カワサキは2021年モデルのニンジャ400を発表。ライムグリーン×エボニーのKRTエディションはグラフィックを変更したほか、今までにない色味の“ティール(青緑)”を採用した新色と、ツートン→単色となった黒が登場した。価格は据え置きだが、黒は1万1000円安となった。発売日は2020年10月1日。
パールナイトシェードティール×メタリックスパークブラックは強烈!
ニンジャZX-25Rが登場した今、250クラスは2気筒のニンジャ250から4気筒へと移り変わりそうだが、400クラスはベストセラーのニンジャ400が独自の魅力を放っている。48ps/10000rpmの398cc並列2気筒エンジンにニンジャ250とほぼ共通の167kgの軽量な車体、ラジアルタイヤなどを組み合わせ、価格は72万6000円とお値打ちだ。
ニンジャH2のノウハウを生かしたスチールトレリスフレームにφ41mmの大径フロントフォーク、ニンジャZX-14Rと同じφ310mmディスクにデュアルピストンキャリパーなど、装備も充実。電子制御機能は特にないが、もちろんABSは標準搭載される。
スポーティな外観ながらアップライトなライディングポジションで実用性も高く、ちょうどいい価格帯と高性能で人気を博している1台だ。
2021年モデルでは3つのカラーバリエーションすべてが置き換えとなり、ライムグリーン×エボニーのKRTエディションはアンダーカウルに白をあしらったニューグラフィックに。また従来は黒×灰のツートンをラインナップしたが、これは単色のメタリックスパークブラックとなり、価格は1万1000円安くなった。
そして注目なのは、パールナイトシェードティール×メタリックスパークブラックというニューカラー。ヤマハが海外で発表したYZF-R3も色名に“ティール”が含まれていたが、これは今季の流行ということなのだろうか。いずれにしても、あまり見たことのない青緑色は新鮮かつ強い印象を与えるものだ。
価格はツートンが72万6000円、単色ブラックは71万5000円となる。発売日は2020年10月1日だ。
KAWASAKI Ninja 400[2021 model]
KAWASAKI Ninja 400[2021 model]主要諸元■全長1990 全幅710 全高1120 軸距1370 シート高785(各mm) 車重167kg■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.9kg-m/8000rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=110/70R17 R=150/60R17 ●価格&色:緑×黒、青緑×黒=72万6000円/黒=71万5000円 ●発売日:2020年10月1日
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