ブレーキレバーを引いた状態で固定し、同時に盗難抑止アラームがセットされるという、1台2役をこなす便利な「ガードッグ バイスガードII with ALARM」(ミツバサンコーワ)をテストしてみた。ロングセラーとして売れ続けているのも納得できる逸品だ。
●まとめ:大屋雄一 ●写真:真弓悟史 ※本内容は記事公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※掲載されている製品等について、当サイトがその品質等を十全に保証するものではありません。よって、その購入/利用にあたっては自己責任にてお願いします。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
携行しやすいデザイン&安心の高強度ボディ
’12年に発売、’17年にグリーンを追加するなど、ロングセラーとなっているミツバサンコーワのバイスガードⅡ。ブレーキレバーを引いた状態でロックするので車両の移動が困難になり、さらにスロットルも回せないので配線を直結しても駆動力が使えない。さらに、傾斜センサーによる盗難抑止アラームも内蔵しているので、破壊も困難というわけだ。
サイズは69×52×158mmで、重さは500gを公称。かなりずっしりとした印象だ。ディンプルキーで解錠してアンダーカバーを開き、レバーを差し込むスライダーの位置を調整。あとはスロットルグリップを挟み込むように装着し、レバーを引けば装着完了だ。約20秒経過するとアラームがピッと鳴って警戒モードが、その後は上面の青LEDランプがゆっくりと点滅を繰り返す。
セット状態から本体の角度が約9度変化すると、110dbの警報アラームが鳴り響く。実際には角度よりも振動に対する反応に敏感で、しかも本体が高い位置にあるので遠くまでアラームの音が響く。普段使いはもちろん、携行しやすいサイズなので出先での施錠にもピッタリだ。
【バイスガード ダイヤルレバーロック】アラームなしの新製品も登場’19年5月に追加されたバリエーションモデル。アラームをなくし、3ケタのダイヤルロックを採用したもので、公称240gと軽量なの
[△]外し忘れの可能性が低く、特に不満は見当たらず
類似の製品でアラーム付きのディスクロックがあるが、このバイスガードIIは立ったまま装着でき、しかもまず最初に触れる場所に付いているので、外し忘れの心配が低い。
[こんな人におすすめ]故障しにくく使い方も簡単。さすがは長寿商品
グリップ径やレバーとのクリアランスなど、適合条件は公式サイトにあるので購入前に確認してほしい。以前から気にはなっていたが、実際に試してみて売れている理由に納得。存在をアピールしたいのなら写真のオレンジがオススメだ。
ガードッグ バイスガードII with ALARM[ミツバサンコーワ]●色:黒、橙、緑 ●価格:1万1660円
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