’19年に発売されたトライアンフのスクランブラー1200XCに試乗。ボンネビルT120の脚長版という枠を越えた、本格デュアルパーパスモデルに仕上がっている。
●文:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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[△]足の熱さがつらいかも。特に夏は覚悟が必要だ
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2011年モデルとして初登場し、順次改良が加えられながら熟成してきたのが先代タイガー800だ。2015年モデルと2018年モデルでそれぞれバリエーション展開や大幅な軽量化といった変更を受けてきた。 そ[…]