガスポーツ=ZX-14Rが4位と健闘。他のテストでもスーパースポーツ勢を尻目に好位置に着けた。’20年型がファイナルだ。
車両別アーカイブ:カワサキ ニンジャZX-14R
0→100km/h加速ベストテン
1.〈3.154秒*〉ホンダ CBR1000RR SP(’17)
2.〈3.245秒〉ヤマハ YZF-R1M(’17)
3.〈3.276秒*〉スズキ GSX-R1000R(’17)
4.〈3.297秒〉カワサキ Ninja ZX-14R(’15)
5.〈3.299秒〉BMW S1000RR(’18)
6.〈3.395秒〉ホンダ CBR1000RR-R(’20)
7.〈3.474秒〉カワサキ Ninja ZX-10RR(’17)
8.〈3.665秒〉カワサキ Ninja H2(’18)
9.〈3.738秒〉BMW S1000RR Mパッケージ(’20)
10.〈4.114秒〉ドゥカティ パニガーレV4S(’18)
*=国内仕様リミッターカット車
YM本誌実測0→1000m加速ベストテン【RR-Rが記録を更新し二冠王】
停止時から1000mに至るまでのタイムを計るゼロセン。ビッグバイクの場合、発進から200km/h超での性能を比較できる。結果は、GSX R1000Rが保持していたレコードタイムを’20年にCBR1000RR-Rが更新。計測時の路面温度の低さをものともせず、唯一の17秒台に突入した。ニンジャH2は400m以降の伸びが強烈で6位に躍進している。
第1位[17.844秒]ホンダ CBR1000RR-R(’20)
素晴らしいレスポンスと優れた中回転域の出力特性でリードを広げ、そのまま逃げ切った。ウイングは理論上、4速までの加速タイムを従来型より0.6秒短縮できる。
車両別アーカイブ:ホンダ CBR1000RR-R
第2位[18.230秒]スズキ GSX-R1000R(’17)
※国内仕様リミッターカット車
車両別アーカイブ:スズキ GSX-R1000R
第3位[18.246秒]ヤマハ YZF-R1M(’17)
車両別アーカイブ:ヤマハ YZF-R1/M
やはりカワサキ Ninja H2Rは別格
’15年型H2Rは0→100km/hが3.63秒、ゼロヨン10.426秒と他車の後塵を拝すが、ゼロセンでは一番時計の17.696秒をマーク。RR-Rも上回る!
車両シリーズ別アーカイブ:カワサキ Ninja H2シリーズ
0→1000m加速ベストテン
1.〈17.844秒〉ホンダ CBR1000RR-R(’20)
2.〈18.230秒*〉スズキ GSX-R1000R(’17)
3.〈18.246秒〉ヤマハ YZF-R1/M(’17)
4.〈18.250秒〉BMW S1000RR(’18)
5.〈18.394秒〉カワサキ Ninja ZX-14R(’15)
6.〈18.575秒〉カワサキ Ninja H2(’18)
7.〈18.619秒*〉ホンダ CBR1000RR SP(’17)
8.〈18.674秒〉カワサキ Ninja ZX-10RR(’17)
9.〈19.101秒〉ドゥカティ パニガーレV4S(’18)
10.〈19.478秒〉カワサキ Ninja H2SX(’18)
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