ナサートエボリューション タイプ2:性能とサウンドを追求し、あえて2本出しマフラーもリリース
ビート製のマフラーといえば、カワサキワークスチームが採用するブランドとしておなじみの存在。カワサキフリークなら、指名買いするユーザーも多いことだろう。当然、新型車であるニンジャ1000SXのオーナーは発売を心待ちにしていると思うが、そのラインナップは悩ましいほどのバリエーションで、嬉しい悲鳴となりそうだ。
まずイチオシなのは、左右2本出しのフルエキゾーストモデル。純正が集合タイプになったのになぜ? と思われるだろうが、サイレンサー容量の確保と排気効率から最もハイスペックに仕上がっており、左右対称のルックスは端正なシルエットと独特のサウンドを演出できる。重量的には集合タイプと2kgも変わらないので、こだわり派の選択として違いをアピールできるのだ。

【BEET NASSERT EVOLUTION TYPE II T2 左右2本出しフルエキゾースト 政府認証】純正集合マフラーが約13kgなのに対し、2本出しで約6.6kgという軽量化を達成。整然と左右に並ぶショートサイレンサーは、スタイル的にも完成されたものだ。サイレンサー角度を低くしたパニア対応モデルも用意される。●予価:29万7000円~ [写真タップで拡大]
ビート ナサートエボリューション タイプ2 T2 左右2本出しフルエキゾースト 政府認証
続いては、純正マフラーと同じ集合タイプのフルエキゾーストマフラー。長く突き上げたサイレンサーがスポーティで、純正の半分以下となる約4.7kgへ軽量化できる。パニア対応仕様も用意される。
ビート ナサートエボリューション タイプ2 1本出しフルエキゾースト 政府認証
順当な選択としては、集合タイプのフルエキゾーストモデルが一番の売れ線だろう。性能アップとルックス&サウンド面の向上で、高い満足度が得られる。これら2タイプのフルエキゾーストマフラーには純正パニアケース対応モデルもあるので、仕様に応じて選べるのは嬉しい限りだ。
また、手軽に性能&ルックスを良くできるスリップオンマフラーがすでに販売中。フルエキゾーストモデルを含む全サイレンサーにてクリアチタン/ブルーチタン/メタルブラック仕様があり、合計15バリエーションからマフラーが選べることになる。
マフラーに合わせてカスタムプラス
ハイパーバンク:3ポジションの選択が可能
ビート ハイパーバンク
ラジエターガード:保護とカスタムを両立
テーパーバーハンドル:速攻のアップハンキット

【ビート テーパーバーハンドルコンバージョンKIT】純正位置に対し、約40mmアップ/20mmバックのポジションが可能。左グリップヒーターは移植不可で、別途購入が必要となる。●価格:4万6200円 [写真タップで拡大]
ビート テーパーバーハンドルコンバージョンKIT
ブラックテール:硬派なスモークテール
●文/写真:川島秀俊 ●問い合わせ:日本ビート工業
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