普通自動車免許に付帯する原付免許はあるけれどバイクに乗ったことがない、また昔は乗っていたけど……とさまざまな理由でバイクに距離を感じているユーザーに朗報だ。Hondaが国内最大級のバイクレンタルサービス「HondaGO BIKE RENTAL」を4月6日に開始した。
2時間のお出かけから2泊3日のツーリングまで
ホンダは、2019年よりスタートした二輪市場活性化プロジェクト「ホンダゴー」の一環として、バイクに乗るきっかけとして、またバイクの魅力を手軽に体感できる手段として、「ホンダゴー・バイク・レンタル」を4月6日より開始した(北海道・沖縄は5月末より)。
このレンタルサービスは、「ホンダゴーからはじめよう。」をコンセプトに、バイクへの認知と理解の促進や、バイクに触れて乗れる機会の拡大を目指す新たな取り組み。ホンダによれば、二輪免許を取得したもののバイクを所有した経験がないという方は4割以上にのぼるといい、ウェブ予約による手続きの利便性や用品のレンタル、保険&補償プランの充実などで心理的なハードルを下げることにより、バイクに触れる機会を拡大していくのがねらいだ。
取り扱いモデルは店舗によって異なるものの、原付一種(50cc)から大型二輪までさまざま。料金プランは、お試し的に利用できる2時間以内の「ショートプラン」から2泊3日のツーリングを想定した55時間の「ロングGOGOプラン」まで、さまざまなニーズに対応している。1時間または24時間の延長料金も設定され、さらなるロングツーリングなどにも柔軟に対応する。
すでに展開されている、キャンプ場における無料のバイク貸し出し(50cc)サービス「ホンダゴー・バイク・スタンド」や、屋外フェスでの試乗イベント「ホンダゴー・バイク・チャレンジ(50cc~125cc)」とあわせて、バイク市場のさらなる活性化に向けて取り組んでいく。
申し込みの手順はカンタン!
HondaGO BIKE RENTAL 概要
■申 込 方 法:HondaGO BIKE RENTALホームページからのお申し込み
URL:https://hondago-bikerental.jp/
■支 払 方 法:オンラインによるクレジットカード決済のみ
■取 扱 店 舗:Honda二輪車正規取扱店のうち、HondaGO BIKE RENTALに加盟している販売店。詳細はHondaGO BIKE RENTALホームページにて
■取扱いモデル:Honda公式ホームページ内のバイクラインナップに掲載している公道走行可能なモデルが対象。店舗によって取り扱うモデルが異なる
■有償オプション:ユーザーの身体を守るヘルメット等の洋用品類の貸出オプションと、万が一の事故や転倒によりレンタル車両の修理費用が車両価格の20%以上となった場合、ユーザー負担となる修理費用の一部を補償する車両保険(料金はモデル毎に異なる)をも用意される。料金については記事下方の別表にて
保険と補償
■任意保険
■ロードサービス
■車両保険(オプション)
HondaGO BIKE RENTALは万が一の事故や転倒にも対応した保険&補償プランを用意している。任意保険とロードサービスは基本料金に含まれ、有料オプションで車両保険にも加入できる。ヘルメット、グローブ等の洋用品やオプション品は保険適用外となるほか、車両保険に加入していても盗難の場合や事故、転倒時の営業補償は別途請求となるので注意したい。任意保険は対人&対物が無制限、搭乗者500万円と(表を参照)と安心だ。
バイクレンタル料金【価格も気軽な50ccから最高峰のCBR1000RR-Rまで】
HondaGO BIKE RENTALの料金は、さまざまな利用状況に対応するきめ細やかな設定となっている。試乗会よりも少し時間をかけて乗ってみたい場合などに便利なSHORTプランは2時間までとなっており、例えば片道10km~ 20km程度の走行で、風を感じたりバイクの特徴をつかんだりできそうだ。もっと乗りたい場合には4&8時間も用意されるほか、ツーリングにも使える24時間やLONG GOGOプラン(~55時間)の長時間プランも設定される。洋用品は1日単位だ。
劇中のカラーを忠実に再現したスーパーカブ110がレンタル配備される!
2019年に公開された人気映画の「天気の子」では、主人公の仕事仲間・夏美が愛車としていたピンク色のスーパーカブ110が注目された。このスーパーカブ110・『天気の子』Ver.が、レンタル車両として配備される。配備スケジュール等は店舗によって異なるので、予約の際にチェックしたい。
次回はヤンマシ流レンタルバイクの楽しみ方を提案します!
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