第47回マシン・オブ・ザ・イヤー2019

信頼できるエンジンオイルを使ってこそ好調さやパワーアップ感を「実体感」できる。

高回転ユースの小排気量にも向いているオイル「スーパーゾイル」 #モトメカニック

  • 2019/11/30
スーパーゾイルで楽しいバイクライフ

サンデーメカニックがリピーターとなり、その性能や使用前との違いがクチコミで広がり、多くのユーザーに注目されているスーパーゾイル。潤滑油の性能が異なることで、それまでとは違った、体感性能を得られるのが楽しいと語るファンも多い。4サイクルの小排気量エンジンは、常時高回転ユースで走るケースが多いため、大型モデル以上にオイル管理は厳格に行いたいものである。ここでは88ccにボアアップした原付二種登録のホンダモンキー、キャブ仕様車のオイル交換を実践してみよう。

マシンオーナーの考え方で、使用するエンジンオイルには違いが出てくるもの

「ブランドオイルを使いたい」「いつも同じ商品を利用し続けたい」などなど、それがオーナー心理というものだし、それもひとつの「こだわり」だろう。決して間違いではない。

今回、オイル交換を実践するモンキーのマシンオーナーさんにお話しを伺うと、特に、こだわりのブランドオイルを使っているわけではなく、高品質だと判断したエンジンオイルを使ってきたそうだ。

そこで今回は、スーパーゾイル成分がすでに添加され、使い勝手が良いことで評判の、セミシンセティックゾイル10W‐40を利用し、オイル交換を実践した。

セミシンセティックゾイル 10W-40 4サイクルエンジン用
セミシンセティックゾイル 10W-40 4サイクルエンジン用
1000ml◎3500円税抜 4000ml◎13800円(税抜)
4サイクルエンジン用として開発されているスーパーゾイルのシリーズ商品。通称「ゴールドラベル」の4サイクルエンジン用スーパーゾイルは、オイル全量に対して10%の添加。白ラベルのスーパーゾイル・エコは、5%の添加。セミシンセティック・ゾイルは、スーパーゾイルをあらかじめ添加してある半合成(部分合成)オイルで、粘度は10W-40となっている。今回は使い勝手が良いセミシンセティック・ゾイルを利用した。

例えば、旧車や空冷エンジンに、100%化学合成の低粘度オイルを利用すると、浸透性の高さが大きく影響し、クランクケース周辺にオイル滲みやウエット感(汗をかいたような印象)が出やすい傾向がある。現代の高性能エンジンは、開発段階で低粘度オイルを利用し、時には超低粘度オイルを指定し、開発されている例もある。そんな高性能な低粘度オイルを利用したい、利用してみたいという気持ちは、旧車オーナーにもあるとは思うが、オイル滲みやウエット感が発生しては…… と思うと、なかなか使いにくい現実もあるし、それを理由に鉱物油を使い続けているマシンオーナーもいる。

旧車系エンジンの場合は、低粘度オイルを利用したことで、シリンダーベース付近からクランクケースロアあたりにかけて、ウエットな印象になる例もある。オイル漏れではないのだが、そんな経験を持つサンデーメカニックもいるはずだ。

今回使用した車両
カスタムパーツとして販売されているメインスタンドを取り付けたキャブ最終仕様のモンキー。オイルレベルの測定時はタイヤを接地させて確認作業を行った。

今回のモンキーのように、常時高回転ユースでファンな走りを楽しんでいる場合は、大型車以上にオイル管理には気を配りたい。エンジンオイルが性能低下する理由は様々だが、やはり「高回転ユース」が大きなキーワードになる。大型車はエンジン回転を高めなくても、太いトルクを利用し、低回転キープで走れるものだが、常用高回転ユースの小排気量車は、そうはいかない。したがって小排気量車ほど、エンジンオイルの劣化スピードが早くなる事実を、肝に銘じておきたい。

摩擦熱に反応し、金属表面を改質再生する効果を持つのがスーパーゾイルの特徴である。つまり高回転ユースの小排気量エンジンでこそ、高い効果を得られるわけだ。セミシンセティックゾイルを利用した理由は、浸透性が高すぎない半合成油であることと、粘度が10W‐40なので熱だれしにくいオイル性能を期待できるからだ。旧車系空冷エンジンのマシンオーナーさんには、是非、セミシンセティックゾイルをお試し頂きたい。

エンジンオイルを抜き取るときの諸注意
(左)大容量のエンジンオイルを抜き取る大型車なら尚更だが、小容量の原付エンジンでも、エンジンオイルを抜き取るときには暖機運転を行った後に作業しよう。 (右)エンジンオイルを抜き取るときには、ドレンボルトを外した直後、もしくは外す前にオイルフィラーキャップを抜き取り、排出を促す。ドレンボルトはねじ山を点検しよう。
新品のドレンガスケットに交換した
(左)ドレンガスケットは繰り返し利用していたとマシンオーナー。完全に潰れていたので、今回のオイル交換時には新品のドレンガスケットに交換した。 (右)エンジンオイルをしっかり抜き取ったら、ウエスでクランクケースのドレンボルト周辺をしっかり拭き取り、ボルト復元時に汚れを噛み込まさないこと。
セミシンセティックゾイルを利用
(左)セミシンセティックゾイルを利用。100%化学合成か? 鉱物油か? 粘度指数にこだわりがあるか? そんなユーザーには、添加して使うスーパーゾイルがお勧めだ。 (右)ホンダ横型の旧式空冷エンジンの場合は、オイル交換時の利用量はおおむね550~600ml。まずは500ml程度注入し、最初から使用全量は注入しない。
エンジンオイルは入れすぎに要注意
(左)新しいエンジンオイルを注入した段階では、オイルフィラーに付くレベルゲージの半分程度にとどめておく。エンジンオイルは入れすぎに要注意。 (右)エンジン始動後、アイドリングさせた後に軽くエンジンを吹かし停止。前後タイヤは地面に付けて車体を垂直にした状態でオイメレベルを確認。八分目まで注入。

その他のスーパーゾイルのラインナップ

スーパーゾイル for 4cycle 4サイクルエンジン用
スーパーゾイル for 4cycle 4サイクルエンジン用
100ml◎2600円税抜 250ml◎5800円税抜 320ml◎6800円税抜 450ml◎9800円(税抜)
長きに渡り数多くのリピーターに愛されている、通称「ゴールドラベル」のベストセラー商品がスーパーゾイルfor 4cycle。エンジンオイル全量に対して10%添加する。金属表面の改質再生効果を期待できる商品だ。初めて利用したときには、オイルの汚れが早くなる特徴を持っているが、これは金属表面の改質再生過程で落ちるスラッジによるもの。
スーパーゾイルECO for 4cycle 4サイクルエンジン用
スーパーゾイルECO for 4cycle 4サイクルエンジン用
200ml◎6800円税抜 320ml◎9800円税抜 450ml◎12800円(税抜)
スーパーゾイルの成分を濃縮することで、添加量は従来製品の半分。使用オイル全量に対して5%の添加で利用するのがスーパーゾイルECO。従来製品と比較しても、同様の効果を得られるとしてECOのファンも多い。添加量が半分で良いのでコストパフォーマンスに優れている。

取材協力 パパコーポレーション

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モトメカニック編集部

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