人気のフーディージャケットが進化
スピーディ フーディーアーマーEVO試着インプレッション【安全性がさらにアップ】
- 2020/5/18
スピーディの街乗り向けフードジャケットとして人気の HOODIE ARMORがモデルチェンジして”EVO”を襲名。プロテクターは特殊な樹脂をブロック状に並べた、独自のウォーリア・タイプとなっている。
●文:大屋雄一 ●写真:真弓悟史
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[◯]ポケットは計3か所に。派手な裏地で注目度アップ
伸縮性のあるシェルと袖口や裾のリブニットにより、まるで街着のような雰囲気を持つスピーディのフーディーアーマー。着心地の軽さと十分以上の防風効果により、昨シーズンは撮影以外でも愛用していたのだが、これが「EVO」へと進化したというのでさっそくテストしてみた。

【SPIDI HOODIE ARMOR EVO】ポーラーのマイクロフリースは透湿防風ライナーをラミネートした3レイヤーで、立体メッシュパネルはストレッチ性がより高く、運動性向上に貢献。CE規格クラス1取得。●サイズ:S~2XL ●色:黒 黒×赤 黒×黄 ●価格:2万6180円 [写真タップで拡大]
最も大きな違いは、肩と肘のプロテクターだ。特殊な樹脂をブロック状に並べたウォーリア・テクノロジーを新採用し、保護面積を増やすとともに追従性もアップ。実際に着たときにもこの差は大きいと感じた。
また、裏地メッシュの追加による効果も無視できない。前作は表地のシェルのみで、裏起毛により特に不満は感じなかったが、新型はプラスされた裏地の肌触りが良く、インナーの滑りも良好。さらにカラーバリエーションによっては襟やフードの内側が色付きになるので、目立ち度も増した。
裾はリブニットからドローコードへ。前作は細いウエスト部分に丈が落ち着こうとする力があり、信号待ちのたびに裾を下げる必要があったが、新型はそれが一切不要に。さらに、防水仕様の内ポケットが追加されたというのも朗報と言えよう。
[△]価格はほぼ据え置きで、特に不満は見当たらず
これだけ進化していながら価格は1100円アップしただけ。テストした黒×黄は前合わせにカラーファスナーを使用しており、裏地と合わせてスタイリッシュな装いに。
[こんな人におすすめ]見た目はカジュアルながら、安全性はCE規格の折り紙付きだ
裏起毛と防風ライナーによって意外と寒さをしのげ、着心地もいいことから、旧作はプロテクターを外して街着に使っていたほど。新型も同様に防風効果が高く、組み合わせるインナーを工夫することで、真夏や真冬以外は十分に対応できるだろう。
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