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国産車新規購入ユーザーの平均年齢が54.7歳に【自工会 二輪車市場動向調査】

  • 2020/6/10

ユーザーの高齢化が進むバイク市場

日本自動車工業会による「2019年度二輪車市場動向調査」は、国内メーカーの新車購入者を対象に20年以上にわたって隔年で実施しているもので、定期的なバイクの市場動向調査としては唯一。今回は’18年6月~’19年5月に購入した4967人が対象となった。

まず注目は、購入者の平均年齢が52.7歳から54.7歳と2歳高くなったこと。前回調査と比べ、30代未満の構成比が6ポイント低下し、1ポイント増えた70代以上と同じ12%になった影響が大きい。年々高齢化が進んでおり、30代未満と70代以上が同じ比率とは、かなり驚きの結果だ。

新車購入者の平均年齢推移

購入者平均年齢の推移。全体の6割が買い替え、1割が新規だった。 [写真タップで拡大]

一方で新規の普通&大型二輪免許の取得者は増加。’13年以降減少していたが、今回は普通二輪が前年比6000人増、大型は1000人増加した。またオートマ125㏄まで乗車できるAT小型限定普通二輪免許が1000人増に。これは一日の教習時限制限が3→4時限に緩和された効果も大きいだろう。

一般の人から見たバイクのイメージは向上

回ごとにタイムリーなテーマを調べるトピック調査では、ユーザーと一般の人から見たバイクのイメージに関して興味深い結果が。一般人は「暴走族のイメージが薄れてきた」「自由人」などポジティブに捉えた回答が多く見られた。一方、ネガティブなイメージはライダーの方が多く、運転の仕方や安全性を懸念するコメントが多かった。

ユーザー(ライダー)のイメージ

【ポジティブ】

  • 昔は暴走族というイメージだったが、今はもう少し大人の乗り物というイメージ(40代男性)
  • 大きいバイクに乗ると格好いいという自意識はある(40代男性)
  • ちょいワルみたいなイメージ(50代男性)

【ネガティブ】

  • すり抜けのイメージが強い。スピードを出す人が多い。車の間を縫っていくバイクがいるのでそこが危険と感じる(40代男性)
  • スクーターのイメージが悪い。都内ではスピードを出してすり抜けていく人が多い(20代男性)
  • 事故が多いので怖い。何かあったときには命に関わる(20代女性)
  • ヤンキーのイメージ(30代男性)
  • あまりお金を持っていない人がバイクを買うイメージ(60代男性)
  • ナルシストが多いイメージがある(50代男性)

【ニュートラル/その他】

・若者は原付二種、年配者は輸入車など大排気量に乗るイメージ(40代男性)
・女性で大型に乗ると性格のキツそうなお姉さんのイメージ(20代女性)
・必要のない人は買わない乗り物。出かけるのが好きな人が買うイメージ(50代男性)
・よいイメージと悪いイメージが二極化している(60代・男性)

非ユーザー(一般の人)のイメージ

【ポジティブ】

  • 暴走族は昔に比べて減っており、暴走族のイメージは薄くなってきた(60代男性)
  • 趣味のイメージが強い(30代男性)
  • 自由人のイメージ。基本的に一人で楽しむ人が多い(30代女性)
  • 自転車のマナーが悪いので、自動二輪車のほうが自転車よりもマナーがよい(50代男性)
  • 女性がバイクに乗っているところを見ると格好いいと思う(50代男性)

【ネガティブ】

  • エンジンをかければすぐに乗れる気軽な乗り物だが、車と比較すると専門性が高く、難しいイメージがある(30代男性)
  • スピードを極端に出す、高速走行中に割り込んでくるなど、自己中心的なイメージ(30代男性)

【ニュートラル/その他】

  • こだわりが強そう(30代女性)
  • 地方では便利だが都会では不便な乗り物。地方には駐車スペースがあるが都会には駐車スペースがない(30代男性)
  • イメージはよい人と悪い人が両極端(50代男性)
  • カジュアルな感じではない(50代男性)

(ユーザー29名、非ユーザー17名にインタビュー)

●まとめ:沼尾宏明
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