スポーツマシンのカスタムパーツを数多く開発し、マシンカスタムには欠かせないブランドであるストライカーが、スーパーチャージドネイキッド、カワサキ・Z H2用にスリップオンマフラーをはじめとする数々のパーツをリリースした。ここではそのうちの6種類のパーツを紹介しよう。
ハイパーマシンの完成度をさらに引き上げる逸品パーツ
998cc並列4気筒にスーパーチャージャーを搭載したZ H2は、もはやストリートファイターという枠にも収まりきらない、強烈な走行性能と個性を持つハイパーストリートマシンだ。そんなマシンをさらに強化するパーツ群をストライカーが開発し、すでに販売中。ストライカーではかねてよりニンジャH2系のパーツ開発に意欲的で、満を持して専用パーツを生み出した格好だ。
まず注目したいのはスリップオンマフラーだ。ノーマルサイレンサーの7.5kgに対して、5.8kg減となる1.7kgを達成。走行性能向上はもちろんのこと、取りまわし時にもその軽さを体感できるほどの軽量化を実現している。ジョイント部とサイレンサー本体はチタン製で、カーボンエンドが組み合わされる。
ステップキットは、ノーマルを取り去った際に目立つフレーム部の処理を工夫したとのことで、マシンとの一体感を高めつつも肉抜き処理で軽量かつスタイリッシュに仕上げている。
ほかにもフレーム/アクスルスライダー、ラジエターコアガード、フェンダーレスキットがあり、いずれもストライカーがこれまでのパーツ製作で培ったノウハウが凝縮された逸品だ。
いずれのパーツも、Z H2の完成度をさらに高め、所有感を一段と引き上げる。オーナーならぜひともチェックしておきたいパーツ群だ。
“INTER MODEL”RC SLIP-ON OFF-Type B レーシング(12万6500円~)。こちらは競技専用で車検未対応。現在、車検対応マフラーを開発中なので期待しよう。
Sports Touring concept“ STC”STEP KIT(11万5500円)20/30/40mm幅でバック、20/30mm幅でアップに調節できる6ポジション対応。カラーオーダーも可能だ。
ガードスライダー。2種類の素材があり、ジュラコン樹脂製の標準仕様は1万4300円、オールブラックは1万6500円。カーボンコンポジット仕様は2万7500円。
アクスルスライダー フロント(1万2100円)は、本体はジュラコン樹脂、ベース部をアルミとして強度を確保。純正アクスルシャフトにボルトオンで取り付けできる。
ラジエターコアガード(3万8500円)は、軽量かつ十分な剛性を持つステンレス製。ハニカム構造を基本として中央部のみ目の細かい格子状として機能性を高めた。
アルミビレットフェンダーレスキット(2万8600円)。写真のグリーンアルマイトは初期ロットのみの限定品ですでに完売。現在はブラックのみが販売されている。
Z H2×STRIKER マフラーサウンド! Z900RSも
●文/写真:山下剛 ●取材協力:カラーズインターナショナル Tel:045-949-1345 http://www.striker.co.jp/ ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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